1958-03-17 第28回国会 衆議院 決算委員会 第16号
それから、二割のインポーター割当と申しますのは、先ほど話の出ました日本砂糖輸出入協議会の構成メンバー、三十七、八社だと思いますが、それに通産省の方で別に、現在は前年度輸入実績何千トン以上のものということで限定しておると思いますが、私がやっておりましたときは、過去三年間の輸入実績が何千トン以上、五千トン以上ですか、前年度輸入実績五千トン以上あるものがそういう資格を受ける。
それから、二割のインポーター割当と申しますのは、先ほど話の出ました日本砂糖輸出入協議会の構成メンバー、三十七、八社だと思いますが、それに通産省の方で別に、現在は前年度輸入実績何千トン以上のものということで限定しておると思いますが、私がやっておりましたときは、過去三年間の輸入実績が何千トン以上、五千トン以上ですか、前年度輸入実績五千トン以上あるものがそういう資格を受ける。
それを往々にして通産省の意見だということでぱっとインポーター割当ということが新聞やラジオに出てくる。これは非常にこの産業界に微妙な影響を持ちますからこれはもう少し慎重に扱うべきではないかということを私は考える。と考えるのは、今度の三井物産の——これは三井物産の合同はけっこうでありますが、この次の段階が、これは昔のようになりますよ。
○河野謙三君 それは同じことでございますが、大臣そのものはインポーター割当ということで単純に割り切っておいて、通産省そのものが主、張しておられる、こういう空気がほんとうに多い。そこで私が通産大臣に伺ってみればそうじゃないということなんです。これは一つ、ことにそういうような一般の大臣の意見と違ったことがあたかも大臣の意見として伝えられることは、大臣の私は慎重な態度を望むものであります。
○河野謙三君 その一つの手段としてこれは理想はインポーター割当でありますが、戦前の財閥的な商社というものの再現をチェックする意味において単純にインポーター割当ということでは割り切れないので、そこである意味において実需者割当であるとか生産者割当であるとかというものをある程度常に採用していかなければならないと思うのです。
しかし私たちといたしましては、設備能力のふえることは、おふやしになることは勝手でありますけれども、ふやしましても外貨割当はいたしませんという基本線が一応ありましたし、かたがた食糧庁の方で外貨割当をいたしませんでも、自由に入りますその他のインポーター割当、自由な砂糖を原料といたしましておやりになっていただけば、それは当初からの約束でございますということで、私たちは実は昨年は外貨割当の対象にいたさなかったわけであります
これは要するに価格対策からいって、今度外貨を実需者に割り当てるか、メーカーに割り当てるか、インポーターに割り当てるか、この三つの中のどれを選ぶかということに対して、従来聞くところによると、通産省はインポーター割当を基本方針としておられた、こういうように聞いておりますが、この点についてあらためて私は大臣の基本的なお考えを伺いたいのです。
○河野謙三君 現在はインポーター割当があり、メーカー割当があり、また実需者割当があり、いろいろなケースになっておりますが、これは通産省の将来の御方針としてはどこにまとめるという御方針であるのか、それともこれはどこにまとめるということでなしに、今後やはり実情に沿って業種別にそれぞれの方針は違うと、こういうことなんですか。
○河野謙三君 それから、あちらこちらに質問が変っておそれ入りますが、大臣に一つ伺いたいんですが、外貨割当で、通産省ば原則として外貨をインポーター割当という原則を立てておいでになるそうですが、これは事実ですか。
これは逆の意味から言いまして弊害もございまして、設備割当というものは一定の割にいたしまして、インポーター割当は、精製業者の立場からいえば競争になるわけでありまして、結局リンク糖の高いものでありましても、稼働させて、自分の工場の稼働率をあげますために、精製業者は高いものでも買っていく、そこに競争が行われるわけであります。そこにむろん価格の原価構成の大きな差が出て参ると思います。
○政府委員(大堀弘君) 輸入業者がインポーター割当いたしましたやつは、これはメーカーが競争でとるわけでございますから、どうしても内容は変って参るわけであります。今回の措置をいたしました結果は、差益はとりますから、輸入業者の精製業者に対する仕切り価格は、キューバ糖でも台湾糖でも今後は同じことになるわけでございます。
○大堀説明員 砂糖の外貨の割当につきましては、現在でも大体八割程度は精製業者に現物がいくような外貨の割当をやっているのでございますが、残りの二割につきましては、現在は、インポーター割当といいますか、輸入業者に対しまして、輸入実績によって割り当てておるのでございます。
