2019-05-21 第198回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
二〇一七年のアジア開発銀行の試算によりますと、二〇一六年から二〇三〇年のアジアにおけるインフラ整備需要は約三千兆円を見込んでおります。他方、我が国は、今後、少子高齢化と人口減少が進む中で、国内需要の先行きが心配され、世界の旺盛なインフラ需要に今まで以上に目を向ける必要があります。
二〇一七年のアジア開発銀行の試算によりますと、二〇一六年から二〇三〇年のアジアにおけるインフラ整備需要は約三千兆円を見込んでおります。他方、我が国は、今後、少子高齢化と人口減少が進む中で、国内需要の先行きが心配され、世界の旺盛なインフラ需要に今まで以上に目を向ける必要があります。
膨大なアジア地域のインフラ整備需要に対応し、今後、多額の資金需要も発生します。 ガバナンスのあり方などで不透明な部分が存在するにせよ、AIIBに対する強い期待感がASEAN諸国を初めとしたアジア各国から表明される中、日本政府が現時点までAIIBへの参加を見送っている理由が理解できません。
OECDの推計によりますと、全世界のインフラ整備需要、これはエネルギー、通信等も含んでございますが、年間二百三十兆円程度と見込まれております。このうち、交通と都市開発につきましては、先ほど先生御指摘のとおり、年間約七十兆円程度と見込まれております。 アジア開発銀行の推計によりますと、アジアのインフラ整備需要は年間八十兆円と見込まれております。