2020-08-20 第201回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第2号
まず、対症療法しかなかったインフルエンザ治療の歴史を振り返りますと、二〇〇〇年リレンザ、二〇〇一年にタミフル、二〇一〇年にイナビル、これらの薬が発売されました。新型インフルエンザのパンデミックのときには、ワクチンが輸入から国内で生産できるようになったことや検査キットの発売などにより早期診断、早期治療ができるようになり、治療は大きく進歩しました。
まず、対症療法しかなかったインフルエンザ治療の歴史を振り返りますと、二〇〇〇年リレンザ、二〇〇一年にタミフル、二〇一〇年にイナビル、これらの薬が発売されました。新型インフルエンザのパンデミックのときには、ワクチンが輸入から国内で生産できるようになったことや検査キットの発売などにより早期診断、早期治療ができるようになり、治療は大きく進歩しました。
また、新型インフルエンザ治療薬のアビガン、承認の手続は六月以降になるのかと思います。また、エイズ治療薬のカレトラが臨床研究に入った。また、膵炎治療薬のフサン、これがアビガンとの併用で高い治療効果が見込めるのではないかということで臨床研究が始まりました。また、抗寄生虫薬イベルメクチン、この治験を研究中だと伺っております。
新型インフルエンザ治療薬としてレムデシビルの特例承認がなされました。公明党秋野議員が三月九日予算委員会で求めたものでございます。一方、他の候補薬の一つであるアビガンについて、総理は先日の記者会見で、月内の薬事承認を目指したいとの御発言をされています。アビガンについては、催奇形性について報告され、妊婦らへの投与ができないなど危惧するお声もある一方で、早期承認を求める強いお声もあります。
また、治療薬、予防薬の開発については、抗HIV治療薬、抗インフルエンザ治療薬、ぜんそく治療薬等の既存の治療薬の新型コロナウイルスに対する効果に関して観察研究や臨床研究等が行われており、その結果を踏まえ、予防薬として転用できる薬を見極める必要があると考えております。
そもそも、この新型インフルエンザ治療薬としてアビガンが承認され、備蓄に至った経緯について教えていただきたいと思います。 また、この新型コロナウイルス感染症は、当初、高齢者を中心に重症化すると言われてきましたが、最近では若年層の間でも感染が拡大しつつありまして、重症化する症例も出ていると聞いております。
○政府参考人(吉永和生君) 御指摘のアビガンにつきましては、新型インフルエンザ治療薬として既に承認がなされてございます。また、備蓄もなされておりまして、十分な量が確保されている状況でございます。一方で、レムデシビルとカレトラにつきましては入手が限定的な状況でございます。
更なる措置につきましては、既存の抗インフルエンザ治療薬を新型コロナウイルス治療薬として活用するための臨床研究、治療薬の開発を加速することといたしております。 いずれにいたしましても、スピード感、そして、何しろ全関係者が緊張感を持ってこの問題に対応して、一日も早く解決策を見出していただくよう全員で頑張っておるところでございます。
インフルエンザ治療薬タミフルの成分が河川水から検出、人体への影響などの問題について質問させていただきたいと思います。水道水における生理活性物質、つまり医薬品、薬の成分が尿から排出され、河川の水に流れ、鳥や動物、人への影響がある問題について質問をさせていただきます。 インフルエンザの大流行時、タミフル成分を大量に含む下水が生じた場合、処理水が流れ込む河川中の濃度が上がる。
その一連の中の並列的にということではなくて、やはりアメリカの事例からいっても、その分析がされていますけれども、非常にやっぱり深刻な事態になっているわけで、WHOも特に注意すべき感染者として妊婦とそれから糖尿病患者を挙げて、そこにはタミフルなどのインフルエンザ治療薬の早期投与を明記しているわけですよ。そういうやっぱり位置付けじゃなければいけないんじゃないかと思いますけれども、いかがですか。
また、インフルエンザ治療薬のタミフルや、昨日も資料が発見されたと記者発表されたC型肝炎の問題など、薬害が繰り返される現実を前に、私は二度と同じような被害を繰り返さないためにこの国を変えたいと思い、選挙に立候補いたしました。 消えた年金問題や薬害エイズの問題を引き起こしたのは、全く同じ人物によって引き起こされました。
それで、具体的な事例で聞きたいと思うんですが、四月に、インフルエンザ治療薬タミフルをめぐって、厚労省の対応が後手に回ったという事件がありました。
当然これは、インフルエンザ治療薬の安全性が問題になった際の分科会の調査会に参考人として出席をされた東京大学の教授の方が、輸入元の中外製薬から寄附金を受けていたことが明らかになりといったような経緯の中で今回の暫定ルールがなされている。 私が伺いたいのは、この記事の中で、「暫定ルールが適用されるのは、同分科会と傘下に設けられている部会や調査会。
より副作用の少ないインフルエンザ治療薬につきましては、医薬品開発全体のこととして、新しい治療法などの研究の成果が速やかに実用化され、新たな治療薬の開発につながりますように、平成十九年度から新たな治験活性化五カ年計画を実施することといたしております。
まず、本題に入る前に、インフルエンザ治療薬タミフルについて伺います。 柳澤厚生労働大臣は、三月二十日、参議院厚生労働委員会において、タミフルの輸入販売元の中外製薬に旧厚生省薬務担当課長が天下っていた問題について法的に問題ないと答弁されましたが、本当に問題ないと考えておられるのでしょうか。その真意をお聞かせください。
はないということでございますけれども、そうは言っても、現実に最近も二例の大変痛ましい事故がありましたんで、私どもの方からは、原因が別にタミフルということではないんですけれども、ただインフルエンザの脳症でもそういった異常な行動というのはよく見られるというような医学的知見もございますんで、二月に起きたようなそういった事故を防ぐために、現段階で考えられる可能な限りの対応ということで、二月二十八日にインフルエンザ治療
○阿部(知)委員 まず、前者については、厚生労働省がお出しになったインフルエンザ治療にかかわる医療関係者の皆様へという文案を大臣は読んでおられないんでしょうか。やはり大臣の方こそ御認識していないんですよ。インフルエンザと診断され治療が開始された後は、タミフル処方の有無を問わず異常行動発現のおそれがあるからしっかり見ていてくださいというのが厚労省の出したものですよ。
○田名部委員 適切な情報提供ということでありまして、厚生労働省の出している「インフルエンザ治療に携わる医療関係者の皆様へ」という中にも、医療関係者は、家族、患者に対しちゃんと説明をするようにと。「少なくとも二日間、保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮すること」というふうに記載されております。 しかしながら、本当に今共働きの世帯がふえて、ずっと子供のそばにいられるかどうかわからない。
このような状況の下で、厚生労働省といたしましては、インフルエンザに罹患しタミフルを服用したと見られる中学生が転落死するという痛ましい事故が二月に入って続けて起こりましたことから、このような事故を防ぐために考えられる可能な限りの対応を取るために、去る二月の二十八日にインフルエンザ治療開始後の注意事項を医療関係者等に周知したところでございます。
そもそもインフルエンザに罹患した場合に、タミフル服用の有無と関係なく、そうした異常な行動に出るということもかねて観察されていたことでもあるという事情もありまして、いずれにせよ、とにかく、まず私どもとしては、本日、インフルエンザ治療にかかわる医療関係者の皆さんへ、注意事項についてのお願いということで、インフルエンザ治療開始後の注意ということで、留意事項について、これを通達するということをいたしたところでございます