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47件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1972-03-07 第68回国会 参議院 運輸委員会 第2号

そこで、少し話を進めますが、先ほど申し上げましたように、アルバニア案が決定をされる前とあとというのは、少なくとも潮流は非常に大きな変化を来たしている。ですから、昭和三十九年でしたか——三十九年ですね、こういうことがあるのです。おそらくよく御存じだと思う。当時まだLT協定のころですね、このときに、当時の交渉代表団に対して中国側日中友好協会廖承志会が四つの大きな提案をしております。

森中守義

1972-03-07 第68回国会 参議院 運輸委員会 第2号

昨年の秋の台湾追放中国招請、このアルバニア案決議が行なわれるまで、参議院あるいは衆議院で、中国との路線の開設が何回となく国会の場で論議されました。もちろんその段階までは、おおむね質問者政府側の答弁は平行して終わっている。ところが、その後、今回のニクソン北京入り後、さらに加えて一言で言うならば、国際潮流というものは非常に大きく流れを変えている。

森中守義

1972-02-04 第68回国会 衆議院 予算委員会 第1号

私はそのことを考えながら、アジアにおいては中国問題は、アルバニア案可決によってもうすでに中国代表者はきまりました。また、ベトナムにおける南北ベトナムの問題も、これも一応の曙光が見られつつあります。ただいま心配なのは韓国の問題であります。しかしこれも、三十八度線を境にして両国の赤十字社間である程度の話がつこうとしておる。やはり平和への努力、それは各国とも努力しておる最中だと思っております。

佐藤榮作

1971-12-03 第67回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号

また、中国国連復帰問題に関して、アルバニア案国連可決された翌日の十月の二十六日に、(「当日だよ」と呼ぶ者あり)当日ですね。当日に、この国連を誹謗する、いなかの信用組合のこの発言があったわけであります。これは日本国際的信用を著しく傷つけたと私は感じております。

伊藤惣助丸

1971-12-03 第67回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号

アルバニア案では負けたけれども国連できまった以上はそれを尊重して、国連に対する中国加盟を尊重していくという、前向きのいま外務大臣からの発言があったわけであります。それに対して防衛庁長官の、雑談とはいえこういう発言があったということは閣内不統一ではないかと思う。その点について、総理は、あらためて日本外交のこれからのあるべき姿について簡潔に答弁願いたいと思います。

伊藤惣助丸

1971-11-22 第67回国会 衆議院 沖縄返還協定特別委員会 第8号

佐藤内閣総理大臣 いまのアルバニア案が成立した今日、台湾海峡の問題は変わったか変わらないか、こういうお尋ねだろうと思います。私は、まだ同じような状態が続いておる、かように思っております。  申すまでもなく、私どもは、日華平和条約、これをやはり台湾にいる蒋介石とやったのでございます。その条約はまだ今日もはっきり残っております。また、アメリカ自身が結んでおるのも米華防衛条約、これは残っております。

佐藤榮作

1971-11-16 第67回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号

○田中(六)政府委員 この問題は一言では言えないと思いますが、日本国連中心主義だということを主張しておりますし、国連アルバニア案がああいうふうになりまして中国が参加をするということがきまって、すでに代表者もニューヨークに行っておりますので、あと台湾処理の問題は中国台湾との関係で、これも政府がたびたび言っておるように、台湾中国で解決すべき問題で、日本としては、やはり国連でそうきまった以上その

田中六助

1971-11-15 第67回国会 衆議院 沖縄返還協定特別委員会 第5号

佐藤内閣総理大臣 この保利幹事長が出した手紙というのはいわゆるアルバニア案が成立する前でございます。したがって、これはたいへん時期的に大事な点であります。われわれがいわゆる日米共同提案いたしました国連中華人民共和国を迎え入れる、同時に安保常任理事国にする、こういう段階、同時にまた、台湾の問題をわれわれが擁護している、そのときに出されたものである。

佐藤榮作

1971-11-15 第67回国会 衆議院 沖縄返還協定特別委員会 第5号

これは、中華人民共和国を承認する多数の国が世界にある、そういう立場から、いわゆるアルバニア案が通過はいたしましたが、アルバニア案と、われわれの提案した案との相違は一体どこにあるのか。それはただ一点、台湾処遇の問題だけが違うのであります。アルバニア案では、台湾追放しろといっておる。われわれは簡単にその追放はできない。

佐藤榮作

1971-11-08 第67回国会 参議院 予算委員会 第6号

ある程度やはり自分たちの意欲的なものも入る、そういうところにただいまのような失敗があるのがと、かように一つ私は思っておりますから、今後そういうような間違いをしないようにいたしたいものだと思いますし、ただ、昨年とことしでは、よほど変わっておりまして、アルバニア案とわれわれの提案との相違は、ただ一点だけ、台湾処遇についての考え方だけの相違であります。

佐藤榮作

1971-11-04 第67回国会 参議院 予算委員会 第4号

国務大臣佐藤榮作君) 過日のアルバニア案可決されて、新しい事態がここに出てきた。今朝の新聞なぞは、国連に派遣される大使、同時に副首席等の名前まで出ている、こういう事態でございますから、われわれも、いままでのような中国大陸交渉を持たないような、そういう形は好ましくないこと、これはもう申し上げるまでもないことでございます。

佐藤榮作

1971-11-01 第67回国会 参議院 予算委員会 第2号

藤田進君 いや、それは、二国間条約に直接影響を、直ちに、アルバニア案可決されたから二国間条約が全部ゼロだと、そんなことを私は言っているわけじゃない。吉田書簡は、お聞きのように、すでに基礎が国連加盟ということが前提条件になっている。だから、それがくずれている。とすれば、日中正常化をはかる以上、真にその方針である以上は、日華条約というものの処理をしなければならぬ。

