1964-03-03 第46回国会 参議院 外務委員会 第6号
もちろんこのOECDはOEECから二つの重要なクラブの規定といいますか、規約を受け継いでおりまして、一つは資本移動に関する自由化の規約、それからもう一つは、今度はインヴィジブル・トレードに関する、貿易外取引に関するコードでございます。商品の、つまりヴィジブル・トレードに関する自由化の規定は、OECDとしては法律的には受け継いでいないわけでございます。
もちろんこのOECDはOEECから二つの重要なクラブの規定といいますか、規約を受け継いでおりまして、一つは資本移動に関する自由化の規約、それからもう一つは、今度はインヴィジブル・トレードに関する、貿易外取引に関するコードでございます。商品の、つまりヴィジブル・トレードに関する自由化の規定は、OECDとしては法律的には受け継いでいないわけでございます。
特に日本の輸出振興政策による輸出船に対する金融は、日本の船主が建造いたしますものより安い金利で日本でタンカーを建造する、その建造した外国船を日本がチャーターする、こういうことに相なりますので、日本の船主としては、まことに立つ瀬がないというふうにも考えられますし、運賃の支払いは貿易外の収支でございます、いわゆる英語でインヴィジブル・ファンドと申しますが、どうもインヴィジブルでも、相当巨額に達しまするので
当省におきましても、この所管する産業部門である海運、航空、観光事業によるインヴィジブル・エクスポートをさらに増大させるとともに、船舶、鉄道、車両等の輸出の振興をはかり、もって国際収支の改善に寄与するように努力する所存であります。なお、これに関連いたしまして、最近における貿易為替の自由化の趨勢をも十分に考慮しつつ、企業の安定を確保するため、適切な方策を実施して参りたいと思うのであります。
通産局を通しまして得てしまっておるということになりましたので、そのまま輸入公表をいたしておきますと、法の盲点をついた人のみを利して善意の人たちがばかをみたという結果になりまするので、さきほど御指摘にありましたが、若干方針を変更をしまして、次期において、さきほど数字上若干実績割になっておらんじゃないかという御指摘がありましたが、三十三年下期において数字上の調整をするという覚悟でもちまして、再びそのインヴィジブル
それは原則といたしましてはももろんその実績割当もございまするが、三十三年度上期におきましてはAAから急にこの割当制をいたしたために、何と申しますか、最初の割当期でありましたがために、FOBのとり方あるいはCIFのとり方なり、そのインヴィジブルで運賃をとったものというようなものが現われまして、いわば役所の方で最初でありましたために、抜け道を防ぐことを考えつかなかったがために、実は上期におきましてはかなり
しかも貿易の前途を考えますときに、インヴィジブル・トレードといたしまして現在船舶収入のない日本といたしましては、その振興はきわめて緊要であると存じます。
○永野国務大臣 この前、夢物語のような話だと申しましたが、実は日本のように資源の乏しい国で、外貨獲得のために将来伸びのある事業は観光事業だ、ある意味からいうと、通産省に匹敵する、いわゆる貿易収支に匹敵するインヴィジブル・エクスポートとしてそれを統轄するものは、観光省というものを日本のような特殊の国では設けてもいいのじゃないかという意気込みでお話をしたのであります。
ただ大蔵省専管事項というのが実はございまして、これは輸出を伴いません、いわゆるインヴィジブルの面の契約がございます。これはもともと大蔵省の所管でございますので、これにつきましては、大蔵大臣に協議をしてやるということになろうと思いますが、政令事項等につきましては、一切政令の段階において協議をいたしまして決定いたしました以後においては、一々相談をする必要はない、かようなことでございます。
○国務大臣(永野護君) いろいろな機会にすでに申し上げました通り、私は、外貨獲得のためにいわゆるインヴィジブル・エキスポートに重点をおかなければならぬ。最も今までおくれておるものは観光施設だと考えておるのでありますが、その観光施設の中に占める大きな部分として外航船の優秀なものがないということは御指摘の通りであります。
まず第一に国際収支の改善でございまするが、外航海運の整備拡充ということと、その次に国際航空の整備強化、第三に観光事業の振興、こういう問題を取り上げておるのでございまして、これがわが運輸省が所管いたしておりまする貿易外収支に大きく貢献をいたしておりまするインヴィジブルの部分でございます。
まず第一に、国際収支の改善の問題といたしましては、外航海運、国際航空、観光事業、こういった三ついわゆる貿易外収入の増大をはかりまして国際収支の改善に寄与して参りたい、こういうことでありまして、数字の4にありまする船舶及び鉄道車両の輸出振興、こういうものにつきましては、以上申し上げましたインヴィジブルに対応いたします商品貿易の関係の輸出振興の問題でありまして、通産省とは別に運輸省の所管になっておりますので
その意味におきまして、従来の取扱いにおきましてはインヴィジブル・エクスポート、いわゆる見えざる輸出といたしまして、免税をしておつたのであります。
こういうふうに述べられておりますが、戰争前におきましては、日本の国際收入において、貿易外の收入が非常に大きな額を占めておつたのは、海運の收入あるいは海上保険の收入、そういうふうに貿易外の、いわゆるインヴィジブル・トレードが非常に日本に幸いしまして、貿易外の收入が非常に多かつた。