2015-08-04 第189回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
特に、金利が上がってくれば明らかにクレジットリスクが上がってきて、名目金利というのは実質金利プラス期待インフレ率プラスクレジットリスクですから、そこが急騰してきてかなり長期金利が上がってしまうんですと私は思うんですけれども。
特に、金利が上がってくれば明らかにクレジットリスクが上がってきて、名目金利というのは実質金利プラス期待インフレ率プラスクレジットリスクですから、そこが急騰してきてかなり長期金利が上がってしまうんですと私は思うんですけれども。
要するに、名目金利というのは実質金利プラス期待インフレ率プラスクレジットリスクですから、要するに倒産確率ですから、こんなに累積赤字が大きいとクレジットリスクが跳ね上がる、すなわち名目金利跳ね上がっちゃいますから、ドーマーの定理である名目金利よりも名目成長率が高いなんてことは未来永劫に私はあり得ないと思うんですね。
賃金はインフレ率プラス生産性上昇だと言いますけれども、それは机上の空論ですよ。現実に賃金というのは、本当に上がるかどうか、それは労使間の関係でしょう。そういうことを無視して、物価を上げれば何かうまくいく、これはちょっと私は理解できません。 もう一つ、日銀についでにお伺いしますけれども、私は、七年前に財務金融委員会で当時の福井総裁に質問したことがあります。そのとき、こういう答弁がありました。
賃金というのは、長期的にはインフレ率プラス生産性の上昇というだけ上がっていくというのは関係があるので、より物価以上に、長期にわたって賃金を上げていくというためには、潜在成長率を上げていくような政策がやはり必要だというふうに思っています。
というのは、あちらは予想インフレ率プラス二、三%のインフレ予想していまして、こちらはデフレ予想しているためにそういうことが起こってしまうんで。ですから、そういう面では実質金利が下がるというのでは借りやすくなると思うんですが、ただ、おっしゃったようないろいろ、担保がないとかいろいろあります。そういう問題に関して、中央銀行がやるべきなのかどうかというところには少し問題があります。
日銀総裁は、今、長期金利の形成については理論的なことをおっしゃいまして、基本的には期待成長率プラス期待インフレ率プラスリスクプレミアムだとおっしゃいました。日本はデフレです。ですから、期待インフレ率は低い。だけれども、それ以上重要なのは期待成長率が低いということだろうと思います。
だけれども、それはぎりぎり考えていくとどうなるかというと、結局、短期のインフレ率プラス将来の成長率から引き出してくる現在価値なんだな。それをずっと重ねていけば、結局のところは日本銀行がコントロールしている短期の金利で将来的に決まってくるというのが今の経済理論でしょう。 だから、一番大事なのは、短期の実質金利をいかに低くするかということなんですよ、実質的に。
では、長期金利というのはどういう要素で成り立っているのかといいますと、一つは、その国の期待成長率プラスインフレ率プラスその国のリスクプレミアム。要するに、最後のリスクプレミアムというところは、要するに国債を買う方が、あるいは長期資本にお金を投じる方が、例えば国債の場合は国を信用しているかどうかという問題。
なぜならば、国債金利といいますものは、実質経済成長率プラスインフレ率プラス財政プレミアム、財政の信認の部分によって国債金利というものは動くわけでございますので、財政のサステーナビリティーというものを向上させ、国民が国債というものに信認を置けば、おのずと長期金利は安定し市場は安定する、そういうことでございまして、それを何か人為的に、日本銀行が買い取ることによってそれを操作するというようなことは考えてはいけませんし
○与謝野国務大臣 長期金利は理論的にどう決まるかという実は大変アカデミックな議論を諮問会議でしていたわけでございますが、長期金利は、潜在成長力プラス期待インフレ率プラスリスクプレミアムだろう、これは学問的な話でございます。もう一つは、実績としての成長率と金利の関係、こういう問題も実は考えなければならない。
そこで、理論的に長期金利というのは何を指すかといいますと、純粋学問的には、潜在成長力プラス期待インフレ率プラス・リスクプレミアムということでございまして、理論の上では、長期金利が名目成長率を下回るということは多分あり得ないのだろうと常識的には考えられます。
○与謝野国務大臣 名目金利というのは何によって成り立っているかという純粋に学問的なことを申し上げますと、成長率プラス期待インフレ率プラス・リスクプレミアムということでして、これは、委員御指摘のように、今は長期金利というのは市場で決まってしまうということもありますし、それから、金融が自由化されたことによって海外市場との関係でも金利のレベルは決まるということであって、果たして人工的に金利水準を左右できるのかという
ただし、御存じのとおり、長期金利の計算というのは、予想成長率プラス予想インフレ率プラスリスクプレミアムなんです。そうすると、インフレ率が高まってくれば長期金利が上昇するんですが、リスクプレミアムは、当初は高く見ていると思っていいわけですね。長期金利は今〇・八ですから、あるいは十五年度でも一・三という見通しを持っているわけですね。ところが、後年度になってくると、極端にリスクプレミアムを低く見ている。
こういう歴史をひもとくならば、私は、金融政策の目的を、今、法律で定められている以上に具体的に、例えば、インフレ率プラス二、三%なんということで日本銀行に押しつけるということは危険千万だというふうに考えております。
そこで、今はゼロ金利でございますけれども、金利というのは、申すまでもありませんが、インフレ率プラス実質金利が今のゼロ%ということになるんだと思いますが、そうだとすると、今のインフレ率は幾らで実質金利は幾らだというふうに日銀として見ておられるのか、また経企庁として見ておられるのか、お答えいただきたいと思います。
あるいは輸出促進のために為替レートの調整率を毎月のインフレ率プラス一%に加速せよ、こういう条件をつけているわけであります。仮に、アメリカも今四千億ドルからの累積債務を持っておりますが、これに似たような条件を突きつけられたらアメリカ経済がもつでありましょうか。アメリカでさえやっていけないようなことを、借金で借金で困っている途上国に押しつけるということをやっているのですね。
これはもうインフレ率プラス先進国の経済成長率に近い価格でどんどん上げてまいりますから、先ほど言いました五十三年から五十五年までの間に二・八倍上がったという事実を考えていただきますと、大変な上がり方をする。そういうことに対して通産大臣は、このままで七十ドル時代が来たらどうなるのだ。原子力発電は用地取得だけでも——建設じゃないですよ、用地の確保だけで十年かかる。