1975-05-22 第75回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第12号
ところが、マルチ商法そのものがいろいろ法律上の問題を抱えておるとしても、これはもう私は当然早い機会に規制しなければならぬと思いますけれども、それはそれとしても、商品の側から考えても、たとえばいまの源水器等々の問題もそうですし、このエー・ピー・オーのインジェクターの場合もそうですけれども、商品そのものの規制によって被害を未然に防ぐということは十分可能なわけです。
ところが、マルチ商法そのものがいろいろ法律上の問題を抱えておるとしても、これはもう私は当然早い機会に規制しなければならぬと思いますけれども、それはそれとしても、商品の側から考えても、たとえばいまの源水器等々の問題もそうですし、このエー・ピー・オーのインジェクターの場合もそうですけれども、商品そのものの規制によって被害を未然に防ぐということは十分可能なわけです。
○斎藤説明員 先生のお手元の資料がどういうかっこうで出たか存じませんが、私どもの方でテストの結果を外に発表いたしましたときの文書がここにございますが、この文書では「エー・ピー・オー・マークIIペーパーインジェクターについては、機械技術研究所、日本車両検査協会の試験結果を見れば、効果があるとは言えない。」という、ふうに書いてございます。
○野間委員 公取にお聞きしますけれども、いま商品の問題について、源水器やバスイオンと称する商品、それからいまのエー・ピー・オーのインジェクター、こういうものについての質問をしたわけですけれども、マルチ商法そのものの中に占める商品、この位置づけ、これは独禁政策あるいは独禁法上どのように考えておられるのか、まずそこからお答え願いたいと思います。
このエー・ピー・オー・ジャパン社から売り出しておりますMKIIペーパーインジェクターなる自動車部品ですね、私、委員長の許可を得ましてここに持ち込んでおります。また、私ここにパンフレットも持っておりますが、会社側としまして、公害防止に非常に有効等の宣伝をしてあるわけでございます。
この一昨年の試験の結果によりますと、エー・ピー・オーのペーパーインジェクターを取りつけ後は、CO、HC、NOxともに、取りつけ前に比べまして増加している場合が多い。二十四データを調べましたうち十五データが、かえって増加をしておるという結果が出ております。また、燃料消費率につきましても、このインジェクターを取りつけて後、八データ中六データが燃料消費率が悪化いたしておる。
この中で、APOジャパンのいわゆるマークIIペーパーインジェクターが、燃料節約、公害防止に役立つかどうかという問題に関連をして質問をいたしております。これに対しまして、政府の公正な第三者機関で検討されておりますが、この結果に基づいて法律をつくると、こう言っておるわけです。そういう問題と関連いたしまして、公害規制として効能があるのかないのか、まずこれを第一点お伺いいたします。
○政府委員(天谷直弘君) このAPOのペーパーインジェクターと称する機械につきましては、その効能につきまして疑問がございましたので、通産省におきまして機械技術研究所及び車両検査協会に検査を委託いたしまして、昭和四十八年の五月にその検査結果について報告を受けております。
○久保亘君 この排気ガス規制の問題に関連をいたしまして、ひとつ簡単にお聞きしたいんですが、APOジャパン社という会社が、APOマークIIペーパーインジェクターという燃料節約と公害防止に役立つというふれ込みの自動車部品を大量に国内で販売をいたしておりますが、これについてすでに昨年の秋、APOジャパン社に対して通産省が、通産省のテストに基づいて、ほとんど効果がない、場合によってはかえって悪い結果を生むかもしれないというような
第一点は、ただいま御質問で御指摘のありましたように、このペーパーインジェクターの効果の点でございます。ペーパーインジェクターがAPOジャパン社の広告のとおりの効果があるかどうかということにつきましては、御指摘にありましたように三つの機関でいろいろ分析をいたしまして、そのテストに用いたものに関する限り、十分効果がありとは言いがたいという結論になったわけでございます。