2019-05-10 第198回国会 参議院 本会議 第16号
最近のイタリア国債市場の動きがよい例です。しかし、今のように日銀が国債市場でモンスター的存在である限り、そして市場を抑えつつある現状では、長期金利上昇という累積赤字への警戒警報は鳴りません。 計画経済の下では崩壊が突然来るのは、歴史が証明しています。アベノミクスの第一の矢である異次元緩和を継続しても副作用や突然の崩壊は今後とも起こらないと自信を持って言えるのか、金融担当大臣、お答えください。
最近のイタリア国債市場の動きがよい例です。しかし、今のように日銀が国債市場でモンスター的存在である限り、そして市場を抑えつつある現状では、長期金利上昇という累積赤字への警戒警報は鳴りません。 計画経済の下では崩壊が突然来るのは、歴史が証明しています。アベノミクスの第一の矢である異次元緩和を継続しても副作用や突然の崩壊は今後とも起こらないと自信を持って言えるのか、金融担当大臣、お答えください。
六月に、十二月のテーパリング終了を目標とすると発表しているんですけれども、この六月の前の五月というのは、イタリア国債の利回りが急上昇したり、それから、それがスペインやポルトガルなどの周辺国にも波及するということで、極めて不安定な状況がヨーロッパにあったわけですけれども、それでも気にせずにテーパリングに行くということからすると、私は、やはり将来的な金融政策の幅というものを持っておきたいという意思のあらわれではないかというふうに
それは、結局、イタリア独自の、イタリアの現在の政権が欧州委員会のアドバイスにもかかわらず財政赤字を拡大するということについてマーケットが懸念して、それも、イタリアの方が言っておられますけれども、これでデフォルトリスクが高まったということでイタリア国債の価格が下落しているのではなくて、今の政権がユーロから離脱するというおそれがあるんじゃないかということで下落しているという分析になっておりますが、今の政権
今御存じのようにイタリアが、政府、大分問題になっています、ポピュリズム政権で問題になっていまして、そのおかげで、イタリア国債、随分金利が上がってきています。昨日現在で二・五〇%ですか。一時、先週、二・三、四三、三四ぐらいまで行きましたけれども、かなり上がってきていると。で、確かにギリシャ国債も四・三四%ですね。
お話をしながら思い出しましたのは、最強のヘッジファンドと言われたロングターム・キャピタル・マネジメント、LTCMが破綻したときに、いろんな要因で破綻しているんですけれども、たしか最後の引き金を引いたのは、実はイタリア国債か何か、ちょっとどの国だか忘れましたけれども、いわゆる国債が最後流動性が全く干上がってなくなってしまって換金できなくなったというところが最後の引き金になったんじゃなかったかなと思っています
でも、御指摘のとおりで、今この時点で日本国債とイタリア国債が全く同じだから日本国債はイタリア国債になってしまいますよと言う気はないです。ただ、似ているところがたくさんあるので、やはり彼らを対岸の火事と見ていないで、日本の財政赤字を再建すべき、やはりそこに戻ってくるかなということでございます。 以上です。
○尾辻副大臣 お話しのとおりに、ムーディーズがイタリア国債の格上げをいたしました。それは承知をいたしておりますけれども、これは他国の格上げのことでございますので、私どもからコメントする立場にはございません。したがって、コメントは差し控えさせていただきたいと存じます。
資料の一ページでごらんのように、既にマーケットでは、日本国債の金利が円建てイタリア国債の金利を上回り、その格差が最近急速に拡大しております。 資料の二ページ目をごらんください。