2021-03-17 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
ここは我が国のイカ釣り漁業等の好漁場ということになっておりまして、イカ釣り漁業で漁獲するスルメイカ資源につきましては全国的に近年減少傾向ということで、昨年の漁獲量は約三・七万トンということで、非常に低い水準になってございます。
ここは我が国のイカ釣り漁業等の好漁場ということになっておりまして、イカ釣り漁業で漁獲するスルメイカ資源につきましては全国的に近年減少傾向ということで、昨年の漁獲量は約三・七万トンということで、非常に低い水準になってございます。
そしてまた、漁獲主体でありますスルメイカにつきましても、研究機関では水温環境の変化が一つの要因として挙げられておりますが、先ほど申し上げました、北朝鮮による大和堆漁場など日本のEEZ内における違法操業が、スルメイカ資源に大きな影響を与えるのではないかと危惧されております。報道などでも、北朝鮮の漁船が網を使ってイカを漁獲している映像が流れます。
スルメイカ資源が減少していると言われている中で、外国籍の漁船による違法操業や乱獲が、ただでさえ少ないスルメイカ資源の減少に拍車をかけているのではないかと現場漁業者は大変危惧しております。 スルメイカの資源についてどう把握されているのか、伺いたいと思います。
しかし、地元からは、スルメイカ資源が悪化している原因の一つとして、この大和堆で違法に操業する北朝鮮船籍による過剰な漁獲が考えられ、また、我が国漁船の安全を脅かす原因ともなっていると私は思っております。 例年、石川県のイカ釣り漁船は六月上旬から大和堆に出漁しております。
スルメイカ資源の調査と評価を実施しております国立研究開発法人水産研究・教育機構によれば、スルメイカの資源量は主として海洋環境の変化により近年減少傾向にあること、特に平成二十七年及び二十八年においては、産卵海域でスルメイカの発生に適した温度帯が減少したことにより資源量が減少し、その後も回復が見られていないことが主要因と見られております。
研究面につきましては、引き続き、スルメイカ資源のモニタリングに加えまして、資源変動や漁場形成の要因解明に取り組んでいきたいということであります。 それから、違法操業の影響ということもございました。
水産庁といたしましては、今後とも、この輸入割り当て制度の機動的、弾力的な運用、そして、機器整備等への融資や助成等によりまして加工業者の皆さんに対する経営支援、それと、今先生の方からお話ございましたように、外国漁船による違法操業に対する取り締まりの強化、こういうものを図っていくというふうに考えておりまして、また、スルメイカ資源の変動要因の調査について努めていきたい、このように考えているところでございます
それで、今先生の方からもお話ございましたが、最近のスルメイカ資源の減少、あるいはマイワシやマサバ資源の増加などは環境要因の影響が大きいと認識しておりまして、本年度からでございますが、環境の変化を効率的に観測するため、新しい機器ということで、いわゆる水中グライダーといったものを導入するなどしまして、海洋観測体制の充実を図っているところでございます。
スルメイカ資源の調査と評価を実施しております国立研究開発法人水産研究・教育機構によれば、スルメイカの資源量は近年減少傾向にあり、特に平成二十七年及び二十八年は産卵海域でスルメイカの発生に適した温度帯が減少したこと、これが主要因で、さらに、日本海の温度変化により回遊ルートが変化し、沿岸に漁場が形成されにくかったということが不漁に拍車を掛けたという分析でございます。
それから次は、イカ釣り漁業でございますが、イカ釣り漁業も、先生御指摘のように日本海のイカ資源が最近比較的低い水準にございまして、コストが高い、特に燃費が高いということで非常に困難な状況にあるわけでございます。そこで、沖合いかつり漁業協会、これは全国的な組織でございますが、五十七年から三カ年計画で減船をやりまして、ちょうど三年間で百五十隻ほど減船をいたしました。
○新盛委員 世界の海に一億一千万トンのイカ資源がある。それの一割ありましても一千百万トン。日本の国内需給が六十万トンから七十万トン。とらんかなとらんかな、やらんかなやらんかなでも、在庫はどんどん余ってくる、魚価はまさに低迷する。最近ニュージーランドから上がってきた船の応札も「落札は八%に終る」こう書いてある。まさに大変なことであります。働いている漁業者がいるのです。
片やイカ流し網漁業ということになりますと、省エネルギーの観点から見れば非常にいいではないかということを主張する方もいらっしゃるわけでございますが、私たちとしましては、いろいろ問題のあるイカ資源につきまして、抱卵イカなども無差別にとる、あるいは非常に能率的な漁法であるだけに、資源の観点から見ていかがなものであるかということでございますから、そういうことの操業の実態を厳しく監視しつつ、これについては今後
