2019-03-22 第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
○政府参考人(岩井文男君) 多国籍部隊・監視団のこの任務でございますけれども、これはそもそもエジプト・イスラエル平和条約及びそれに附属するMFO設立議定書において明確に定められておりまして、エジプト、イスラエル間の国境、ラインB及びゾーンC内での検問、偵察、監視所の運用、平和条約の規定の履行状況に関する一か月に二回以上の定期的な検証、いずれかの締約国の要請受領後四十八時間以内における条約履行状況の追加的
○政府参考人(岩井文男君) 多国籍部隊・監視団のこの任務でございますけれども、これはそもそもエジプト・イスラエル平和条約及びそれに附属するMFO設立議定書において明確に定められておりまして、エジプト、イスラエル間の国境、ラインB及びゾーンC内での検問、偵察、監視所の運用、平和条約の規定の履行状況に関する一か月に二回以上の定期的な検証、いずれかの締約国の要請受領後四十八時間以内における条約履行状況の追加的
さらに、中東和平の実現のために、エジプト・イスラエル平和条約が、公正、永続的かつ包括的和平につながるべきものであるとの立場から、わが国としてもできる限りの協力を行っていく所存であり、従来より行ってきたわが国とPLOとの対話についても引き続き強化していく方針であります。
さらに、中東和平の実現のために、エジプト・イスラエル平和条約が、公正、永続的かつ包括的和平につながるべきものであるとの立場から、わが国としてもできる限りの協力を行っていく所存であり、従来より行ってきたわが国とPLOとの対話についても、引き続き強化していく方針であります。
このエジプト・イスラエル平和条約に対して、アラブ諸国あるいはパレスチナ人民がどういう評価をし、どういう態度をとっておるのか、政府の一員である通産大臣は御存じだと思いますが。
日本としてアラブ中東政策は必ずしも明確でないまま今回の日米会談に臨まれたわけでありますが、アラブ諸国の意向をある意味では顧みることなく、エジプト・イスラエル平和条約をのみ高く評価したわけであります。わが国の中東政策はいかなるものか、中近東アラブ友好外交を今後どう進めていくか、これは大きな問題でありますが、この際、明らかにしていただきたいと存ずるのであります。
次に、中東和平についてでありますが、過般のエジプト・イスラエル平和条約の成立は、中東諸国を二分せしめ、エジプトのアラブ世界における孤立を招きつつあります。この条約に反対する中東諸国の中には、日本にとってエネルギー確保のため無関心ではいられない重要性を有する国々も含まれております。しかし、日本の対エジプト援助は、米国の中東政策の一環となりつつあるような印象を一般に与えてはいないかと懸念されます。