2007-02-28 第166回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
私はちょっと意外だったのは、多分対人地雷の後に劣化ウラン爆弾の禁止条約ができると思っていたんですけれども、クラスター爆弾が先に出てきて、これはこの間のレバノン戦争のときの、結果として非常に悲惨であると、戦争が終わった後で、子供たちがおもちゃだと思ってそれを拾って犠牲者が出るという、そういう世にも非道な爆弾であるということで有名になったので、NGOが先に取って、これをオスロ・プロセスに持っていったんだと
私はちょっと意外だったのは、多分対人地雷の後に劣化ウラン爆弾の禁止条約ができると思っていたんですけれども、クラスター爆弾が先に出てきて、これはこの間のレバノン戦争のときの、結果として非常に悲惨であると、戦争が終わった後で、子供たちがおもちゃだと思ってそれを拾って犠牲者が出るという、そういう世にも非道な爆弾であるということで有名になったので、NGOが先に取って、これをオスロ・プロセスに持っていったんだと
二〇〇四年春、CIAレポートは北朝鮮は二〇〇七年までにウラン爆弾が作れるようになるのではないかとも述べました。最高で一年間に六個製造できる。拉致と核、ミサイル問題は一つ、切り離せません。北は、北朝鮮は核爆弾を作り、間もなく実験を繰り返し、完全な核兵器として実用化、強い立場にあると考えているのではないでしょうか。外交交渉は自分が強い立場か弱い立場か、どちらにあるのかという分析から始まります。
今の御質問の劣化ウランの問題につきましても、これは世界に先駆けて、平和国家であるところの日本が中立な立場から、これらの現状その他について、例えば今も特定の大学で日本から行った研究者が枯れ葉作戦の後遺症についての調査などをしておりますが、劣化ウラン爆弾の問題を含めて、こういうような研究調査を日本こそがやはりでき得る極めて有利な立場にあるのではないかというふうに私は考えますので、先生のおっしゃるような意味
長崎の原爆は御存じのとおりプルトニウム爆弾であります、広島はウラン爆弾ですけれども。現にそういうことで日本に当てはめますと千数百個の核弾頭ができる。それもこの秋にイギリス、フランスからプルトニウムが返ってくる。一船ごとで、船一回で一トンというふうに言われているわけですから相当な分量が急速に蓄積される。一方で、これを使うはずの動燃の「もんじゅ」は果たして運転ができるのかどうか。
周知のとおり、一九四五年の広島型はウラン爆弾であり、長崎型がプルトニウム爆弾であることは御承知のとおりであります。少量のプルトニウムがあのような惨害をもたらすことを人類最初に経験した日本国民こそ、最も正確な情報を知る権利があると思うのでありますが、いかがでしょうか。
一般的にウラン爆弾の場合に、広島に使用されたのが九五%濃縮、高濃縮ウランである、それから軽水炉の発電所に使うのは三%ぐらいの低濃縮ウランであって全く爆発の可能性がない、ここまでは一般社会にも御理解いただいている。
昭和二十年八月六日、広島上空で炸裂したウラン爆弾、同月九日、長崎に投下されたプルトニウム爆弾が、爆心地から半径約四キロメートルの範囲内にいた人々を、老若男女の区別なく一瞬にして殺害し、それ以外の地域にいた人々も閃光によって皮膚に火傷を負い、あるいは放射能を浴びていわゆる原爆症にかかった者が多数に及び、広島市においては少なくとも死者二十四万人以上、負傷者十六万三千人以上、長崎市においては死者七万三千人以上
ことに本年度の英国の国防白書などにも強調されておりますように、水素爆弾とかウラン爆弾、それにまたこれを弾頭につけた長距離誘導弾などか発達して参りますと、大規模の戦争は事実上不可能になってくるのであります。ところが今のところは、全面的に戦争の防止ができるような国際情勢にはなっていない。