2020-11-24 第203回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
そして、それは日銀の掲げる二%の物価上昇というインフレ目標達成にも向かい風になるのではないかと考えます。 そこで、まず一般論としてお答えいただきたいんですが、社会動態に不確実性が強く存在し、景気の先行きが不透明なときに、政府がかたくなにプライマリーバランス黒字化目標を維持した場合、市場及び物価に与える影響や中央銀行のインフレ目標政策に与える影響について見解を伺います。
そして、それは日銀の掲げる二%の物価上昇というインフレ目標達成にも向かい風になるのではないかと考えます。 そこで、まず一般論としてお答えいただきたいんですが、社会動態に不確実性が強く存在し、景気の先行きが不透明なときに、政府がかたくなにプライマリーバランス黒字化目標を維持した場合、市場及び物価に与える影響や中央銀行のインフレ目標政策に与える影響について見解を伺います。
〔委員長退席、理事末松信介君着席〕 これまで六回もインフレ目標をこれ先送りしてきたわけでありますけれども、インフレ目標が物価上昇だけを目的とするのではなくて、デフレ脱却後に、金融緩和を行う一方で、緩和の行き過ぎで過剰供給になる前に緩和を止めようという、インフレの上限をあらかじめ設定するという性質のものであるということも理解しておりますけれども、本当にこのインフレ目標達成できるのか、又はこの二%という
先送りの判断を六月にされてから、今、十月の月末に近い状況でありますけれども、現時点において、総裁から、インフレ目標達成にこの消費増税先送りがどのような影響を及ぼしているかということを冒頭まずお聞かせいただきたいと思います。
日本銀行自体は、二%のインフレ目標達成時期を二〇一七年度の前半ごろとしております。一七年度の前半ということですので、二〇一七年の四月以降ということですよね。こうなりますと、ちょうど消費増税のタイミングとバッティングしてしまうわけですね。これは、過去、二〇一四年の四月に増税をしたときと同じことになりますので、今回はこういった愚を繰り返すべきではない、こういうふうに考えています。
私は、この大胆な金融緩和、そして二年で二%のインフレ目標達成というのは非常に危険をはらんでいる、このように考えております。 そこで、以下、順次、安倍総理と黒田日銀総裁にお伺いをしてまいりたいと思います。 まず、二%の物価安定目標であります。 これは、日銀が定めたものではありますけれども、日銀と政府の共同声明で明記をされたということであります。
ということで、大胆なというよりも、次元が異なるという意味は、日本銀行が全責任を持ってやりますよと、インフレ目標達成に向かって。その立場にまず立って、それでどれだけマネタリーベースやあるいは長期国債をするという次の手段の問題になると思いますので、手段の前にもう一つコミットメントが必要だということです。
○岩田参考人 私が一番懸念しているのは、どうも日本銀行が、物価の安定あるいは一%とか二%とかそういうインフレ目標達成を金融政策だけではなかなかできないという立場に立っている。
議員、さまざまな角度からの御論議をされましたけれども、例えば今回のブラウン蔵相が発表いたしましたイギリスの案、これは金融政策決定の運営上の責任を英蘭銀行が負う、そういう改革案でありますけれども、同時に、その中に、緊急時において政府が一定期間英蘭銀行に対して金融政策に関する指示ができること、政府の定めるインフレ目標達成のために英蘭銀行が金融政策を運営するといったものも入っておりまして、私は、議員が言われるように
しかし、その中には、緊急時において政府が一定期間英蘭銀行に対して金融政策に関する指示ができる、政府の定めるインフレ目標達成のために英蘭銀行が金融政策を運営するといったことも含まれている、これも御紹介をいただかなければなりません。 そしてその上で、金融監督庁が、議員が御指摘になりますように無用の長物と言われるような日が来れば、私は本当に幸せです。現在、毎日の新聞、テレビの報道を見ていただきたい。