2021-04-13 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
それに対して、インフレ退治が先だという一万田総裁が、そんな融資したらペンペン草を生やしてみせると言ったというすごいエピソードが残っていますけれども、いや、当時の日銀総裁というのはすげえ権限あったんだなと思いますが、今朝の日経新聞の一面トップ見て、ちょっと驚きました。
それに対して、インフレ退治が先だという一万田総裁が、そんな融資したらペンペン草を生やしてみせると言ったというすごいエピソードが残っていますけれども、いや、当時の日銀総裁というのはすげえ権限あったんだなと思いますが、今朝の日経新聞の一面トップ見て、ちょっと驚きました。
この世界株安の状況を見て、誤った経済政策を目の当たりにした、中央銀行がインフレ退治に集中する余り米住宅バブルの崩壊を予見できなかったという話をしておりまして、そして、こういう場合には協調的な対応や指導力が必要なんだという、経営者の電子投票の結果が出ていますが、約四割強がみんなそう言っている。
○円より子君 ちょっと資産デフレについてお聞きしたいと思うんですが、卸売物価ですとか小売物価の伝統的な日銀政策が幾ら効果があったとしても、日銀で鬼平と言われた三重野総裁が日本の資産インフレ退治を言われて、それがいまだにこの傾向が私は続いているように思うんですけれども、そしてそのことが原因なのかどうか、土地、不動産のデフレの進行がいまだに緩和されておりません。
その件も含めまして総理に、最近、金丸先生がおっしゃったそうでございますが、日銀総裁の首をちょん切ってもひとつ公定歩合を引き下げろと勇敢におっしゃったということでございますが、日銀の専管事項である公定歩合政策に苦しく干渉するものであるとか、あるいは各国の中央銀行制度というものはインフレを防止して通貨価値を守るために独立性が尊重されているものであるとか、三重野さんはインフレ退治の親方として大変高い評価を
ただ、現状で見ますと、アメリカも、日本ほどにインフレ率が低いわけではございませんけれども、インフレ退治にはかなり効果があらわれておるなということは、いわゆる消費者物価の上昇率等から見て評価はされるではなかろうかというふうな感じがします。 今インフレ率の問題で事を論じますと、ここのところ七カ月ぐらい、西ドイツの方が日本よりも消費者物価の上昇率が、わずかでございますけれども低かった。
あちらさんの言い分は、高金利政策をやっているのじゃなくて、私のところではそれは一〇%からのインフレと失業に悩んでいる、インフレ退治だ、そのためには要するにマネーサプライを締めなければならぬ、その結果として結局資金需要が多いから金利が上がるので、金利を上げる政策をとっているのじゃないのだ。何といってもアメリカではインフレを静めることが最大の政治課題であるということの繰り返しになるわけです。
承知の上でのお尋ねでございますが、輸入政策というものを積極的に活用しようと、しかし、その場合も円レートというものが物価に対しては大変なまた影響のあることでございますし、そうして低生産性部門及び流通機構の合理化、競争政策の推進とか、そうして省エネルギー対策というようなものも中長期の構造的な日本の状況を踏まえて推進されておるところでございますので、短期、長期各般の対策を総合的に推進して物価の安定とインフレ退治
政治力の弱体化がインフレ退治の切れ味を鈍らせている、こういうふうなことが言われているわけでありますけれども、私は、五十五年度の予算がまだ成立をしていない現在でありますが、たとえば年度途中においても、日本共産党が三月十七日に提起をいたしましたような緊急の物価対策、とりわけその第五項目の中で金融財政政策について触れているわけですが、二点について質問をし、御答弁をいただきたいと思います。
きょうは日銀の方は来ておられませんが、たとえば日銀と各国の中央銀行によるスワップの強化という問題、あるいは協調介入などによる第二の円防衛体制、あるいは、先ほどもちょっとお話が出ておりましたが、第四次の公定歩合の引き上げが、いま大臣少しお話しになりましたが、むしろ公共投資の繰り延べ、こういった面の財政金融面の引き締め強化、いわゆるインフレ退治あるいは円安対策、こういう面の日程というものが当然これから上
