1978-03-24 第84回国会 参議院 大蔵委員会 第7号
したがいまして、従来の発想のように、ある程度、あるいはインフレ過熱ぎみで景気調整、景気抑制的に使うという発想までは恐らく待てないだろうし、そういう事態は来ないかもしれない。ということになりますと、やっぱり過度の財政赤字は害があるということをよく理解を深めてもらうというルートから、その選択において増税というのをいずれ思い切った時点でやる必要があると。
したがいまして、従来の発想のように、ある程度、あるいはインフレ過熱ぎみで景気調整、景気抑制的に使うという発想までは恐らく待てないだろうし、そういう事態は来ないかもしれない。ということになりますと、やっぱり過度の財政赤字は害があるということをよく理解を深めてもらうというルートから、その選択において増税というのをいずれ思い切った時点でやる必要があると。
わが国の景気回復がここにきて急激かつ全面的となり、卸売り物価の上昇が年率六ないし七%台となり、 〔議長退席、副議長着席〕 一部にインフレ過熱ぎみと憂慮されつつあるところへ、最近における海外インフレの影響から全面的な輸入物価高を迎えつつある現状において、切り上げにより海外インフレを遮断する必要はさらに高まっておると言えます。