2003-06-04 第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
この第一次報告の中身を見ますと、住基ネットと接続している庁内LANのセキュリティー対策が不十分である、庁内LANがインターネットと接続していると住基ネットはウイルスやハッカー等で侵入を受けるのではないか、こういうような心配、指摘をされております。
この第一次報告の中身を見ますと、住基ネットと接続している庁内LANのセキュリティー対策が不十分である、庁内LANがインターネットと接続していると住基ネットはウイルスやハッカー等で侵入を受けるのではないか、こういうような心配、指摘をされております。
もちろん、自然界の中に起こっている現象で、コロナウイルスの中に変なものが出てくるとか、それから、人間にとって不可欠な大腸菌の中にもO157のような変異が出てくるとかということが自然界でもしばしば起こっているわけですけれども、自然界の中では、そういうふうに進化に非常に有効に働いた有効な、テクノロジーとこれは言いませんけれども、細胞融合のような、遺伝子組み換えのようなことが起こっているということも事実なんです
新規病原生物や新規ウイルスが私たちの社会に大変厄介な問題を引き起こすことを考えると、このことは理解しやすいと思います。エイズやSARSなどが恐ろしいのは、それらの新規ウイルスと私たちが出会ってからの日が浅いからです。それに対して、普通の風邪などは、私どもと進化的になれ合っていますので、それほど致命的な影響が及ぶことはありません。
○鷲谷参考人 遺伝子組み換え生物から野生の生物等に遺伝子が移る仕組みとして、交雑のほかにウイルスなどを介して遺伝子が運ばれる可能性というのが考えられます。それに関しては、遺伝子組み換え生物をつくるに当たってもそういうものを利用したりもしているものですから、そういう意味では、遺伝子組み換えされた遺伝子は動きやすいというふうに言えなくもないのではないかと思います。
○高原政府参考人 動物検疫ではなく新感染症法におきます体系で御説明申し上げますと、現在、WHOから、中国において食用に販売されている野生のハクビシン及びタヌキからSARS類似コロナウイルスが分離された、イタチアナグマからSARSに対する抗体が検出されたということで、注意喚起が出ております。
○鮫島委員 確かに、まだ必ずしも、ハクビシンから見つかったSARSコロナウイルスが人間から見つかったものと同じだというところまでは進んでいないと思いますが、少なくとも抗原抗体の相互の反応はするということが確かめられている。つまり、人間のSARSウイルスの抗体がハクビシンから見つかったコロナウイルスと反応する、それから、ハクビシンから見つかった抗体が人間のSARSウイルスと反応する。
これは私の地元の熊本県始め西日本で養殖生産していたクルマエビがPAVウイルスの混入で全滅をしたことや、各地の養殖生産において過密養殖や抗生物質の過剰投与などにより病気などが発生したのを契機として、むしろ漁協などからの要望があって法律制定となったものと聞いております。
○高原政府参考人 我が国におきます一般的なC型慢性肝炎の治療法といたしましては、大きく分けまして、インターフェロンや抗ウイルス剤を用いた抗ウイルス療法、それから肝庇護療法、これは古典的な方法でございますが、この二つの治療法があると承知しております。
○高原政府参考人 C型慢性肝炎に対します抗ウイルス療法の効果でございますが、病気の進行状態、ウイルスの遺伝子型及びウイルス量、これは委員がおっしゃったところでございますが、これによりましてかなり影響がございます。しかしながら、全体を平均いたしますと、ウイルスが排除される率は三割から四割ということであろうというふうに承知しております。
例えばSARSのウイルスにしても、これは便には九〇%ぐらい残るわけでございますから、そのまま川に流されたら、魚介類、そういったものに影響は出てくると私は思います。 そういった面から考えましても、もうとにかく、日本の下水道、この六〇%をなるべく一〇〇%に持っていかなければいけないと思います。
それからもう一つ、動物の問題もございまして、何という名前でしたかね、ハクビシン、余り聞いたことがない名前でございましたが、タヌキとかそういう動物と同じようなウイルス、動物が同じようなウイルスを持っているというふうな報道がございましたりいたしますので、そういたしますと、日本に入っております動物というものも今のままでいいのか、もう少しこれは何とかしなければならないのではないかというふうに思っているわけでございます
○政府参考人(須賀田菊仁君) 農薬の定義そのものは法律制定時から一定でございまして、「農作物を害する菌、線虫、だに、昆虫、ねずみその他の動植物又はウイルスの防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤その他の薬剤」、そういうふうになっているわけでございます。 私ども、その特定農薬、「以下「特定農薬」という。」