○河野謙三君 まあその問題もう少しお尋ねしたい点がありますけれども、次に私は通産省にお伺いしたいのですが、何か巷間伝えるところによると、今後の割当につきまして、通産省は精糖工場に七〇%、インポーターに三〇%、而もそのインポーター割当の中に実需者を含まないというような主張を持つておられる、それに対して農林省は精糖工場九〇%、インポーター一〇%、而もその一〇%の中には実需者を含むというような両者の主張に
○政府委員(前谷重夫君) 粗糖は従来でございますと、インポーター割当の場合には市場へ出ることもございますが、需要者割当の場合は出ない、粗糖の需要が現実にどれほどあるかということは、先般粗糖については需要者割当をいたしました結果として或る程度の数字が出て来るかと思いますが、大部分先ほど御議論が出たように、粗糖自体の需要は少くて、委託精糖をいたしているのが多いのではないかというふうに考えております。
○政府委員(松尾泰一郎君) まだ両省で御相談中でありますので、決定的なことを申上げかねますが、通産省の考え方としては、七〇%とか、三〇%とか、こう言われました点も、何も通産省としてこれを必ずこうしたいということではなしに、ただここで申上げられる点はインポーター割当の率を若干殖やしたいということを農林当局に申上げておるわけでございます。
○政府委員(松尾泰一郎君) よく調べましてお答えを申上げますが、御存じのように、先般インドネシアの直消糖二万トンについてやりましたのは、これはインポーター割当でありまして、ただ実需者の発注を認めた、こういうことなんであります。
するということではなくして、実需者からの発註証明によつてそこをやつて行きたいと存じまして、実需者との間に一定の契約ができまして、その契約に基いて輸入する、こういう形をとることが緊急対策上適当であろうと考えて、そういう制度をとつたのでありまして、割当制度につきましては、御承知のようにインポーターに割当てるか、あるいはまた需要者、つまりそれを原料として消費する需要者割当をするか、二つの方法があるわけでございますが、このインポーター割当
それから同じことですが、これが漸次完全な形でインポーター割当を行うという形になつた場合に、触占利潤が製糖業者から輸入業者に移行されるおそれがあると私は考えるのですが、一体大臣はどういうふうにお考えになつているか。これが二点。 それからもう一つ。あなたは先ほどリンク制ということを口にすべらして、私がリンク制の問題を聞いたらまだはつきりわからない、こう言つておる。
でございましたので、従来白糖の価格が適当な地位に安定いたしております場合には、やはり衛生上の点もございますので、現在の形でやつて行つてさしつかえないじやなかろうかというふうに考えておりますが、現在のような糖価の状態におきましては、これは従来の方針を必ずしも固執するものではございませんで、そういう意味におきまして、インドネシア、台湾の旧糖等につきまして早急にできるものにつきまして、需要者の発注証明書つきのインポーター割当
次に政務次官のお話を聞いておりますと、早急の手当としては台湾あるいはインドネシアの問題を取上げていらつしやるようですし、またもう一つの対外的の問題としては発注証明付のインポーター割当方式をとろうとしていらつしやる、この二つが中心になつておるようですが、この二つをめぐつて一、二質問したいと思います。ということは、政府は九日の参議院農林委員会において回答をあなた方出しておるはずです。
第二としては、インドネシア産直消糖が輸入されます場合には、発注限度を設けない需要者の発注証明書付インポーター割当とする、こういう方式をもつてこの取扱いを進めたいと思つております。また第三として、旧年産の台湾糖が輸入されます場合にも、これも発注限度を設けない需要者の発注証明書付インポーター割当をいたしたいと思つておるわけであります。
ただ輸入が決定いたしました場合の割当方式につきましては、インポーター割当にしまして、需要者の発注証明書を付ける。需要者の発注証明を付けるということは、これは我々といたしましては、国内の砂糖の関係になることと思いますので、その点につきましては農林省の意向が通産省に十分了解してもらえる、こういうふうに考えております。
三は、旧年産台湾糖が輸入せられます場合には、発注限度を設けない需要者の発注証明書付インポーター割当とする。四といたしましては、現在放出中の政府手持甜菜糖においても、前述に準じた入札方法について再検討をする。
○政府委員(前谷重夫君) 御承知のように、外貨割当の方法につきましては、自動承認制と需要者割当制がございますが、ここで考えておりますのは、二のところにインポーターとするとございますから、これはインポーター割当とするということで、「割当」が落ちております。
○政府委員(前谷重夫君) ブラジル糖の輸入は五万トンでございまして、インポーター割当は一万トンでございます。これに関しましては、我々のほうから通産省を通じましてインポーターに対しましては百十ドル程度でいい、台湾糖程度で以て過当利潤をとらないようにやつてもらいたい、こういうことは申入いたしました。