1998-12-17 第144回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
具体的には、彩福祉グループなどの社会福祉法人による補助金等の過大受給の問題ですとか、動力炉・核燃料開発事業団におきますウラン廃棄物貯蔵ピットの改修に係る予算の要求あるいは執行の問題などがございます。 それから第二に、社会や経済の動向に即応した検査を行いまして、時代の要請にこたえる検査を行った結果を報告したことが挙げられようかと思います。
具体的には、彩福祉グループなどの社会福祉法人による補助金等の過大受給の問題ですとか、動力炉・核燃料開発事業団におきますウラン廃棄物貯蔵ピットの改修に係る予算の要求あるいは執行の問題などがございます。 それから第二に、社会や経済の動向に即応した検査を行いまして、時代の要請にこたえる検査を行った結果を報告したことが挙げられようかと思います。
ウラン廃棄物貯蔵ピットの管理問題についてのお尋ねもございました。 当庁が動燃の現場を把握し、適切な安全監視や業務指導をしていればこのような不祥事を防ぎ得たことから、当庁としても反省すべき点は多いと考え、現在、施設の状況や予算執行の実態を的確かつ継続的に把握できるよう、現場重視の徹底などに取り組んでいるところであります。 それから、科学技術庁の報告書を再提出すべきとの御指摘がございました。
○大口委員 私からは、まず、動燃のウラン廃棄物貯蔵ピットの予算執行の問題についてお伺いをしたいと思います。 この問題については、科学技術庁長官も現地に行かれまして、そしてまた、その中でも施設に収納したドラム缶が腐食したり破損したりということを現実に見てこられたということで、いまだに全然抜本的な解決がなされていないということであるわけです。
○加藤(康)政府委員 今御指摘の点につきましては報告書の中に確かに入ってございませんが、この業務状況報告書におきましては、ウラン廃棄物貯蔵ピットの予算執行問題に絡みまして、特に認可予算と執行が乖離していた、そういうことと、それから経緯につきましていろいろ調査をさせていただきました。
○谷垣国務大臣 今回の動燃の安全性総点検ですが、ウラン廃棄物貯蔵ピット問題等を特に重く受けとめまして、そして新法人に改組をしていくということになっておりますから、新法人に業務を引き継ぐ前に施設や設備にかかわる問題点を、これはもう大小問わずすべての項目を洗い出す、こういうことで動燃で自主的に実施されたというふうに承知しているわけです。
再処理と高速増殖炉という核燃料サイクルのいわば中核施設の大事故と今回のウラン廃棄物貯蔵ピットのずさんな管理、動燃のうそつき体質と秘密主義、科学技術庁の重大責任、国民の目は今原子力政策そのものに向けられています。にもかかわらず、動燃が推進役を担ってきた原子力政策そのものはいわば聖域扱いにして動燃の改革論議を進めるというのは、結局動燃の衣がえにすぎないのではないんでしょうか。
○阿部幸代君 そもそもウラン廃棄物貯蔵ピットが五十センチメートルの点検口からしか中を見ることができないで、科学技術庁の八二年の廃棄物の異常の有無を定期的に確認することという指導も現実に実行に移すことが構造的に難しく、また、防水モルタル施工がなされていなかったピットもあるということが九三年の業者による調査までわからなかったこと自体が問題だというふうに思うわけです。
そこで、今の答弁にかかわってお聞きしますが、ウラン廃棄物貯蔵ピットが、動燃の独自に作成した保安規定に基づいて自主的に管理する施設、今おっしゃったいわゆる使用施設であって、科学技術庁の定期検査の対象となるいわゆる管理施設ではないということ、この使用施設が日本全体に今およそ百六十ないし百七十はあって、年間二十ないし三十件を調査しているということを伺いました。
最初に、東海事業所のウラン廃棄物貯蔵ピットのこの問題、簡単なところから事実関係を伺っておきたいと思うのですが、この施設というのは、原子炉規制法の許可を受けているものであり、そして、核原料、核燃料物質の製錬に関する規則とか、あるいは同廃棄物管理事業に関する規則、こういうふうな政令に基づく保安規定を定めて、それを日常的に実施するために「ウラン系放射性固体廃棄物受入貯蔵管理作業要領書」を動燃の方でおつくりになって