2006-02-01 第164回国会 参議院 予算委員会 第2号
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨年もパレスチナのアッバス大統領が日本を訪問された際に会談をいたしましたけれども、日本はパレスチナ、イスラエル両方とも良好な友好関係を維持しております。そして今まで、地理的には遠い国でありますけれども、それだけに歴史的にも民族的にも宗教的にも関与してこなかった。支配関係もないし、支配された関係でもない。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨年もパレスチナのアッバス大統領が日本を訪問された際に会談をいたしましたけれども、日本はパレスチナ、イスラエル両方とも良好な友好関係を維持しております。そして今まで、地理的には遠い国でありますけれども、それだけに歴史的にも民族的にも宗教的にも関与してこなかった。支配関係もないし、支配された関係でもない。
日本としても今、パレスチナ、イスラエル両方に自制を各国首脳に要求しておりますし、今回のタリバン、アルカイーダ、テロ組織に対しても、アメリカに対するテロ攻撃に対しても、これはたとえアラブ人だろうとイスラム人だろうと、テロとの戦いはイスラムとの戦いではない、アラブ人との戦いでもないということは何回も申し上げているわけでありますが、このイスラエル、パレスチナの問題もより以上日本は注視して、パレスチナの経済支援
日本としても、パレスチナ、イスラエル両方とも友好関係を維持している国として無関心ではいられません。アメリカの努力もさらに続けていくと思いますが、我々としても注目しながら、中東和平の一環としてこのイスラエル、パレスチナの問題についても常に注意深く関心を持ち、できるだけの和平に向けての努力が必要だと認識しております。
それからやはり四八年のパレスチナ分割の決議をしたときも、日本はそれに参加しているわけなんですが、その方向と私はこれは矛盾してくるというふうに思うんですけれども、政府は、これを中東の包括的な和平への一歩前進だというふうに位置づけて、そうしてきょうももうすでに外務大臣は、今回アメリカがこれをでき上がらせるために非常に多額の経済援助をエジプト及びイスラエル両方に約束してきている、総額で五十億ドルだと言われておりますけれども