1999-11-10 第146回国会 衆議院 外務委員会 第1号
インドネシアの言い分は、第三十回の国連総会の事業によりますと、インドネシア政府はティモール島のインドネシア領に流入した難民を助けるために現地に赴いたというものでありましたが、日本政府は、これを非難するのではなくて、七五年十二月十一日の非難決議に反対をしたばかりか、投票理由の説明の中で、軍事介入を容認するものではないと言いながらも、ポルトガルの責任不履行がポルトガル領ティモール内の武力抗争を激化させるに
インドネシアの言い分は、第三十回の国連総会の事業によりますと、インドネシア政府はティモール島のインドネシア領に流入した難民を助けるために現地に赴いたというものでありましたが、日本政府は、これを非難するのではなくて、七五年十二月十一日の非難決議に反対をしたばかりか、投票理由の説明の中で、軍事介入を容認するものではないと言いながらも、ポルトガルの責任不履行がポルトガル領ティモール内の武力抗争を激化させるに
したがいまして、先生御指摘のように、教科書検定におきましては、チモール島につきましてはこれは明確にインドネシア領というふうには表示をしないで、東チモールという表現をし、そしてその部分については西と区別をするために破線であらわすというのがいわば正解というふうに私ども認識しておりますが、一部の教科書では、その部分が非常に小さくて技術的な面で破線等が入りにくかったというふうな経緯のものもあるようでございます
今度は難民の問題についてのことですけれども、この問題については今月の十五、十六日でしたか、いわゆるジャカルタにおいて開かれたインドシナ難民手続センター設立に関する国際会議という会議に日本も参加をして、インドネシア領に難民センターを設立することが合意されたわけです。
ところが現在パプア・ニューギニアは、あの島の西のほうは西イリアンという名前でインドネシア領になっておりまして、東の北のほうの部分は国連の信託統治で豪州、南のほうが豪州の属領のような形になっております。この場合、現在の地位というものは非常に違っているわけですね。