1981-06-04 第94回国会 参議院 外務委員会 第12号
他方、昭和五十四年の初頭以来、インドシナからの難民の流出が急増いたしまして、それに対して日本としては、国連機関インドシナ難民救済計画等についてかなり大幅な拠出をしたわけでございますけれども、同時に、日本自身としても、インドシナ難民の定住受け入れについて真剣に検討すべきであるという意見が内外から出てまいりました。たしか五十四年の四月に五百名という定住枠を設定したわけでございます。
他方、昭和五十四年の初頭以来、インドシナからの難民の流出が急増いたしまして、それに対して日本としては、国連機関インドシナ難民救済計画等についてかなり大幅な拠出をしたわけでございますけれども、同時に、日本自身としても、インドシナ難民の定住受け入れについて真剣に検討すべきであるという意見が内外から出てまいりました。たしか五十四年の四月に五百名という定住枠を設定したわけでございます。
また、昭和五十五年度は総計約一億ドル、このうち約六千万ドルはUNHCRへの拠出でございますが、このような大幅な援助を行いまして、この国連難民高等弁務官事務所――UNHCRのインドシナ難民救済計画に対する拠出の貢献というものはわが国は世界一となっております。 また、難民の定住受け入れについてでございますが、先ほども申しましたとおり、現在三千名の定住枠を設けているわけでございます。
まず、UNHCRについて申しますと、先生の御指摘のとおり、わが国が約半分負担すると申しましたのは、UNHCR、国連難民高等弁務官事務所のインドシナ難民救済計画の所要費用の約半分ということでございます。それが五十五年度においては約五千万ドル弱ということでございます。
それから、インドシナ難民救済計画で内訳で幾らお出しになったのか。それから、パターンと書いてあるが、パターンて何だ。RPCとは何だ。パターンRPCとは一体何だ。これで五百万ドルというんだな。それからガランRPC、これは何だ、三百五十万ドル。それからUNICEF、これは国連の児童基金だという、どういう機構になっているのか知らないが、これが五百万ドル。
さきに行われました日米首脳会談においてでございますが、総理の方から、わが国は国連難民高等弁務官事務所、つまりUNHCRでございますが、ここの行っておりますインドシナ難民救済計画に対しまして、本年度は拠出を六千万ドル計上しているということ、それからまた、米の援助につきまして、現在積み出し中の二万トンに加えまして、当面約五万トンの供与を行う方針であるという発言がなされた経緯はございますが、その会談におきまして
わが国は、この問題の解決のため、国連難民高等弁務官事務所のインドシナ難民救済計画の一九七九年所要経費の半額負担、及びカンボジア難民に対する医療面を含む官民挙げての救援活動を行うとともに、本邦への定住促進等の努力を払っておりますが、今後ともこれらの各分野で協力を積み上げていく所存であります。
わが国は、この問題の解決のため、国連難民高等弁務官事務所のインドシナ難民救済計画の七九年所要経費の半額負担、及びカンボジア難民に対する医療面を含む官民挙げての救援活動を行うとともに、本邦への定住促進等の努力を払っておりますが、今後ともこれらの各分野で協力を積み上げていく所存であります。
○国務大臣(金子一平君) 総理がアメリカ、フィリピン御訪問の際のお話の中で、幾ら具体的に日本として財政負担をしなきゃいかぬことに決まったかというお話でございますが、国連の難民高等弁務官のインドシナ難民救済計画も、難民の一時収容センター構想も、まだ構想の段階でございまして、具体的に計画がセットされておりません。これは今後の問題と御了承賜りたいと思います。