1951-10-22 第12回国会 衆議院 本会議 第7号
米国はまた石炭の輸出を統制し、英国は石炭をインドから輸入するために非常な努力を拂つていると聞きます。むしろ今日こそ日銀ユーザンス制を再び活用すべき時期にあるのではなかろうか。今回、甲乙二段階にわけて、甲種段階はユーザンス制を残し、乙種段階を廃止するという趣であります。問題はむしろ乙種段階にあるのであります。
米国はまた石炭の輸出を統制し、英国は石炭をインドから輸入するために非常な努力を拂つていると聞きます。むしろ今日こそ日銀ユーザンス制を再び活用すべき時期にあるのではなかろうか。今回、甲乙二段階にわけて、甲種段階はユーザンス制を残し、乙種段階を廃止するという趣であります。問題はむしろ乙種段階にあるのであります。
今朝の新聞にもありましたが、一時有望視されたインド炭も、なかなか思うように参らざるのみならず、もつとひどく差迫つておる電力用炭の方にまわさなければならぬような点もある。
それについて、インドのネールも、英国のヤンガー、それから女流交士のパール・バツクなども、ここを東亜侵略の拠点にするために、アメリカはこんなことをするのだというような口吻を漏らしております。われわれは彼らがどんなこと言おうとも、それに迷わされるものではありませんが、とにかくこういつたような誤解を生ずるほどに、堅固な軍事基地を最も離れたところに築いている。
○勝間田委員 国連が云々という問題については、まだ若干の問題が残つておると思いますが、しかし現在私はあえてインドを言わなくてもよくわかると思いますが、インドなりビルマなり、あるいは最近のアジア・アラブ諸国家を見てもわかる通りに、たとえば今度の対日講和に対してとつたこれら諸国家の立場を考えてみても、あなたがお話になるような、そういう脅威に対してとつた国連の処置、あるいは現在日本がとろうとしておる処置に
すなわちインドが今日サンフランシスコ会議に参加せず、従つて調印もしなかつた一番大きな問題は、ネール声明にも現われておる通り、また私たちがしばしば各方面を通じて知つておる通りに、今度の対日講和は極東問題の解決を困難ならしめるということが一つであり、もう一つの根拠は、日本の完全独立を不可能ならしめるということが第二である。
○草葉政府委員 インドの主張につきましては、お話のように、ネール首相は声明もいたしておりまするし、演説もいたしております。その通りであろうと思います。 これはヤンガー国務相も申しましたように、インドは今度の講和條約については十分了承してくれるものであると信ずる。従つて今度の條約の内容については、今後インドは全面的に支持をしてくれるものと信ずると申しました。私どももさように信じております。
まず質問の第一点は、インドに関する問題でありまするが、日本がもしもつと努力をしたならば誤解が解けて、場合によつたならばインドのサンフランシスコ会議の参加も実現したのではないかということが感ぜられるのであります。インドには私どもも経験がありまするが、アメリカに対するところの政策に確かに一種の誤解がひそんでおるのであります。
○西村(熊)政府委員 朝鮮における事態、インド支那における事態、マレー半島における事態をお考えになれば、総理の演説の意のあるところを御理解願えると思います。
インドの不参加は日本の努力が足りなかつたという御意見でありますが、従来日本は外交停止の状態にあるので、努力いたしたいと思つても方法がないのであります。しかしながら仕合せにしてインドは、終戦以来日本に対して多くの好意を寄せておる国の一つであります。
それからこのプラント輸出が非常に現在停頓しておるというのにはいろんな理由があつて、先だつてもパキスタンへ調査団をやつて帰つて来て詳細の報告を聞いていますんですけれども、パキスタンだとかインドだとかいうものが政府も民間も非常に日本に好意を持つておる。
なお我が国のほうからの技術者の派遣につきましては、パキスタン、インド、ビルマの方面に対しまして、先方の政府の職員の要員乃至は民間企業の職員としまして、こういうような人員を以て、この備考に書きましたような業種につきましては、日本のほうから技術者を派遣する予定であります。
それからさつきモロー調査団のお話が出ましたが、この資料の使節団の中には使節団の派遣方、パキスタン、インド特にパキスタンが十名と書いてありますがこれはモロー調査団のことですか。
インドのネールもそう言つています。濠州政府だつてそう言つておる。フイリピンだつてやはりある程度の自衛力は必要だと認めておる。中共の話は聞きませんが、ソ連は少くも日本の軍備を明らかに認めておる。そこで日本は税金がこの上増せないから軍備は困難だと言われる。なるほど今日の日本の税は重い。しかしフイリピンだつて軍隊は持つております。李承晩政府も軍隊を持つています。
