2001-06-04 第151回国会 参議院 決算委員会 第3号
まさに景気と改革というのは一匹のウサギそのものなんだということです。大体言わんとされていることはわかるわけでありますけれども、まさに持続的な経済成長ということを考えるならば、改革なくしてそういった向こう岸はあり得ないんだという考えに立っていると。
まさに景気と改革というのは一匹のウサギそのものなんだということです。大体言わんとされていることはわかるわけでありますけれども、まさに持続的な経済成長ということを考えるならば、改革なくしてそういった向こう岸はあり得ないんだという考えに立っていると。
それは、小さな家に住んでアリのように働く姿をやゆすると同時に、いや、それ以上に、ウサギそのものを忌み嫌う本音がそこに隠されております。したがって、経済力のない日本なんて、それこそクリープのないコーヒーなんてじゃないけれども、間の抜けた、だれも相手をしてくれないちっぽけな国になってしまいかねない。これは現実である。 そして、国のかじ取りの役は政治です。ここが間違うと大変なことになります。
ウサギは中小企業者、オオカミ、ライオンは大企業、それはお客様をとるだけではなくして、ウサギそのものを食べてしまうんです。おわかりでしょうか。ここなんです。力があるから二倍や三倍食うぐらいのことで、そう中小企業者がぎゃあぎゃあ言うんじゃないんです。オオカミやライオンは、野菜畑の野菜を全部食べる前に、まずそのウサギを食べるんです。