1985-05-21 第102回国会 参議院 運輸委員会 第10号
ほかの川崎汽船を見ますと、同様で、男に対しては配偶者として妻に対して五千円、富士浅野海運も六千円、ドッド・ウエルという外資系は二万四千円、インターオーシャンというところは五千円、こういうように妻手当だけがあって、女の方には配偶者手当というものが適用されていないんですね。これは明らかに婦人差別であると言えるのではないか。赤松局長にこれを聞いていただいて、そしてお調べもいただきたい。
ほかの川崎汽船を見ますと、同様で、男に対しては配偶者として妻に対して五千円、富士浅野海運も六千円、ドッド・ウエルという外資系は二万四千円、インターオーシャンというところは五千円、こういうように妻手当だけがあって、女の方には配偶者手当というものが適用されていないんですね。これは明らかに婦人差別であると言えるのではないか。赤松局長にこれを聞いていただいて、そしてお調べもいただきたい。
○国務大臣(木暮武太夫君) ただいまのところは、移住民を輸送いたします邦船としては、大阪商船の所有にかかるものが五隻と、それから外国の、オランダ系のローヤル・インターオーシャンに所属するものが五隻あります。それからまた、これはわずかですけれども、航空機で行くものもある。
○国務大臣(小坂善太郎君) 計画の中にオランダ船を使う計画がございまして、ローヤル・インターオーシャンというのでございますが、それを契約することにしておりますので、その点が運輸省の計画とわれわれの計画との間の差であると存じます。
運賃の問題は、現実に輸送に従事しております大阪商船とかロイヤル・インターオーシャンの話を聞いておりますと何とかしなければならぬと思います。しかし当面のことを申しますと運賃はなるべく安い方がいいわけでございまして、運送会社には気の毒ですがなるべく安い運賃でやってもらいたいという気持も他方にあるわけでございます。
ただ、一番ここで一つ問題になりますことは輸送力の問題でございまして、ただいま大阪商船の船を四はい、それからオランダ船のローヤル・インター・オーシャン・ライン五はいを使って輸送をいたしておるのであります。
これにオランダのロイアル・インターオーシャン・ラインズという船会社がございまして、これが日本と中南米の間を往来しておりますが、この会社の船が毎月一ぱいずつ出まして、年間に三千八百人を輸送する船腹を持っております。合せまして、現在の利用し得る船腹は年間に八千五百人であります。