2005-03-17 第162回国会 参議院 予算委員会 第13号
例えば、国連決議の問題でも、決議案の作成の問題でもそうでありましたし、私もイラク攻撃の前にブレア首相がアメリカに飛んだそのときにイギリスに行きまして、いろいろな関係者から話を聞かせていただきましたけれども、ブレアの心は本当はイラク爆撃反対なんだというふうな論調が非常に強かったし、そう、識者も多かった、指摘する識者も多かったわけでございます。
例えば、国連決議の問題でも、決議案の作成の問題でもそうでありましたし、私もイラク攻撃の前にブレア首相がアメリカに飛んだそのときにイギリスに行きまして、いろいろな関係者から話を聞かせていただきましたけれども、ブレアの心は本当はイラク爆撃反対なんだというふうな論調が非常に強かったし、そう、識者も多かった、指摘する識者も多かったわけでございます。
パナマ侵略、それからアフガン、スーダン爆撃、イラク爆撃、NATOによるユーゴ爆撃、また最近のイラク攻撃に至るまで、非常に典型的なのはベトナム侵略戦争ですが、あれもアメリカは集団的自衛権の行使ということで始めたわけです。
先ほどの軍事的な問題にもう一度戻らせていただき、防衛庁長官にちょっと御答弁をお願いしたいんですが、先日、米英の両国軍がイラク爆撃、空爆をしました。その爆撃対象となったというのは、防空ミサイル網が、中国の軍事要員らによる光ファイバー通信、これが建設中だった、その強化中だったということが明らかにされているんですね。中国の光ファイバー通信は日本のODAだと、その資金と技術で大幅に発展した経緯があると。
それから、地域機構を頼るということもやむを得ないことはありますけれども、NATO軍を頼るというような場合には、やはり国連安保理の要請ないし承認を得て初めてそれが行われることが憲章に沿った行動であり、これを無視して行われた英仏軍によるイラク爆撃、あるいはNATO軍によるコソボ爆撃等はまさに国連憲章に反した行動であって、このようなことが繰り返されないようにやはり措置が講じられる必要があると思います。
ところで、現実のアメリカの軍事行動は、国連中心主義政策として国連の旗のもとでの活動と見られていますが、今次のイラク爆撃に見られるように、アメリカ中心の多国籍軍による攻撃であって、国連事務総長のもとでの軍事活動ではありませんでした。 ただ、国連安保理の決議の実効性を確保するための武力行使であるというものです。
いよいよ八月二十七日がその保険申請の事前手続の最後の期間になっているということでございますが、そのイラク爆撃の状況について外務省としてはどういうふうに把握されているのか、あるいはこの保険申請についていわゆる会社側からどういう対応になっているのか、もう既に手続がとられたのか、保険申請に当たっての前段の作業がなされたのかどうか、以上二点お尋ねをいたします。