2004-03-18 第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
そうしますと、クロイツフェルト・ヤコブ病、特に変異型のクロイツフェルト・ヤコブ病といいますのは、かなり特徴的な臨床症状をとって、最近は検査手段というものも発達をしてきておりますので、現時点ではアルツハイマー病等の痴呆とはかなり容易に鑑別ができるようになっているということでございました。
そうしますと、クロイツフェルト・ヤコブ病、特に変異型のクロイツフェルト・ヤコブ病といいますのは、かなり特徴的な臨床症状をとって、最近は検査手段というものも発達をしてきておりますので、現時点ではアルツハイマー病等の痴呆とはかなり容易に鑑別ができるようになっているということでございました。
また、痴呆症に関してはいろいろな研究が進められているということでありまして、痴呆の場合は、まあアルツハイマー病等はなかなか治すことがまだまだ難しい病気であると。もし痴呆症で治す可能性がある、あるいは予防する可能性があるとすれば、脳血管性の痴呆、そちらの方は脳卒中対策で大分減らすことができるのではないか。
また、谷たか子さんの症例につきましては、多くのクロイツフェルト・ヤコブ病の症例とは異なった経過をしていたという所見も複数あるというようなこともございまして、医学的評価としては、剖検がなされていない以上、アルツハイマー病等、他の疾患の可能性を完全には否定し切れないものというふうに考えているところでございます。
具体的に申し上げますと、例えばアルツハイマー病等の脳精神疾患の原因の解明によりますこれらの疾患の克服でございますとか、新しい原理によります脳型情報処理システム等の開発を通じまして、情報社会の発展、新技術、新産業の創出につなげたいと思っているところでございます。
○政府委員(落合俊雄君) 脳科学の研究でございますが、先生十分御承知のとおり、アルツハイマー病等の脳精神疾患の病態の解明ですとか治療、予防及び新たな原理によります情報処理システム等の新しい技術、新産業の創出というようなものにつながりまして、御指摘のとおり脳科学の研究というのは我が国として重点的に取り組むべき課題だというふうに認識をいたしております。
ヒトゲノム解析は、ヒトの全遺伝子の塩基配列を解明することを目的とした研究であり、がん、アルツハイマー病等の疾患の原因解明及び治療に資するものとして関係省庁等において研究を進めているところであります。同大学においては、不明の遺伝子疾患の原因遺伝子の単離を主なテーマとして研究を進めてきており、研究対象及び周辺領域の遺伝子の解析を行うことによりゲノム解析全体に貢献しているとのことであります。
それから、アルツハイマー病等の遺伝子の異常に起因する難病の根本的解明に資するためのヒトの全遺伝子の解析を、理化学研究所、放射線医学総合研究所等において実施しているところでございます。 当庁としましては、今後とも関係省庁と協力をいたしまして、このような共通的、基盤的分野における長寿科学の開発研究を一層充実してまいる所存でございます。
それから、アルツハイマー病等、遺伝子の異常に起因する難病の根本的解明に資するためのヒトの全遺伝子の解析、ヒトゲノムですが、これを理化学研究所でやっておるところでございます。 こういうふうに、共通的、基盤的分野の研究開発を推進しておりまして、今後とも関係省庁と協力いたしましてこの分野における研究開発の一層の推進を図ってまいりたいと思っております。
そこで、来年度、六十三年度概算要求の中で厚生省といたしまして新たにアルツハイマー病等の痴呆疾患に関する国際研究協力、特に日米協力でございますが、そのための経費を計上したところでございます。