1997-02-20 第140回国会 参議院 商工委員会 第2号
○政府委員(村田成二君) 迂回貿易、すなわち中国原産の織物、繊維製品が中国以外の例えば香港ですとかその他地域を通じて日本に入ってきているかどうか、こういうことでございますけれども、実は一九九四年からインボイス統計を利用いたしましてある程度の推計を行ってきております。 ちなみに、セーフガードで問題となりましたポプリン・ブロード織物について申し上げますと、九四年では二十数%迂回してきている。
○政府委員(村田成二君) 迂回貿易、すなわち中国原産の織物、繊維製品が中国以外の例えば香港ですとかその他地域を通じて日本に入ってきているかどうか、こういうことでございますけれども、実は一九九四年からインボイス統計を利用いたしましてある程度の推計を行ってきております。 ちなみに、セーフガードで問題となりましたポプリン・ブロード織物について申し上げますと、九四年では二十数%迂回してきている。
そのような調査方法によりました結果、たとえば私どもある主要な商社五社を選びましてインボイス統計を調べてみましたけれども、その総量が二万数千反でございました。
それで二、三の例につきまして、矢野経済研究所が実は調査した会社の数量、全量をわれわれ対照はできなかったですが、大きなところだけ抜き取りで調査したら、その商社の輸入数量のインボイス統計の一年間の数量よりもみんなオーバーしちゃっているんですね、矢野経済研究所の方はかなり、という事実もありました。
○村田説明員 後者の点から申し上げますと、具体的な社名はインボイス統計でこざいますので控えさせていただきますけれども、ある数社のインボイス申告を当たってみましたところ、ここで出ております数字より、これは大島つむぎの数字として出ておりますが、それより広い範囲で私ども通関統計その他大島つむぎの分類はございませんで、つむぎ全般の分類がございますが、それよりも非常に多いというような数字も出ております。
○中尾辰義君 これは後でいいですから、そのインボイス統計をひとつ資料を出していただきたい。 それから、これは現地の質問でありますけれども、いまの答弁でわかったんですが、特に絹織物のしぼりというようなものは、これは輸入の総枠であれば、幾ら来てもよろしいわけですね。その点が一つと、それから、このしぼりというのがインボイス統計にあるのかどうか。
それから、御指摘の取扱商社の名前でございますが、これは直接規制しているものでございませんで、私ども、先ほど御指摘のインボイス統計によってこれを把握しておるわけでございまして、インボイス統計、これは事柄の性質上公にできないインボイス統計の個票でございますので、統計そのものは発表いたしますけれども、インボイス統計の個票そのものを外へ出さないという決まりになっておりますので、具体的な商社名を出すことは控えさしていただきたいと
○政府委員(栗原昭平君) 私どもといたしましては、輸入統計の細分化によりまして輸入の実態を把握するという見地から、インボイス統計という形で、輸入インボイスによりまして、たとえば絹織物につきましては和装あるいは洋反の別、それから組成の繊維別、形態別、こういった形で比較的細分した形でのインボイス統計を行っております。
それで私伺いましたところが、チェックの方法としては、韓国側がいわゆる本場大島つむぎについてビザをつけていると、それが協定数量と同じなんだと、それから日本政府の方としても実はチェックしているんだと、インボイス統計に基づいて一定の価額以上のものを取り上げてこれを本場大島つむぎとして計算していると、その計算によればほぼ協定数量と同じになるんだと、こういう御趣旨の御答弁なんです。
ただ一応の日本側のチェック手段として、インボイス統計で一定の金額以上のものを一つの目安としてチェックしておるということは昨年局長がお答え申し上げたとおりでございますが、当時は確かに百四十ドルということで一つのメルクマールを置いておりました。ただその後韓国側の非常な労賃の騰貴、値段の騰貴がはなはだしゅうございます。それから円高の影響もその後かなり強まってまいりました。
○政府委員(藤原一郎君) これは一応私どもとしては公表しないたてまえになっておりますが、インボイス統計というものを利用しておるわけでございます。
○渡辺武君 インボイス統計を利用して、どういう基準でやってるんですか。
なお、これでは必ずしも不十分という点も考えられますので、補完する目的をもちまして、四十九年度以降、輸入インボイス統計を整備しておりまして、これでもって通関統計の分類に足りません点につきましては、品目別、素材別にさらに分析をいたしておるというのが現状でございまして、必ずしも現在の把握体系が不十分であるとは考えておりません。
○藤原政府委員 大島つむぎの輸入につきましては、通関統計におきまして、つむぎ織物という区分がございませんので、必ずしも実績が明らかではございませんが、昨年一月以降の輸入インボイス統計の集計によりまして、いわゆる本場大島つむぎ、村山大島つむぎ、十日町つむぎ等、つむぎ類の合計で、昨年一年間で約三十七万反が輸入されたものと考えられます。
