2020-04-02 第201回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
ダイヤモンド・プリンセスの後に、クルーズ船のウエステルダム号、あったと思います。このクルーズ船に関しては、コロナウイルス感染者の方がいるおそれがあるということで入国を拒否することを決定して、日本国内への入港取りやめを要請をされているところなんですけれども、これは一般国際法上、何を根拠にこのような対応を取られたのかというところをお教えいただけますでしょうか。
ダイヤモンド・プリンセスの後に、クルーズ船のウエステルダム号、あったと思います。このクルーズ船に関しては、コロナウイルス感染者の方がいるおそれがあるということで入国を拒否することを決定して、日本国内への入港取りやめを要請をされているところなんですけれども、これは一般国際法上、何を根拠にこのような対応を取られたのかというところをお教えいただけますでしょうか。
ヨーロッパが今大変で、またそこから移動禁止とかいうことにもなっておりますけれども、また最初に戻って水際作戦ということが必要になるかも分かりませんのでお尋ねしたいんですが、当初、このダイヤモンド・プリンセス号が横浜へやってくると、前後してそのウエステルダム号というのがやってきて、これは入港を拒否されているわけですが、その間の、一つは認めて一つは帰っていただいたというその間の経緯を御説明いただけませんか
ダイヤモンド・プリンセス号はイギリス、それからウエステルダム号はオランダです。これ、漂流中に、漂流中ってどこにも寄港できない状況で感染症が中で発生している、それ、旗国は何か指示できないんですか。
ウエステルダム号とそれから今御言及ありましたダイヤモンド・プリンセス号、時期的にはダイヤモンド・プリンセス号が先に我が国に入港しております。その後、ウエステルダム号が我が国に向かっているという情報が入っております。
ダイヤモンド・プリンセス号を十四日以上もとめ置き、かつウエステルダム号をお断りしました。ウエステルダム号が入港を希望していたのは、まさに特定検疫港湾にプラスした那覇港でありました。 大変残念ながら時間が来てしまったんですが、今回のウエステルダム号の上陸拒否は、最終的には法務省の入管法のあれでありますけれども、港湾の管理者への通達と海事局からの申出というものがあったわけですよね。
ただ、一方、この後に来る予定だったウエステルダム号は、二月六日の閣議了解で上陸を認めないとされて、最終的にカンボジアで受入れとなったわけです。しかし、船内で感染者が出たわけでもない、しかも武漢由来でもない、二千二百名もの乗客乗員を、言ってみれば受入れが決まらないで漂流させるような重大な決定をしたわけですよね。その根拠はどこにありますか。
なお、その後、同号が、マレーシアにおいてウエステルダム号から下船したアメリカ国籍の乗客一名が、帰国の途中、マレーシアの空港で受けたPCR検査の結果、陽性が確認されたと発表しております。
○森国務大臣 お尋ねの香港発の船舶ウエステルダム号については、新型コロナウイルス感染症の症状がある者が乗船しているとの関係機関からの情報等があり、二月六日、政府として、同船舶内で感染症が発生しているおそれがあるものと判断したものでございます。
このまま放置しておいて、香港から来たウエステルダム号について、閣議了解で書いてありました。しかし、これからもいろいろなことが起こり得る。それをこの十四号の、法務大臣において日本国の利益又は公安を害する行為を行うおそれがある者と。政府の発表によれば、これはテロリストたちを念頭に置いたんだと。物すごく漠然とした規定ですね。このままやるのはよくないんじゃないかと思うんです。
そういう中で、例えば武漢から湖北省に、入管法を使って、パスポートを持つ人、外国人、二週間以内に行った方々の入国を拒否する、あるいはウエステルダム号の入国を拒否する、あるいはウエステルダム号に乗船をしていた外国人の入国を拒否する、これは今までにない対応でございますが、そういう対応を我々は行ってきているところでございます。