即ち鉄道は電気になりますと高い石炭をインドやアメリカから輸入することが少くなるのでありましよう。合成繊維が増産されますと羊毛や綿花の輸入が少くて済むことになります。更に化学肥料の増産になりますと、輸出が増加いたしまして、将来は国民の自然増収から税金も大幅に引下げられることになるだろうと存じます。
ビルマ、中国、チェコスロヴアキア、インド、ポーランド、ソヴィエト連邦、ユーゴスラビアの七箇国であります。 第二十七條は、批准書の寄託に関する規定でございます。 以上をもつて平和條約の逐條説明を終りました。 議定書の方は、契約、時効期間及び流通証券、保険契約、特別規定、それから最終條項からなつておりまして、二十六箇国が署名いたしたものであります。
会議の招請を受けました国は、仏印三国を加えまして結局五十五箇国となりましたが、インド、ビルマ、ユーゴースラビアが参加いたしませんでしたので、結局日本を含めて五十二箇国が会議に参加いたしたのでありますこうしたいきさつの後、去る九月八日号ンフランシスコにおきまして、日本及び連合国四十八箇国によりまして、平和條約の署名を見るに至りましたことは、まことに御同慶の至りであります。
(「その通り」と呼ぶ者あり)第二に質さなければならんことは、中国、ソヴイエト、インド及びアジア諸国を除外した無効且つ不法の條約をなぜ提出したかという点である。成るほどアメリカ、イギリスを初めとして、グアテマラ、ニカラグア、コスタリカなど、我々の名も知らなかつたような国々が多数調印した。然らば日本は一体どの国と戦争したのであるか。
(「反対だぞ」と呼ぶ者あり)勿論反対の人口の大半を占めるものは中国とインドであります。中国とインドがこの條約に参加しなかつたということにつきましでは、吉田全権もみずからの耳でお聞きになつただろうと思いますが、ヤンガー英代表が、あの演説の中で以て、「インドの欠席は最大の痛恨事である。もう一人の欠席者は中国である。この中国は日本の暴力と最も長い期間、且つ激しく戰つた国である。
サンフランシスコ会議においてインドその他の国が参加しなかつたということは誠に遺憾なことであります。併しながらインドにしても、すでに日本との間には戦争状態を終結せしめるということになつております。又、成るべく早く日本との間に講和條約を締結したいという意思表示はすでにあつたのであります。
また、これら二国と合せまするときには世界の人口の半ばを占めるインドも、これには参加しておらないのであります。今回の講和においては、東洋の平和ということが最大の願望であつたわけでありまするが、東洋に位置しておる国で、いろいろの理由からではありまするが、国交回復の仲間に入つておらないもの、中国、中共、インドを初めとして、朝鮮、ビルマ等、むしろ多きに位しておるのであります。
終戦後、インド政府は、絶えずいろいろな場合において、日本政府及び日本国に対して好意を表しておつたりであります。またこのたびの平和條約についても、これは私の想像でありますが、日本に対してさらに有利な條件をというような考えからであろうと思いますが、参加しなかつたことは残念に思います。
同じく会議に参加しなかつたインドは、早急に対日戰争状態終了を宣言し、寛大な態度で単独講和條約締結を明言していることは、せめてもの慰めであると思うのであります。
即ち第一には、サンフランシスコ会議に招請を受けなかつた中国、第二には、招請されたが参加しなかつたインド、ビルマ等の諸国、第三には、会議には参加したが調印を拒否したソ連その他の諸国、これら非調印諸国との関係が幾多の重大な問題を包蔵したままに残されておるのでありまして、更に或る国々は、調印はしたけれども批准しないかも知れないのであります。
中国、インド等、アジアの主なる国との間の講和関係は不幸にして成り立つておりませんが、併しながら中国にしても或いはインドにしても、成るべく早く日本と講和條約は成立せしむべきものなりということは明らかに言明いたしておるのであります。
海外と言いましても、電力用の石炭としてはインド炭だけしか現在では考えられないのであります。で、この輸入はすでに着手いたしております。もう一つは重油を輸入して石炭の代用燃料に使う、このほうもすでに着手して、相当発電用の重油を輸入することになつております。併しそれでは足りないので、現在インド炭の輸入、それから重油の輸入を相当量増加したいという計画を立てて、今折角苦心をしているのが現状なのであります。
さらに伺いたいのは、われわれの今後の外交方針が自由諸国家群との団結にある以上、インド、ビルマ、タイ、韓国等のアジア自由国家群との国交回復は、今後に残された重大な問題であります。これらのアジア自由国家群との関係はどうなつておるか、政府はいかなる方法によつてこれを達成しようとして努力しておられるか、この点をも明らかにしていただきたいのであります。
