1989-11-16 第116回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
ことしの二月、日本鋼管鶴見製作所浅野ドックで発生いたしましたインド船籍の爆発火災事故は、死傷者二十三名という大変重大な災害でありました。このような船舶の修理作業中に発生した重大災害は、過去にも非常に数多くあるわけでございます。これら多発する事故に対しまして、労働省の対応状況の概要を明らかにしていただきたいと存じます。
ことしの二月、日本鋼管鶴見製作所浅野ドックで発生いたしましたインド船籍の爆発火災事故は、死傷者二十三名という大変重大な災害でありました。このような船舶の修理作業中に発生した重大災害は、過去にも非常に数多くあるわけでございます。これら多発する事故に対しまして、労働省の対応状況の概要を明らかにしていただきたいと存じます。
特に、ことしの二月十六日に横浜の港で起こりましたインド船籍のジャグ・ドゥート号の船舶火災、あの船舶火災では貴重な人命が損なわれる、十名を超える死亡者を出す、大変な大惨事であったと思うのです。
○矢野政府委員 本年二月十六日に横浜市で発生いたしましたインド船籍のジャグ・ドゥート号の火災における消防隊の出動状況でございますが、簡潔に申し上げますと、この火災に際しましては、横浜市消防局から普通消防車、水槽つきのポンプ車、化学車等の車両三十一台、ヘリコプター一機、消防艇二隻、人員百二十四名が出動をし、また同市の消防団からは車両、これは可搬式動力ポンプ積載車でございますが三台、人員二十名が出動をいたしまして
昨日の午後三時三十分ごろでございますが、ドックに係留中のインド船籍の貨物船で火災が起きたことは御案内のとおりでございますが、警察、それから消防庁、それから現地の会社の自衛隊、そういうものを総動員いたしまして、一刻も早く消火しようということで頑張ったわけでございますが、約十二時間にわたりまして、ようやく鎮火状態に至った状態でございます。
午前中はリクルート問題、定数是正問題並びに外交、防衛に絞っていろいろお尋ねを申し上げたいと思いますが、その前に、昨日、日本鋼管鶴見製作所浅野ドックにおきまして、インド船籍の貨物船の事故がございました。ジャダ・ドゥート号が炎工事故を起こし、その犠牲になられた方々に対しては心からお見舞いを申し上げますとともに、その後の経緯について、もし承ることがあれば御報告をいただきたいと存じます。
○小俣説明員 事故の状況につきましては、三月十八日に定期修理中のインド船籍バラウニ号のエンジンルームから出火したということでございますが、火災の原因につきまして、現在現場検証等が行われている最中でございまして、確定したことは申し上げられませんが、現在までのところ、ガス切断によります火花が、漏れておりました燃料油あるいは残留しておりましたスラッジ、いずれかに引火をして火災の原因となったものと、このように