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18件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2013-05-02 第183回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

実は、この戦略は一六四八年のウェストファリア条約から今日の国連憲章につながる西側の思想の対極にあるものである。この戦略に従って、日本軍事的参加を求める集団的自衛権の行動が付随的に出てくる。あくまでも、攻撃は米国及びその同盟国側がスタートすることを前提としている。  こうした戦略がいかに間違ったものであるかは、イラク戦争アフガニスタン戦争が明確に示している。

孫崎享

2011-03-09 第177回国会 衆議院 法務委員会 第2号

江田国務大臣 主権国家は何だというのはなかなか大きな御質問ですが、私は、これは世界史歴史の中で、ウェストファリア条約ですか、その後、近代主権国家というのが生まれてきたということだと思いまして、領土と、そして国民と、そしてそれぞれの国の自立権といいますか、そういう主権というものがあるんだと思います。

江田五月

2003-07-24 第156回国会 衆議院 憲法調査会 第9号

まず、一六四八年にウェストファリア条約という、ヨーロッパ中心ですけれども、いわゆる国民国家という体制ができ上がったわけでありまして、それが二度の二十世紀大戦を踏まえるまで、第一次世界大戦で崩壊したという意見もありますけれども、何とかもっていた。しかし、その中にはいろいろな問題点が抱合されてきたことも事実であります。

中川昭一

2003-06-04 第156回国会 参議院 憲法調査会公聴会 第1号

ラムズフェルド国防長官は、十七世紀ウェストファリア条約に言う国家主権内政不干渉はもう古いと言っています。つまり、アメリカが新しい世界秩序を作るというわけです。大量破壊兵器ということでしたが、今日なおそれは見付かっておりません。最近、ウォルフォウィッツ国防長官は、あれは戦争を正当化するための口実だったと言っております。  攻撃は三月二十日、大統領官邸の周辺への集中爆撃で始まります。

尾形憲

2003-04-03 第156回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第3号

例えば、ウェストファリア条約以後の主権国家並立体制というものを一つ前提とした上で、そういう主権国家というものは、国内法国際法のいかなる制約があっても、いざ国が滅びるとなったら実定法を無視して戦う権利があるのだという議論は、国際法上もありますけれども、そういうことを言い出したら国際法は成り立たないという議論もあって、自然法というのか自然権というのがあるのかどうかとか、そういう法哲学的な議論もあり

長尾龍一

2003-03-03 第156回国会 衆議院 予算委員会 第20号

ここ数百年、人によってはウェストファリア条約以来という言い方もされますけれども、国際関係というのは、国民国家といいましょうか、国と国との関係ということで基本的に律せられたといいましょうか、動いてきたわけでございますけれども、ここへ参りまして、グローバリゼーションの進展その他の関係もございまして、世の中を、世界を動かしていく上においても、あるいはその秩序を破るという面においても、国家以外の存在というものが

池田行彦

2002-12-06 第155回国会 衆議院 外務委員会 第10号

確かに、先制攻撃論というのは、十七世紀以来延々と続いている例のウェストファリア条約に基づく国家主権という問題で、ただし今回の場合には、テロリストというものは国家とはもし直接関係がないものであるならば、そのウェストファリア条約的な、国家同士攻撃を受けた場合にのみ反撃が許されるという概念が適用できるものかということに関して言うならば、私も確かに疑問を持ちます。  

江畑謙介

2002-11-13 第155回国会 衆議院 外務委員会 第4号

先日、党首討論の席で、土井党首国連憲章の五十一条を引きまして、国連憲章の五十一条ができていく前史として、大変な限りない戦争殺りく歴史の中で三百五十四年前ウェストファリア条約というのができて、この中では、国家主権相互尊重自衛権は認めるけれども、これは顕在化している脅威についてのみ自衛権の発動はなされるんだ、したがって先制攻撃ということを国連憲章の五十一条は認めていなくて、これをもしするとすれば

保坂展人

2002-07-11 第154回国会 衆議院 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第5号

ここにEUの大きなテリトリーというのがありますけれども、それを見れば、参考人も御指摘のように、基本的にはキリスト教社会といいますか、旧ヨーロッパというか、冷戦後社会ポスト・ウェストファリア体制といいますか、そこからさらには、ウェストファリア条約の前の段階へ戻っていくとか、あるいは中世回帰というような言葉がありますけれども、そういうことを考えれば神聖ローマ帝国的なまとまりがあるんじゃないかと思うのです

首藤信彦

2001-12-06 第153回国会 衆議院 憲法調査会 第5号

現在の安全保障考え方は、一六四八年、ウェストファリア条約によって、国家以外の組織が戦争をしないということを前提として成立しているわけですが、そうした安全保障国家中心考え方は現在さまざまな形で挑戦を受けております。  世界で蔓延する難民や移動する人口の問題、地域紛争の問題、あるいは低強度紛争と言われるLIC、ロー・インテンシティー・コンフリクトと言われるんですが、そうした問題。

首藤信彦

2001-10-25 第153回国会 衆議院 憲法調査会 第2号

かいところはお考えが違うかもしれませんが、今の憲法のあるべき姿と問題点、その憲法というのは、日本国憲法ができる前に国連憲章ができ上がって、書き出しが「連合国」という言葉で始まっていて、その前に国際連合の宣言というものがあって、その以前に大西洋憲章ができて、その前に、今お話があったような国際連盟のいろいろな問題点があって、その前にベルサイユ条約ができ上がって、その前にウィーン条約があって、そのもっと前にウェストファリア条約

中川昭一

2000-03-22 第147回国会 参議院 憲法調査会 第4号

それに対して、各国が単一国家意識というものを明確にするのが、先ほど申し上げましたようにフランス、ドイツ、イタリアなどがおぼろげにはっきりしてくるのは十三、四世紀でありますけれども、それが制度的、思想的にしっかりとした単一国家になるのは、普通ウェストファリア条約、ウェストファリア体制と言っておりますから、十七世紀という大変遅い日本幕藩体制を迎えるころになってくるのであります。  

西尾幹二

1999-04-15 第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号

確かに、十九世紀以来、私の専門とします国際政治学上、ウェストファリア条約以降、主権の絶対性ということは前提とされ、それが国際社会常識となっています。しかし、この常識に反する国家一つアメリカであるということを十分我々は知っておく必要があるだろう。  アメリカは、建国以来、主権をほぼ侵されたことのない国である。

薮野祐三

1993-04-12 第126回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号

少なくとも西欧の歴史に関する限りは、一六四八年のウェストファリア条約というものがあって、これがいわば主権国家による国際関係というものを定着させたんだと思いますが、最近いろんな人と話していますと脱ウェストファリア時代というようなことを言う人もおるんで、さっき和田先生がお聞きになったお尋ねをもう一つあわせて先生に伺いたいと思うんです。  

國弘正雄

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