本年の二月に香港で、先生がおっしゃられましたように、人からこの高病原性鳥インフルエンザのウイルスが検出をされた。それから、オランダでは鶏のこのインフルエンザの発生の対応に従事をされておられました獣医師が死亡をされたと。その肺の中からこのウイルスが分離された。これ四月のことでございます。
なお、今回の台湾人医師問題に関連いたしまして、台湾人医師の臨床所見、ウイルス検査結果等につきましては、財団法人交流協会を通じて必要な情報の収集を行ったところでございます。
○副大臣(木村義雄君) 五月四日にWHOはSARSコロナウイルスが体外で生存する期間についてのWHO研究ネットワークによる研究結果を発表いたしたところでございます。 これによると、生存期間は培養条件、研究が実施された施設により多様でございましたが、栄養分を補給した培養液中などでは二日から四日間生存したという結果を得られております。
例えば、輸入食品が中国や台湾の生産現場でコロナウイルスに汚染された場合、その輸入食品からの経口感染の可能性ということも否定はできないというふうに思います。
こういうことをやっていって、この後に、コロナウイルスから、新たな問題として西ナイルウイルスが日本にこの夏にも発生するであろうというような警告を受けているはずです。もうダブルパンチどころかトリプルパンチになっていって、多くの方々に影響を及ぼす。ひいては経済成長が伸びない。ということは失業者も出てくる。
質問を終わりますけれども、ウイルスというものは、やはり人種、思想、信条、国境を越えていきます。どうぞそのことを各国にも共有していただけるよう、大臣の方からも訴えていただきますよう心よりお願い申し上げます。ありがとうございました。
○小島政府参考人 輸血用血液製剤のSARSウイルスの混入回避措置ということでございますが、我が国におきましては、まず水際対策といたしまして、本年三月二十八日から、海外のすべての国からの帰国者について、帰国後三週間は献血を禁止するよう日本赤十字社に指示をしておりまして、今回のSARS問題を契機に、さらにその徹底を図るよう重ねて指示をいたしているところでございます。
ですから、ある意味ではウイルスが入ってきたり細菌が入るのと同じように体にとって異物ですから、これをうまく体が取り入れて初めて体に役に立つということで、この異物をどのように体が処理するかということが非常に大事なことになります。というわけで、食べ物の問題を考えますときには、食べる物ともう一つ、人、人間の側というのを忘れてはいけないということになると思います。
○坂口国務大臣 問題は、そういう完全装備をした病床において、患者さんが入った場合に、その菌が、それはウイルスのこともあるし、その他の細菌のこともございますけれども、それがそう安易に外へ出ないようにするということが大事なんだろうと思うんですね。完全に消毒をして、そしてウイルスが外に出ないような体制をつくるということがまず何にも増して大事なことだと思うんです。
例えば、今年の一月に、御存じのように、スラマーワームというコンピューターウイルスの一種が原因で世界各地でネットの障害が起きました。韓国はこれ非常に大規模な通信インフラの障害が起こったわけですが、その他いろんなセキュリティーに関する問題ということが世界各地で今散見されるわけでございます。
ちょうど昨年来、IT戦略の第二弾、我々IT基本戦略2と仮称しておりますが、昨日、夕刻から総理官邸でIT戦略本部を開かれまして、そこに専門調査会、ソニーの出井会長を座長とする四十ページにわたる今後の方針を討議いたしたわけでございますが、その中ではっきりと二〇〇五年までに、コンピューターウイルスにしましても、不正アクセス等による被害、あるいは今おっしゃいましたような具体的な様々なスパイウエアその他も含めまして
しかも、これらはファイアウオールとかウイルス対応ソフトではなかなか対応できるものではないというふうに言われているわけでありますが、これは本当に大事な情報を全部コンピューターの中に入れていたらもうみんな持っていかれるみたいな、そんなことになるわけで、やはり自分の知らないうちにどうかされてしまうという。
だから日本も、私は、国民を病気やウイルスなどから守るためにも、また野生動物自体の保護のためにも、野生のペット輸入を原則的には禁止にすべきではないかと、このように考えているんです。 年間七億八千万匹もの輸入の動物がいると。水際で危険性を食い止めることは難しいというふうになっている中で、是非そのような新しい方向も考えてみるに値するのではないかなというふうに思っております。
今、SARSが大きな問題になっているんですけれども、このSARSウイルスがどこから発生したのか、これはまだ分かっておりませんけれども、五月の九日の朝日新聞には、沖縄の民間の生物資源の利用研究所の根路銘国昭所長さんの研究が出ているんですね。
そこで、今回のSARS問題だけでなく、大陸や東南アジアに近い沖縄では新種のウイルスと病害虫の影響を受けやすい地理的条件にあります。 そこで、国民の健康や食の安全の見地からも日本の亜熱帯研究を総合的に進める必要があると思いますが、政府の取組はどのようになっているのか、お伺いいたします。谷垣大臣、よろしくお願いします。
