2008-05-09 第169回国会 衆議院 本会議 第27号
長きにわたり隠ぺいされた年金記録のずさんな管理、イージス艦衝突事故やインド洋における米軍艦船への給油をめぐる情報の隠ぺい、建築確認検査制度の欠陥を指摘されながらも放置した結果の耐震偽装事件、拙速な建築基準法改正により引き起こされた官製不況。官が公共の責任を担うことを放棄しているとしか言いようのないあきれた実態は枚挙にいとまがありません。 そして、きわめつけは天下りに端を発する税金の無駄遣い。
長きにわたり隠ぺいされた年金記録のずさんな管理、イージス艦衝突事故やインド洋における米軍艦船への給油をめぐる情報の隠ぺい、建築確認検査制度の欠陥を指摘されながらも放置した結果の耐震偽装事件、拙速な建築基準法改正により引き起こされた官製不況。官が公共の責任を担うことを放棄しているとしか言いようのないあきれた実態は枚挙にいとまがありません。 そして、きわめつけは天下りに端を発する税金の無駄遣い。
イージス艦衝突事故につきましては、石破防衛大臣は、意図的な情報の隠ぺいや操作はないと国会や国民に対して大見えを切りましたが、その後、説明が二転三転する始末で、責任者としての自覚のかけらも見られませんでした。 年金記録問題につきましては、政府・与党は昨年の参議院選挙で三月までに名寄せを完了すると公約し、舛添厚生労働大臣も同様の発言をしてきました。
○浅尾慶一郎君 次に、イージス艦衝突事故中間報告書と危機管理体制についての質問に移らさせていただきたいと思います。 まず、この中間報告書の配付された対象と、それから配付された時間についてお答えいただきたいと思います。国会議員に対してですね。
福田総理も、昨年十月の自衛隊の観閲式で、こうした案件を問題視し、国の防衛は国民の信頼なくしてはなし得ないと訓示をしておりますが、大臣は、今回のイージス艦衝突事故も踏まえ、一連の問題によりまして、自衛隊は国民の生命財産を本当に守ってくれるのか、こうした安心感がどのくらい損なわれたと考えておりますか、その御認識をお伺いいたします。