その結果、インド、ビルマのごときは、この講和條約には参加しなかつたのであります。また、その他のアジア諸国の発言を見ましても、日本に対し相当峻厳なもののあつたことは、総理お聞きの通りであります。われわれは、西ヨーロツパ並びにアメリカ諸国からも孤立してはいけないと同時に、アジアから孤立して日本の将来は断じてないのであります。
中共に対してまた大同小異の議論が立つと思いますが、インド等は日本と早く講和條約を結びたいという意思を表明しておるのであります。ゆえに、日本がインドその他アジアの諸国からして全然孤立いたしておるということは、これは妄断であるといわざるを得ないのであります。
インドの住民を救うためにまた日本の漁業を海外に広げるためには絶好の機会と存じているのであります。 さてそこで私は一問一答いたします。あなたは大洋漁業の漁船が煙突を隠してマークを隠してアメリカの飛行機に写真を写されたことを御存じでありましようか、どうでしようか。
○松田委員長代理 次に、最近インド政府の要請により日本漁船がインド洋方面に進出するようでありますが、これら南方諸国と日本との協力漁業に関し、政府よりこれが行政方針について説明を聴取したいと思います。
本年二月に太平洋漁業会議がインドのマドラスで開かれまして、私がオブザーバーとしてこれに出席いたしたわけであります。
こういう政府が自分の所有船を自分で動かしてそうして政府の欧洲或いはインド方面への援助物資の輸送をやるということによつて、運賃の急激なる上昇といいまするか、……むしろ運賃の低下を企図しておるような次第でございます。従いまして一般貨物運賃につきましては非常なる強気でございまするが、そう大きな暴騰はしないのではないかということが考えられるのでございます。
若しそうだとしますれば、その割合なり或いは新航路、大体今までインドより西は余り行つていないようであります。何かそれについて具体的のお考えがあればお伺いして置きたいと思います。
北米方面或いはインドネシア方面、インド方面への定期航路を充実するというふうな考えを入れております。但し欧洲方面は定期航路とかそういうことはまだ考えておりません。
又インド炭の輸入という問題につきましても具体的に資源庁のほう、乃至は消費者のほうといろいろ打合せをしまして、できるだけ入る方法はないかと目下検討いたしております。委員会といたしましても少くとも三十万トン程度を入れてもらいたいといつて各方面に話を進めておる次第であります。
昔の貴族院で申せば公侯爵のような伯、子、男のようなものがあるわけでありまして、その公侯爵に当りますのは、現在では英、米とそれからフランス、インド、中華民国であります。それだけが現在当然常任理事になつております。そのほかに互選で数人のものが出ておるわけであります。この常任理事というのが実体をなしておりまして、常務をやつておるわけであります。
なおインドの炭の輸入等についてもお話を聞いておるのでありますが、これまた確実に入手いただきたいと思うのであります。なおまたここには差控えましたが、聞くところによりますと、朝鮮方面に相当量の炭が出るようなお話もあります。これまたいろいろ事情があるかと思いますが、関西におきまして現在すでに操業度が五〇%になつておる。
インド炭の輸入というお話も、ございましたが、この面につきましても最近各方面と打合せをいたして、インド炭の輸入方策についていろいろと善処いたしておるのであります。電力の面といたしましては、少くとも三十万トン程度のインド炭をもらいたいという線で今話合いを進めておるのでありますが、まだその辺の見通しは立つておりません。
もう一つは東南アジア特にインド、パキスタンあるいはビルマというようなところは、今日まで御承知の通り工業設備がきわめて原始的であります。この機会に東南アジアの開発とあわせて、これら各国の工業設備をできる限り上昇するように、そうしてそれのプラント輸出を日本からやりたい。
これはもちろん日本からそれだけのものを売りたいわけでありますが、それと同じくらい重要なことは、それだけのものを向うから買いたいということでありましてこれにつきましてなおイギリス本国のみならず、これは主として濠州でありますとか、インドでありますとか、パキスタンでありますとか、そういうような国との話合いの問題になりますので、これから、その話合いにだんだん入つて行こうというふうに考えておるところであります
もう一つはこの春以来の成績がきわめて不良でありますが、これは一つはインドから過去二、三年続きました紡績工場のプラント輸出が、一応暫定的に一段落したこと、もう一つは、本年二月、三月のいわゆる鉄鋼ブームの場合に、タイその他でひんぴんとして入札が行われたのでありますが、ちようど国内の経済がインフレ状態にあつた関係上、将来の鉄鋼価格の異常な値上りを予想して、この入札に対して各国と比較した場合、きわめて高い価格
それからあと少し毛色は変りますけれども、インドの図書館との間に、分量は少いけれども頻繁に交換しております、主に農業に関するものですが……濠州等も少しずつやつております、尤も分量は非常に僅かです。