1998-05-19 第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第16号
つけ加えますと、インドに対します世界銀行とかアジア開発銀行等におきます国際開発機関を経由する対インド援助につきましても、日本としては慎重に対応していくという措置もあわせ発表したところでございます。
つけ加えますと、インドに対します世界銀行とかアジア開発銀行等におきます国際開発機関を経由する対インド援助につきましても、日本としては慎重に対応していくという措置もあわせ発表したところでございます。
それから、インド、南アジア、これはソ連のインド援助もとまりました。これは八九年なんです。それから、湾岸戦争がございまして、その後アフガン撤兵がございました。これでまたすっかり変わりました。それまではソ連、アフガン、それにインドがついて、それに対して米、中、パキスタン、これはもうはっきり対立しておりました。今は、パキスタンは九一年後、むしろ解放されたイスラム諸国との関係の方がよくなりました。
○政府委員(川上隆朗君) 御指摘の、インド援助国会合につきましては、現在まだ確定いたしておりませんが、インドの総選挙の関係で日程が例年の六月よりも大幅におくれるという予定になっているようでございます。このため、同会合において我が国がいかなる対応をとるかということにつきましては現在検討中でございまして、本件プロジェクトの取り扱いも含めまして、具体的な方針はいまだ確定していないわけでございます。
ことしもインド援助国会議が多分七月なりに開かれると思います。このナルマダの問題も、住民移転の問題とかで去年も随分論議をいたしました。そして現地では、昨年十二月からことし一月にかけて反対のロングマーチなんかも行われるなど、決して状況は好転していないと私どもは思っておるんですけれども、このインドの援助国会議において、日本としてはどういうようなこのナルマダ問題については表明をなさるおつもりなのか。
○木庭健太郎君 それでは、来月十六日にはパリで世界十五カ国それから世銀とか国際金融機関が参加したインド援助国会議が開かれることになっておりますけれども、日本としてはそのときまでにこの問題についての一つの方向性を持っていこうというおつもりでいらっしゃるんですか。
現に中印国境問題以来、アメリカ政府は、公然と日本にインド援助を強要し、日本政府も大量の軍用トラックの輸出を認めているではありませんか。このような政策を政府がとり、アメリカの方針もはっきりしていると私は思うのです。もう一度確認しておきますが、日本政府は絶対にインドにこの資金を使用させない方針を、日米協議にあたってとると約束できるかどうか、はっきりと外務大臣に答えてもらいたい。