2003-02-04 第156回国会 衆議院 本会議 第6号
イラク問題解決のためには、安保理を初め国際社会が協調して毅然たる態度を維持し、イラクが査察に全面的かつ積極的に協力するように求めることが何よりも重要であります。米国に対しては、先日の電話会談で、私からブッシュ大統領に対し、米国が構築してきた国際協調を維持することが引き続き重要であると述べたところであります。 イラク問題に関する国際世論についてのお尋ねであります。
イラク問題解決のためには、安保理を初め国際社会が協調して毅然たる態度を維持し、イラクが査察に全面的かつ積極的に協力するように求めることが何よりも重要であります。米国に対しては、先日の電話会談で、私からブッシュ大統領に対し、米国が構築してきた国際協調を維持することが引き続き重要であると述べたところであります。 イラク問題に関する国際世論についてのお尋ねであります。
と同時に、日本としては、国際社会全体の問題として受けとめ、国際社会がこのイラク問題解決に向けて、イラクに対して働きかけていく、これが私は重要であると思っております。
いずれにいたしましても、イラク問題解決に当たっては、極力国連の枠組みを活用するよう米国に対して我が国として働きかけていくことが我が国のとるべき道だ、このように考えております。
また、現在、日本政府としては、イラク問題解決のために、七年前の湾岸危機の教訓からも、どのような外交努力を行っておられるのか、総理の見解を伺いたいと思います。 終わりに、日本は今重大な歴史的な岐路に立っております。ここ数年のかじ取り次第で、二十一世紀の日本が、まさに質の高い国になるのか、あるいは衰退の道をたどるのか、これが決まると言っても過言ではありません。