○須賀田政府参考人 今先生言われました、いろいろなことを言われましたけれども、例えば口蹄疫とか結核、口蹄疫はウイルス、結核病は細菌なんですけれども、それを見つけて淘汰する、こういうことによって防疫できるものはそれでいいわけです、やるわけです。
これは、あくまでも低病原性ウイルスによる発生であること、当該発生農場の鶏等の処分、消毒等の防疫措置が実施されていること、発生農家の移動制限が行われていることなど、このような防疫体制がなされている場合は、発生州以外の地域からの輸入を行った場合であっても我が国への侵入リスクが極めて小さいと、現地調査及び専門家の意見を踏まえて判断したところでありまして、いろいろ米国におきまして行われておりますことを踏まえて
このウエストナイル熱は従来から知られている感染症でございまして、ウイルスを持っている鳥を蚊が吸血しまして、さらにその蚊が別の鳥や馬などの動物に感染させるという疾病でありますが、動物だけではなくて私ども人間もウイルスを保有する蚊に吸血されて感染する、こういうことがあるわけでございます。
正に、例えば今度のSARSの問題にしても、あのコロナウイルスというようなものが発見をされる、その背景にあるのにはもう目まぐるしい科学技術の進展があったからあのようにできているわけでありまして、本当の、もう一、二か月でがらっと変わってしまうというような状況が今世界にいろんな科学技術の分野で取り巻いているわけであります。
○副大臣(木村義雄君) 五月十二日に平成十五年度科学技術振興調査費の緊急研究といたしまして、SARS、シビア・アキュート・リスペイトリー・シンドロームの診断及び検査の手法等に関する緊急調査研究が総合科学技術会議において指定されたところでありますが、厚生労働省としまして、農林水産省、これ括弧して、独立行政法人農業技術研究機構動物衛生研究所というところがあるんですが、が有する動物コロナウイルスに関する知見
WHOでは、四月十六日付けで、SARSの原因は人の間でかつて見られたことのないコロナウイルス科のウイルスであると発表し、SARSコロナウイルスと命名したところでございます。 これまで知られているコロナウイルスの自然宿主といたしましては、人のほかに牛、豚、犬、猫、ウサギ、マウス、鶏等が確認されてきているところでございます。
○国務大臣(亀井善之君) WHOは、四月十六日付けで、SARSの原因は人の間で、人の間でかつて見られたことのないコロナウイルス科のウイルスであると、このように発表したわけであります。SARSコロナウイルスと命名したわけでありまして、これまで知られている点は、コロナウイルスの自然宿主として、人のほか牛、豚、犬、猫、ウサギ、マウス、鳥等が確認されているようであります。
感染症と伝染病をあえて区別して定義いたしますと、伝染病と言う場合は、インフルエンザや赤痢などのように人から人への感染がある疾病を意味するのに対しまして、感染症は、より幅広く、細菌、ウイルス、ウイロイド、プリオン、そういったものが人体に入って起こす疾病を意味していると言われております。
たしか、そのときの議論は、伝染性というのは空気伝染あるいはウイルスによる伝染、こういうものをイメージするということで、伝達性というふうな名称に改めるというような議論があって改められた。専門家も、そちらの方がいいであろう、こういうことがバックにあったということでございます。 他方、伝達性というふうに変えましても、プリオン、経口感染による伝染性があるわけでございます。
先ほど生産局長もお話ししたとおり、伝染病の定義は、ウイルス、細菌あるいはプリオン等々によって、動物であれば動物から動物、あるいは人畜共通伝染病というくくりであれば動物から人にうつる、あるいは場合によっては逆ということもあるでしょう。広義的には、伝染病というのは、ウイルスや細菌やあるいはプリオン等々によってうつっていく病気というふうに考えております。
ウイルスもいます。バクテリアもいます。バクテリアに関しては、陸に存在するのが多分三十万から百万ぐらいだと。その何十倍も海の中でもいます。そして、現実に一番よく知られているのはカキなどからのウイルス感染、これはもう現在ヨーロッパなどでも大型客船がウイルス感染で航行できなくなるという事態が幾つも起こっているわけです。でも、それはほんの氷山の一角なんです。
食品における危害要素は、細菌、ウイルス、寄生虫などの微生物や食品添加物、アレルギー物質など様々な要素があるとのことであります。そして、その中にはSARSのように突然出現するウイルスによるエマージング、新興感染症があり、BSEはその代表のことでありますが、一方では、ウイルスによる胃腸炎のように、欧米で大発生を起こし日本でもじわじわと増加する傾向にある感染症もあるとのことであります。
私自身、ウイルスの専門家として、これまで特に動物から人に急に移動してきていろいろ大きな社会問題を起こしたウイルスにずっとかかわってきているわけです。その中で、SARSウイルスは初めて人から人に容易にうつるものであるという、これがグローバリゼーションというこの背景の中で世界的に大きな問題になってしまったと。