それから、私どもの手で整備できる統計につきましては力を入れているところでございまして、先生御存じのようにインボイス統計もことしから始めまして緒についておるわけでございますし、あるいは直接の行政指導の材料に使われるべき、将来どれだけ入るだろうかということの目安になる契約面の統計につきましても、現在着々整備中でございます。
そこで、具体的にはまず輸入の実態がどうなっているか、行政指導を進める上におきましても現状の把握ということが何より大事でございますので、昨年来通関統計、インボイス統計の整備はもちろんのこと、さらに先行指標をつかまえるという意味におきまして輸入成約統計の調査も始めたわけでございます。
ともかく、まず第一には、この輸入の状況がどうであるかということを把握するということが、その後のいろいろどのような措置をとるにせよ、一番基礎的な大事なことだというふうに考えておるわけでございますので、従来からありますところの輸入の通関統計はもちろんでございますけれども、インボイス統計の拡充とか、あるいは先行指標としての輸入成約状況の把握というようなことに努めてきたわけでございます。
どうかそういう面で、行政指導をやっておる、あるいはインボイス統計をながめておるというだけじゃなく、もう少し突き進んで、前に出てこの輸入問題というものを考えなければ、私は大変な混乱を生ずるというふうに思うわけです。その辺のところ、輸入が内需に占める比率がまだ一二、三%台だけれども、このまま放置したらやがて二〇%になる、あるいは二五%になると言う人すらおるわけです。
そこで、従来はもちろん通関統計、これが中心であったわけですし、通関統計でもかなりこまかいことは把握することができたわけでございますけれども、これではやはり何と申しましても足らぬわけでございまして、そこでこの輸入のインボイス統計、これを今年度から整備を始めてきております。
ことしの一月分から入着しました貨物についてインボイス統計をさらに整備するということで、従来よりは内容をもう少し具体的に把握するという努力もいたしておりますけれども、かたがた本年の十二月分、つまり今月分からいわゆる輸入成約統計、輸入契約を結んだ段階で届け出させるということを発足させていく。予定といたしましては、来年の二月になるとことしの十二月分の契約の結果が出てくる予定でございます。
その一つといたしまして、インボイス統計の整備を現在進めておるわけでございますが、繊維産業はいままでどちらかと申しますと、やはり輸出型産業ということで成長してまいっておりますので、輸出関係の統計というのは非常に整備されておるわけでございますが、事輸入に関すると非常に大づかみの統計しかない。
たとえば、いまインボイス統計の例で申し上げますと、絹織物一本で輸入数量がわかっても、細分化されてない限り、具体的にどの産地にどのような影響を与えるか、あるいは与えているかということの判断はきわめて困難なわけでございますので、これを少なくとも輸出統計並みの細分化した項目として整理したい、かたがたいまこれは検討の段階でございまして、インボイス統計となりますと、若干時期としてはおそいわけでございますから、
ただ、輸入につきましても全く影響がない、あるいは関係がないということではございませんので、インボイス統計を整備する等、実態の把握にさらにつとめてまいりたい、かように考えておるわけでございます。 それから、織機一万台の買い上げについてでございますが、これもただいま申し上げましたように、金融引き締め、あるいは総需要抑制の影響として、繊維産業を含む一般中小企業の問題でもございます。
かたがた、いままでの貿易統計がどちらからかといいますと、繊維産業を輸出産業として位置づけておったがために、輸入につきましては必ずしも十分な統計が整備されておらなかったといったような状態でもございますので、新年度からはインボイス統計を改定いたしまして、地域別、品目別に輸入の実態をきめこまかく把握できるようにいたしたい、かように考えておるわけでございます。
かたがた、輸入の実態を精細に把握いたしますために、インボイス統計を新年度から改定いたしたい、かように考えておるわけでございます。
さような点から、私のほうといたしましては、インボイス統計をことしの一月からつむぎにつきましても細分して、月別に輸入数量が確認できるように手続を改めるべく準備をいたしておりますし、あるいはその間必要とあれば国内の関係業界から事情を聴取するとか、あるいは現地を視察するとか、状況によりまして韓国の大島つむぎの生産状況、こういったものにつきましても精査いたしたい、かように考えております。
このインボイスは統計上の目的に使用いたしまして、毎月輸出インボイス統計というものを作成いたしておりますが、それの資料に使用いたすわけでございます。大体毎月の通関が十七、八万件ございますが、そのうちで輸出インボイス統計に使用しておりますのはその中の五十八品目、件数にいたしまして二万ないし二万五千件くらいのインボイス統計に使用しておるわけでございます。