○今村政府委員 いろいろとイカ釣り漁業に関しましては問題がございますが、一つはやはりイカ資源の回復ということを考えなければいけないのではないかと思います。
五十年以降は皆無に近いと言っても過言ではありませんけれども、その原因をどのように分析し、調査し、将来のスルメイカ資源の見通しについてどのような見解をお持ちなのか、お聞かせ願います。
そんなことをやったなら、イカ資源なんというものは一網打尽、何もなくなるでしょう。そういうこともぴしゃっと規制ができない。業界と話がつかないとどうとかこうとかなんて言っていつも業界に振り回されておったら、こういうような革新的な漁業行政などというものはできますか、どうですか。ちょっとこれに対して御見解をお聞かせいただきたいと思います。
もっともこれは三十トン以上の船でございまして、沿岸の小型船については別でございますが、いわゆる沖合いにおりますイカ資源については、それである程度確保できるのではないかというふうに考えておる次第でございます。
これは、たとえば一つ例をとりますが、イカ資源でありますね。イカ資源などについては強く言われておるのは、昔は北海道道南地帯はイカ資源が豊富でありまして、沿岸漁民の方々はこのイカ資源に依存して生活をしておった。そのイカが全然いまはいなくなりました。まさに皆無と言ってもいい状態になってまいっております。
する件 農林水産業の振興に関する件 請願 一 農業の新生産調整計画撤回等に関する請 願(吉原米治君紹介)(第一六五号) 二 農業の基本政策確立に関する請願(椎名 悦三郎君紹介)(第一八二号) 三 農畜産物の輸入規制に関する請願(椎名 悦三郎君紹介)(第一八三号) 四 水産物の輸入規制に関する請願(椎名悦 三郎君紹介)(第一八四号) 五 スルメイカ資源
これにつきまして私ども、いろいろ資源的に現在も検討しているわけでございますが、事実関係から申し上げますと、従来依存していたイカ資源のうち主な対象でございました日本海を中心といたしますスルメイカの冬生まれ系統群というのがございます。
の制定等に関する陳情書 (第一八四号) 木材の需給計画及び価格安定に関する陳情書外 八件( 第一八五号) 林業の振興対策に関する陳情書外二件 (第一八六号) 奈良県に全国植樹祭誘置に関する陳情書 (第一八七号) 沿岸漁場の整備促進に関する陳情書 (第一八八号) 瀬戸内海沿岸漁業の振興に関する陳情書 (第一八九号) 漁港整備計画の達成等に関する陳情書 (第一九〇号) イカ資源保護
―――――――――――――一月十九日 農業の新生産調整計画撤回等に関する請願(吉 原米治君紹介)(第一六五号) 農業の基本政策確立に関する請願(椎名悦三郎 君紹介)(第一八二号) 農畜産物の輸入規制に関する請願(椎名悦三郎 君紹介)(第一八三号) 水産物の輸入規制に関する請願(椎名悦三郎君 紹介)(第一八四号) スルメイカ資源の回復に関する請願(椎名悦三 郎君紹介)(第一八五号)
○川村清一君 これも私の意見だけ申し上げまして、その取りきめにあたりましては、十分参考にしていただきたいと思って申し上げるわけですが、これもサンマと同じように、イカ資源も沿岸漁民の一番依存しておる私は資源だろうと思うわけであります。したがって、わが北海道に例をとって恐縮でございますけれども、かつてはイカといえば渡島半島からシシャモナイのほうにかけて、日本海のほうに多かったのですね。
もしも、これをこのまま放置するとするならば、数年このイカ漁業が続くとするならば、イカ資源の枯渇が心配をされております。しかるに、イカの生態研究等は、水産庁においてはいまだ明らかにされず、このために、イカ資源対策が十分立っていないわけであります。これらの例を見ましても、沿岸、沖合い漁業資源の研究と保護、開発が非常におくれておるんではないでしょうか。
○政府委員(太田康二君) 順序が逆になりますが、まずイカ資源の問題でございます。イカの需要がたいへん旺盛であるということで、イカの漁獲が非常に活発化しておることは御指摘のとおりでございます。
それではまず、日本海でいまちょうど最盛期であるイカ資源の問題。午前中長官の答弁がありましたように、イカ釣りの船が全国では三万二千隻ぐらいあるだろう、こういうお話でしたが、いま石川の沖とか、福井の沖にこのイカ漁船が全国的に非常に隻中をしておる。これは許可制でないために、自由だから兼業というような形でどんどんイカ漁船がふえておるわけですね。
○辻一彦君 イカ資源について十分検討をする必要ありということですが、一年生というようなことで見込みがないということか、あるいはもう少しイカの資源というものを何か確保するような、維持するような、あるいは開発するような具体的な方策があるのかどうか、その点どうなんですか。