1964-06-17 第46回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第16号
それから、ウイーン大学のアルビン・レスキ総長は、科学は自由のもとに育つ。同時に人間は社会的なもので、調和をいかにするかということをはからなければならない。知識のための科学と経済のための科学とをいかにして調和するかが大切、と述べておりました。これによって、私が思っておりましたことをこれらの人もやはり考えておるのだということで、この会議が一方に偏していないということを私は思ったわけです。
それから、ウイーン大学のアルビン・レスキ総長は、科学は自由のもとに育つ。同時に人間は社会的なもので、調和をいかにするかということをはからなければならない。知識のための科学と経済のための科学とをいかにして調和するかが大切、と述べておりました。これによって、私が思っておりましたことをこれらの人もやはり考えておるのだということで、この会議が一方に偏していないということを私は思ったわけです。
また雑誌で見たのでありますが、ウイーン大学の物理学部長ハンステイリングという学者は、万一戦争が起つた場合に、原爆を禁止しても、将来原子力を平和的に動力源として使う際出て来るところの莫大なる核分裂生成物、俗に言う死の砂を使用することなしに無条件に屈服するようなことはおらないであろう、こう言つておるのであります。軍隊の存する限り、兵器の使用禁止等の法律は私は無意味のように思われるのであります。