ですから、インフレ退治のために立てた施策、それが非常につらいことであったことは、私は、ほかの国よりもそうであった、こういうふうには思いますけれども、あの施策をとらなかったら、今日一体どうだったのでしょうか。私は、今日の日本があるのは、あのときあのような施策がとられたからである、これは信じて疑いません。
前段については全然わからない答弁をいただいたわけですが、後の不公正是正について、税制、金融、社会保障、この面について三木総理が不公正是正ということで何をやったんだと、インフレ退治というのは、これはだれが総理大臣になったって当然の仕事としてやらなくちゃならない。それは、不公正是正ということのあなたの看板を、それで看板どおり偽りございませんと、こういう答弁にはならないと思います。
そうして、いまはインフレも鎮静してきたので右手にその不況退治の刀を持って、左手の方はもうこのインフレ退治の刀でいいんだと、こういうことを言っておる。つまり、きき腕で持っておる刀は不況退治だということですよ。不況重点、不況対策重点、これが現在の三木内閣の政策だ、経済政策だという趣旨のことだと理解できる。来年度予算も不況対策重点の予算、これを編成するおつもりだろうと思うのですが、どうですか。
そこで、いま福田副総理のお言葉を聞きますと、いま日本で一番大きな問題はインフレ退治だと、そのインフレに密接な大きな関係を持っているのは公共料金の問題だと。
○福田(赳)国務大臣 いまインフレ退治という問題、これを最優先の課題として取り組んでおります。しかし、その副産物として不況問題というのがあります。これに対しても対処しなければならぬ、そういう立場でございます。そこで、不況対策は物価の問題を考えなければこれはそうむずかしい問題じゃない。しかし、物価の問題を最優先として考えます以上、不況対策にも依然として限界というものがある。
こういう問題があると同時に、インフレ退治の作戦の結果、摩擦現象が起きている。それがまた小さいもの、弱い者にどうしても行きがちだ。これに対しましても配慮をしなければならぬ。とにかく、インフレ対策、デフレ対策、両面並行してやっていかなければならぬ作戦でございまするが、その二つのいずれの対策を見ましても、弱い者、小さいものに対しての配慮、これは非常に重要だ、こういうふうに考えておるのであります。
○大塚喬君 私は率直に言って、これはインフレ退治のために取り組む政府の熱意と申しますか、態度というものには、やっぱりきわめて消極的なものがある。インフレによってともかく恩典を受けて、利益を受けている、こういう感じをそういう中からもするわけであります。
そこで、インフレ退治か景気かという論争がありますが、私は、これはちゅうちょするところなくインフレ退治が先だ、これに全力を尽くさなければならぬ、こういうふうに考えております。そのためには、やはりひずみ現象というものが起こる、そのひずみ現象に対しましては、その場その場の妥当な対策はとる、こういう姿勢で臨むべきかというふうに考えておるのであります。
まず初めに、三木内閣は、今回の国会においても、繰り返し清潔な政治、それから国民生活を安定する、そのためにはまずインフレ退治そして公共福祉の増進、こういうことを述べておられますけれども、私は、国民生活を安定し、インフレを退治し、そして公共福祉を増進するということは、まさに郵便料金の引き上げをしないで、これを押え、そのことによって大きく目的が達成できるものであるというふうに考えております。
それからその上に、現在、このものすごいインフレ、高物価、そしてまさに三木内閣がこのインフレ退治、国民生活安定を緊急の課題とするということで見直す、こういう姿勢になってきている。その二つの要因を合わせれば、当然のことながら、この郵便の問題については料金を上げるということなどは考えられない。
そこで五十年度、来年の四月から再来年の三月までの消費者物価上昇をどう考えるか、こういう問題でありまするが、これから三月までのその物価抑制作戦というか、インフレ退治作戦に引き続きましてまた強力に進めていきたい。それには、やっぱりこれは需要管理というか、総需要抑制政策、これは引き続いてとっていきます。
まあ、景気かインフレ退治かという論争がありますが、私は、インフレ退治のほうが優先をする、よって生ずる景気への影響はきめこまかく対処する、そういう考え方をとるべきだというふうに考えております。まあ、中小企業だとかあるいは離職者、そういうものにつきましてはこれは妥当な対策をとる考えでございます。