2017-03-14 第193回国会 参議院 予算委員会 第12号
順調にいけば二〇二一年度から日本に引き渡されるということで、このために、護衛艦、イージス護衛艦「あたご」、「あしがら」が二〇一九年度にイージス艦の能力として、ベースライン9C2、そしてイージスBMD5・1を装備するという計画になっております。
順調にいけば二〇二一年度から日本に引き渡されるということで、このために、護衛艦、イージス護衛艦「あたご」、「あしがら」が二〇一九年度にイージス艦の能力として、ベースライン9C2、そしてイージスBMD5・1を装備するという計画になっております。
そのイージスBMDシステムについても、これは十九年度末までにとりあえずしっかりとさせるということで、おっしゃる意向を踏まえて、今後も国民の皆さん方の理解を得ながらこの体制をつくっていくことが、我が国の安全ばかりではなくてこの地域の安定にも資していくものと思っておりますので、各先生方の御支援もいただいて、きちっとしてまいりたいというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 我が国の弾道ミサイル防衛システムの整備は、今我が国の防護を行うイージスBMDシステムと特定地域の防護を行うペトリオットPAC3の多層段階で対応するという形になっているわけであります。 PAC3については、本年度末に最初の一個高射隊が配備されることとなっておりますが、当面のBMDシステムの整備計画ではその完成は平成二十二年度末となるという形になっております。
そういうことを前提にして申し上げたいと思うんでありますけれども、イージスBMDは半径数百キロメートル、これはもう先生御存じのとおりでありますが、このPAC3の方は半径数十キロメートル。確かに、この三個高射群では少ないんじゃないか、こういう御指摘もあろうかと思います。しかし、これは移動できる態勢にはなっている、しかし移動に時間掛かるじゃないか、いろんな議論があるかと思います。
○国務大臣(大野功統君) 七回の試験のうち六回成功ということは、イージスBMDシステムでそのような実績を持っております。
多層防御を採用する我が国BMDシステムでは、一つ、イージスBMDシステムにより広い範囲を防御し、二つ、PAC3システムにより、例えば政経中枢地域など攻撃される危険性が高いと考えられる地域の防衛を図ることを中心に考えております。PAC3システムは機動的に移動、展開可能なシステムであります。状況に応じ適切な位置に配置することとしております。
すなわち、弾道ミサイル防衛システムについて、納税者の公平性、どう説明するかということでありますが、弾道ミサイル防衛システムは、広い範囲の防護を行うイージスBMDシステムによる上層防衛と、特定地域の防護を行うペトリオットPAC3システムによる下層防衛を組み合わせる多層防御の考え方を採用しておりますが、両者はいずれも機動的に移動、展開が可能なシステムであり、状況に応じて最適な位置へ配備することによりまして
これは、将来の脅威に対応したイージスBMD用の迎撃ミサイルとして、対航空機用のミサイル、つまり、現有のものは十三・五インチ、それから新しく共同技術研究、開発ということに進んでいくことが予想されておりますミサイルは直径二十一インチということでございますけれども、新しい今共同技術研究をやっておりますものは、四つの構成品について共同技術研究を実施しておるところでございます。
なお、弾道ミサイルのおとり、いわゆるデコイについては、さまざまなものが考えられますが、一概に対応できる、できないとは言いがたいものがありますが、イージスBMDシステム、ペトリオットPAC3システムの双方とも、同時に複数の目標に対処する能力があります。 次に、ミサイル防衛は軍拡競争を誘発するのではないかというお尋ねでございます。
迎撃可能時間につきましても、事柄の性質上、詳細にお答えはできませんが、あえて申し上げれば、イージスBMDシステムではブースト段階終了後数分、ペトリオットPAC3システムでは、当該弾道ミサイルの落下前数十秒程度と考えられます。 次に、国会におけるシビリアンコントロールの意義についてであります。
その隷下部隊としては、イージスBMDシステムを有する艦艇部隊、それからPAC3システムを有する高射部隊、それから地上レーダーを有する警戒管制部隊、こういうことであります。
その証拠といたしまして、過去においてはイージスBMD、SM3でございますけれども、アメリカで各種の試験が行われております。これはアメリカで七回試験をやっておりまして、六回成功いたしております。それから、ペトリオットPAC3でございますが、十二回の試験のうち十回成功いたしております。
○国務大臣(大野功統君) 発射するミサイルはSM3、これはイージスBMDシステムでございます。それからもう一つは、地上型でございますけれどもPAC3、この方がペトリオットPAC3システムと言われているものでございます。
それで、この我が国のBMD構想というのは、我が国全域の防護を行う、いわばイージスBMDシステム。それからもう一つは、これは、大気圏外ですから、上層大体百キロから三百キロぐらいのところの、いわばブースト段階が終わったミッドコースで撃ち落とす構想であります。
御質問の、BMDシステムの信頼性の問題でございますけれども、例えば千三百キロ級といいますと当然ノドンでございますが、弾道ミサイルを対象とした場合、一つは、イージスで上空で撃ち落とすというイージスBMDシステムの場合は、半径数百キロにわたって迎撃ができる。
特に、我が国が現在導入をしようとしておりますミサイル防衛につきましては、イージスBMDとペトリオットのPAC3、この二つの組み合わせで行われるわけでございますけれども、予算面におきましても、あるいは技術的安定性、確率性におきましても、やはりイージス艦発射のSM3を使ったところの防衛の方が多々すぐれている面はあるわけでございまして、現に来年度の概算要求、防衛庁のBMDシステムの整備の要求の数字を見ましても
政府としては、大量破壊兵器及び弾道ミサイルの拡散が進展している状況の下、BMDシステムについて、近年関連技術が飛躍的に進歩し、我が国としても技術的に実現可能性が高いと判断し、イージスBMDシステムとパトリオットPAC3による多層防衛システムを整備することとし、本国会に提出しております来年度予算案に計上いたしておるところであります。
政府としては、大量破壊兵器及び弾道ミサイルの拡散が進展している状況のもと、BMDシステムについて、近年関連技術が飛躍的に進歩し、我が国としても技術的に実現可能性が高いと判断し、イージスBMDシステムとパトリオットPAC3による多層防衛システムを整備することとし、本国会に提出しております来年度予算案に計上いたしておるところであります。
すなわち、アメリカにおきまして二〇〇四年度からPAC3そしてまたイージスBMDシステム、これを初期配備することを決定をいたしました。これを踏まえまして、重要な課題であるBMDにつきましてアメリカと意見交換、情報交換を行いつつ、先ほど申し上げました点につきまして検討を加速をさせたいということでございます。