1989-10-31 第116回国会 衆議院 決算委員会 第1号
○有馬政府委員 私手元に持っておりませんけれども、先生がおっしゃっておられるのは、最終的に採択される方向にございますナン・ウオーナーのことだろうと思いますけれども、ここにおきましては、米国行政府を法的に拘束する内容ではございませんけれども、最終的にそのような文章が出たかどうかまで確認いたしておりませんけれども、例えば日本の防衛費とODAがNATO諸国の平均のそれに近くなることといったようなこと。
○有馬政府委員 私手元に持っておりませんけれども、先生がおっしゃっておられるのは、最終的に採択される方向にございますナン・ウオーナーのことだろうと思いますけれども、ここにおきましては、米国行政府を法的に拘束する内容ではございませんけれども、最終的にそのような文章が出たかどうかまで確認いたしておりませんけれども、例えば日本の防衛費とODAがNATO諸国の平均のそれに近くなることといったようなこと。
ウオーナー博士その他がドリーム・リストというものを後に示されましたが、それを渡されるときに、このうち一点でも出れば、アメリカ側は満足するということであるということが繰返されておりまして、成るほどウオーナーさんあたりは、流石に日本美術の品質上の極めて薄弱な材質で……、この間博物館の野間君が耐久力というようなことを申しておりましたが、長期の陳列さえも懸念される、つまり褪色が考えられるといつたようなもので
それならば、どういう人たちが来るのかと言つて聞きましたところが、ロツクフエフー氏が申されるのには、ウオーナー博士のような人が最も適当と考える。そしてなおウオーナー氏は高齢のことでありますので、もつと若い元気な学者を添えて日本に派遣するということにいたしたい、こういうことを申しておられたのであります。
このとき私は、首相がロイターのウオーナー前東京支局長に駐兵を希望すると語つたことについて確かめたのでございます。これに対し総理大臣は、新聞の記事には責任を負わない旨の答弁でした。今にして思えば、首相はやはりあのときから米軍の駐留を希望していたのは事実だつたということになるのです。
ラングドン・ウオーナー氏は、これをヴァチカンのシスチン・チヤぺルや、スタンプールのアヤソフィヤに比しておられまするが、薬師寺の三尊仏や、三月堂の諸彫像に示された芸術的表現は、ここで一段のさえを示しているのであります。しかも、この時代の作品が現在中華民国に皆無であるのを思うとき、この世界的壁画の焼失は惜しみても余りあるものがあります。
顧みれば太平洋戦争以来、わが古美術はほとんど捨てて振り返られるところがなかつたのでありますが、ウオーナー博士を初め、アメリカ将兵の理智と良識とが、わが奈良、京都を爆撃から救つたことが明らかとなるに及んで、われわれもにわかに反省し、ただひたすら古美術品の散逸防止に努力いたしたのであります。
○伊藤(憲)委員 これは三月二十日の朝日新聞のトップ記事でありますが、シンガポールにてというのでデニス・ウオーナーという朝日新聞の特派員が電報を打つております。
私がウオーナー君に話した内容なりとして新聞に出た記事についての御質問でありますが、私は從來、新聞の記事については一切責任を負わないのであります。從つてまた、これには御答弁いたしがたいのであります。
五月十一日付の朝日新聞のロイター特約の報道によりますと、首相は、ロイター前東京支局長ウオーナー氏との單独会見にて、幾つかの重大問題に触れて語つておられるのであります。これを私は三つの点に要約して、首相に御質問を申し上げるものであります。 その第一点は、首相が講話條約の後における駐兵を希望されて、こう語つておる点であります。
そこで私最後にこの機会に御報告させていただきたいのですが、十一日の外務委員会に首相の出席を求めて私が質問したいと思つておりました、ロイターの前東京支局長のウオーナー氏との單独会見談、あれについて一片のメモをもつて外務大臣から、忙しいから出席ができない、しかしあの記事は誤りであつた、こういうことを委員長から報告されたのであります。
回顧すれば、一昨年第一回國会当時、時の文化委員長福田繁芳君は本会議での緊急質問において、國宝重要美術品の散逸は、奈良、京都を爆撃から救つたウオーナー博士に対して相済まないと申されましたが、そのウオーナー博士は今度の金堂火災を聞知せらるるや、ただちに翌一月二十七日フオツグ博物館に、壁画展覧会を催しそのみずから執筆せられた解説において、この法隆寺金堂をヴアチカンのシスチン・チヤペルやスタンブールのアヤ・ソフイヤ
さらに昨日は、特に議長が会いたいということで、議長室に参りましたところ、幣原議長より、アメリカのウオーナー博士がフオツグ博物館に、自分が秘蔵しておつた法隆寺壁画の原寸大の写眞をかけまして、展覽会を催されたことをお話されまして、その原寸大の壁画写眞の原版が日本にもあるはずである、これを永久に保存することが、日本の文化のためにも必要なことであると自分は思うが、文部委員会でも、このことを取上げて協力してはくれないかというお
なるほどわれわれも今年の耐乏予算の状況等は承つてはおりますけれども、先ほども法隆寺の問題に関しまして武藤專門員からるる話がありましたように、アメリカのハーバード大学のウオーナー博士は、日本の古美術等を守るために、京都、奈良の爆撃をやめさせ、日本の國宝その他を守つてくれたのみならず、法隆寺の焼失に際しては、絶大の関心を拂われたということであります。
史跡名勝天然記念物の維持保存ということは、太平洋戰争以來とかく閑却せられていたところでありますので、この方面の請願中、第五二五号、丸亀城付属建造物を國宝に認定の請願、第七六〇号、錦帶橋を國宝に認定の請願、第一五七八号、龍角寺本堂修理費國庫補助の請願、それに第一四五四号、伊能忠敬記念館設置並びに旧宅修理費國庫補助の請願を採択に決しましたが、わけても奈良縣の國宝重要美術品は、這般の戰争中その爆撃を阻止せしめたウオーナー
諸君は、昨年四月十一日に、マッカーサー元帥のお招きによりまして、総司令部の美術部顧問としてわが國を訪ねられ、わが文化界各方面の温かい歓迎と心からなる感謝をうけながら、八月十七日に無事任務を完了いたしてアメリカにお帰りなすつたところのラングドン・ウオーナー博士の名前は、今なお御記憶と私は存じております。