2003-07-18 第156回国会 衆議院 法務委員会 第33号
は今大問題になっておるんですが、ただ、先ほど民部参考人がおっしゃいました、現に我が国に困っている、同姓が困るという方がたくさんいらっしゃる、だとすれば、その方々も別姓を認めてさしあげる、そういう多様な社会を認めてもいいのではないかなという、こんな観点で法案を提出させてもらっているんですが、議論を聞いていますと本当に大議論になって、日本の社会がごちゃごちゃになるんじゃないかというふうな議論からイデオロギー対決
は今大問題になっておるんですが、ただ、先ほど民部参考人がおっしゃいました、現に我が国に困っている、同姓が困るという方がたくさんいらっしゃる、だとすれば、その方々も別姓を認めてさしあげる、そういう多様な社会を認めてもいいのではないかなという、こんな観点で法案を提出させてもらっているんですが、議論を聞いていますと本当に大議論になって、日本の社会がごちゃごちゃになるんじゃないかというふうな議論からイデオロギー対決
つまり、先ほど官房長官おっしゃったような、そういういわゆる防衛出動が必要になるような状態というものに対する備えをするということはもちろん必要だと私は思いますけれども、同時に今急がれるべきは、先ほど申し上げたような、人種とか民族とかあるいはまた宗教とかそういうふうな、いわば従来のイデオロギー対決時代、冷戦下になかったような紛争に対してどう対応するのか。
不毛なイデオロギー対決や権力の交代劇を繰り返すのでなく、対話と建設的な議論で一つ一つ真に国民のための前向きで具体的な課題解決をしていく。そして、政治は国民のことを真剣に考えている、希望が見えてきたと将来への希望をつくり出し、広げいくことこそがこれからの政治でなければならないということをこの沖縄の一例は示していると思います。
なぜこの問題をお話ししますかといいますと、やはりそういう採択に関係して、もちろん教科書の選び方という問題で、イデオロギー対決の長い、今まで昭和の五十年間の中で、やはり一つの流れができてきていたというふうに私は思うわけであります。
ついに東西冷戦は終えんを告げ、社会主義陣営は経済運営の完全な行き詰まりにより自由主義陣営の圧勝に終わり、イデオロギー対決は過去の夢と化しました。七十余年、世界に君臨し、鉄の規律を誇ったソ連共産党の独裁体制は崩壊し、解体に追いやられるに至りました。ソ連国内情勢は混沌をきわめ、まことに今昔の感にたえません。
そして、戦後の我が国の教育界に文部省対日教組という不毛のイデオロギー対決が定着し、国民不在、子供無視の教育がまかり通ることとなりました。その結果、昭和四十六年、中教審が多年のエネルギーを費やして答申した改革案の多くが実施に移されないまま葬り去られたことは御存じのとおりであります。この対決と混迷の中で国民は当惑し、子供たちは多くの犠牲を強いられています。
決して、政治的イデオロギー対決を教育の中に持ち込んでならないことは言うまでもないと思います。 その際に、私どもやはり危惧をいたしますのは、最近の一連の中曽根総理のタカ派的発言、そして、その中曽根総理のタカ派的発言が、教育問題を口にすると同時に、何か中曽根総理は教育を道具に使ってどこかへという心配を国民に与えることも事実であります。