2009-03-25 第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
具体的には、挿入された遺伝子によって生産されるたんぱく質の毒性やアレルギー誘発性等の有害性、また、挿入された遺伝子により新たな有害物質の産生等の意図しない想定外の悪影響がないか、さらに、従来の食品と比較して含有される成分が大きく変化していることがないかといったことにつきまして、詳しく調査審議を行っております。
具体的には、挿入された遺伝子によって生産されるたんぱく質の毒性やアレルギー誘発性等の有害性、また、挿入された遺伝子により新たな有害物質の産生等の意図しない想定外の悪影響がないか、さらに、従来の食品と比較して含有される成分が大きく変化していることがないかといったことにつきまして、詳しく調査審議を行っております。
安全性の審査につきましては、食品安全委員会において食品安全委員会が定める安全性評価基準に基づいて行われているところであり、個々の遺伝子組換え食品について、新たに付加されることとなるたんぱく質等の毒性、アレルギー誘発性の有無等につき、最新の科学的知見に基づく評価がなされているところでございます。
いろいろ審査をしていく過程で、御指摘のアレルギー誘発性というものについてのみ資料が必ずしも十分でない、ですから、追加資料を求めようということになっております。つまり、現在も審査継続中の案件でございます。 したがいまして、公表する資料いかんによりましては、いかにももう結論が出たのではないかという印象を与えることもあり得るわけでございますので、慎重に対応したというのが第一点でございます。
具体的に申し上げますと、挿入いたしました遺伝子によってつくられるたんぱく質の有害性の有無、あるいはアレルギー誘発性の有無、あるいは挿入した遺伝子が間接的に作用いたしまして、他の有害物質をつくる可能性の有無等々につきまして、詳細な項目を設けて審査をしているところでございます。
例えば長期摂取による慢性毒性の問題とか、抗生物質耐性マーカー遺伝子による耐性菌がふえるのではないかというような問題とか、あるいはアレルギー誘発性の問題だとか、あるいはさっきのパブリックアクセプタンスの問題とか、こういうような研究調査を広く進めていきたいというふうに考えているところでございます。
○福島政府委員 先生御案内のように、現在商品化されております遺伝子組み換え食品につきましては、厚生省に設置されております食品衛生調査会でもって、アレルギー誘発性も含めまして安全性評価が行われたもの、これが商品化されているわけでございます。
それから、新たに導入されたたんぱく質がアレルギー誘発性を持ち得るのではないか、過去にもそういうものがありましたし。それから、殺虫毒素が分解され、消化管の細胞中に取り込まれ、細胞を破壊し、胃炎や胃潰瘍を起こす人も出るのではないか。組み換え作物が安全かどうか立証されていない。DNAの組み換えによって退化していた毒性機能が目を覚まし、毒性を持つようになる可能性もある。
こういったことを総合的に判断いたしまして、アレルギー誘発性はないという結論を出しております。 そういったデータを各国に出しまして、その次のページに、現在、食品の安全性について各国で認可されているものをリストにしております。