藤田進

1971-10-30 第67回国会 衆議院 予算委員会 第6号

大原委員 最後の一点ですが、佐藤総理、七月十五日のニクソンショック、第一のニクソンショックですが、それ以来、国連総会アルバニア案の絶対多数の議決、これは私は佐藤内閣佐藤総理日本の民族にとっても一つのチャンスであると思うのです。ここでどういう決断をするかというのが私は政治であると思うのです。そういうたてまえで私は議論している。あなたを攻撃するためにやっているのじゃない。

大原亨

1971-10-30 第67回国会 衆議院 予算委員会 第6号

これは、本予算委員会の審議中に、劇的な国連総会アルバニア案の三分の二多数の議決がございました。そこで、私は、この議論を聞きまして痛感をいたしましたが、この問題はすぐれて総理大臣政治的な決断にかかる問題であります。高辻法制局長官や、あるいは外務省のベースで、この問題をテクニックで過ごしていこうという問題ではないわけであります。

大原亨

1971-10-28 第67回国会 衆議院 予算委員会 第4号

私が共同提案国になりましたのをいまさら申し上げましても、もうすでにアルバニア案が採択された後でありますから、意味をなさないようにお考えかもわかりませんが、ただ、ものの経緯から申しまして、共同提案国になったその事柄は一体どういうことか、過去の歴史、それを考え、それを見返り、そうして将来を見通して、現時点でいかにあるべきか、かような考え方から、現時点でとるべき処置をきめたのであります。

佐藤榮作

1971-10-28 第67回国会 衆議院 予算委員会 第4号

佐藤内閣総理大臣 私も、ただいま言われるように、長い懸案であった中国問題に、アルバニア案可決されることによって終止符を打たれた、そうして国連中華人民共和国が迎えられる、このことを心から歓迎するものであります。ただ、私は、昨日も申しましたように、経過的な私ども考え方を重ねて申し上げておきたいと思います。  

佐藤榮作

1971-10-28 第67回国会 衆議院 予算委員会 第4号

佐藤内閣総理大臣 私は、今回は昨年のような国連状態ではないのだ、かように思いますから、アルバニア案に積極的な賛成こそいたしませんでしたが、御承知のように、中華人民共和国国連に迎え入れる、さらに安保常任理事国議席を勧告するとか、こういうことをいたしましたが、ただ、アルバニア案と違っておるのは、いままでの経過から見まして、国府を簡単に追放するというわけにはいかない、こういうのが私のほうの主張でございました

佐藤榮作

1971-10-28 第67回国会 参議院 本会議 第7号

いまや、国連においてアルバニア案が圧倒的多数をもって可決されたということは、これら対米追随中国敵視政策が、政府努力ではなくして、国際世論の中に全面的な崩壊を意味するものであります。また、それは佐藤内閣自身外交政策全面崩壊であり、その直接的実行担当者である福田外相責任は、断じて看過することはできないのであります。

藤原房雄

1971-10-28 第67回国会 参議院 本会議 第7号

理 由   「中華人民共和国国連議席安保理常任理事国議席回復蒋政権追放決議案」(いわゆるアルバニア案国連において採択されたことは、米国および日本が戦後二十年にわたって一貫してとつてきた「台湾政権が全中国を代表する唯一正統政府である」とする虚構が完全に崩れ去り、その中国政策が全面的に破産したことを物語っている。

西村関一

1971-10-27 第67回国会 参議院 本会議 第6号

○阿具根登君 私は、日本社会党を代表し、昨日の国連総会におけるアルバニア案決議に対する政府責任を追及し、緊急質問を行なうものでありますが、その前に、二十二年間の長い闘争により、七十六対三十五の大差をもって国連に復帰した中華人民共和国に対し、日本社会党を代表して、心よりお祝いを申し上げるものであります。

阿具根登

1971-10-27 第67回国会 衆議院 本会議 第7号

(拍手)  七〇年代に入り、「七〇年代の政治」ということばが流行いたしましたが、ニクソン訪中ドルショック、昨日の国連におけるアルバニア案の勝利は、まさに七〇年代の夜明けを象徴する外交古件であるということができます。これらの国際情勢変化は、第二次世界大戦後の世界地図を基本的に書きかえる事件であるというべきであります。

吉田泰造

1971-10-26 第67回国会 衆議院 本会議 第6号

ども提案した案とアルバニア案とどこが違うのか、かように申しますと、中華人民共和国国連に迎えることは同様であります。安保理常任理事国に勧告することも、これまた同様であります。ただ違うのは、国府追放するかしないか、その一点にあるのであります。私は、いままでの経過から、歴史的な経過考えた際に、台湾を簡単に追放すべきではない、かように思うからこそ、さきの国連に対しても提案をしたのであります。

佐藤榮作

1971-10-22 第67回国会 衆議院 外務委員会 第1号

しかし台湾が逆重要で残された場合には、中国台湾との同席を好まぬでしょうから、国連中国が入ってこないと私は思うのですけれども、そこのところは、いまの国連局長解釈ではアルバニア案全体にかかるのだということであれば、私は了解をいたします。しかし国府追放だけにかかるのだというと、問題がたくさんあるわけです。  

永田亮一

1971-10-22 第67回国会 衆議院 外務委員会 第1号

いま新聞なんかで見ますと、逆重要事項が通るか通らないか、非常な接戦になってきたという報道が伝わっておるのでありますが、この逆重要事項がかり可決された場合と否決された場合を考えてみて、ひとつ大臣のお考えをお聞きしたいと思うのでありますが、逆重要の問題がきょうの新聞にも出ておったと思うのですが、アルバニア案の全体にかかってくるものなのか、あるいは国府追放ということだけに逆重要というものが適用されるのか

永田亮一