1987-09-17 第109回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
今ペルシャ湾等で激しくタンカー攻撃等が行われており、識者に聞きますと、将来の石油の発掘等も資源有限という原則でなかなか容易でなくなった、したがってこの超多収穫米によってアルコール原料等を確保して、税金はかけないで、そして残ったかすは飼料の方に回すということになれば一つの方策として考えられるのじゃないのかということがよく議論の中で言われたことでありますけれども、それらについての検討なり見通しというものについてお
今ペルシャ湾等で激しくタンカー攻撃等が行われており、識者に聞きますと、将来の石油の発掘等も資源有限という原則でなかなか容易でなくなった、したがってこの超多収穫米によってアルコール原料等を確保して、税金はかけないで、そして残ったかすは飼料の方に回すということになれば一つの方策として考えられるのじゃないのかということがよく議論の中で言われたことでありますけれども、それらについての検討なり見通しというものについてお
しぼりかすは非常にたん白質の高い、また多くの酵素を含んだすぐれたえさであるばかりでなくて、発酵時に発生する炭酸ガスは、農産加工あるいは施設園芸等にも利用でき、水田の機能なりあるいは米づくりの技術がそのまま存置されるという意味におきましても、潜在的自給力の維持強化にもつながるわけでありますし、大変将来性のあるものだと考えるわけでありますが、農林水産省としては米をアルコール原料等として多目的に活用することをこの
アルコール原料等もそのとおりでありますが、その上なおかつ、現に飼料にほしいという面が出てまいりまして、これがはたして可能であるかどうかというようなことについて、ただいま検討してもらっております。
ただ、不幸にしてフジ製糖そのものが閉鎖をし、また、その後地元のあらゆる方の御努力にもかかわらず、フジ製糖の設備を活用するということもできなくなったということから、ビートを砂糖原料として使用することができないという事態に立ちまして、できるだけこの資源を活用しようという見地でいろいろ研究いたしました結果、一部についてはアルコール原料等に活用いたしますが、あとはやむを得ず飼料等に充当せざるを得ないという不幸
それからまたできましたてん菜を輸送手段によって北海道に輸送をして砂糖にするということは、本年の北海道のてん菜の生産量その他から見て、必ずしも北海道のほうで引き受け手がないというようなことから、やむを得ず先般県当局と協議の結果、本年のてん菜につきましては、国は最低生産者価格相当額についての金額をてん菜の生産量もしくは作付面積に応じて支出をする、なおできましたてん菜は農家並びに農協等の努力によって飼料あるいはアルコール原料等
研究所に送付いたしておりまして、そのうちちょっと昨朝がおそうございますが、二月末ごろまでに検定が済みまして、無菌であるという通知を受けましたのは三千五百八十五トンでございまするので、ただいまこの三千五百八十五トンといったような数字につきましての処分を実はやっておるのでございまして、おくれて申しわけないのでございますが、そういう実情でございます、それからまた、もう一度用途のことでございますが、アルコール原料等
しかし特に病変のはなはだしいものはおそらくアルコール原料等に回す以外にはなかろうと思うのであります。そのことは直ちに国内のその他のアルコール原料とも競合関係を来たしまするので、払い下げの問題はそれらとにらみ合せて勘案しなければなるまいと考えておるのであります。
どの程度の需要が見込まれるかと申しますと、これは一般の工業用原料でありますと大量に捌けますけれども、一つは価格が安いという点と、もう一つは他のアルコール原料等を総合いたしまして、そこにやはりまたむずかしい問題が生じてきます。そういうこともありますので、一般の工業用アルコールというものに大量を期待するわけには参りません。
その後なお調査が進みますとともに、下の方の処分も加えまして、アルコール原料等に約八千トンほど処分いたしております。現在は——二月一日現在でございますが——十一万七千トンの在庫になっております。 なお申し忘れましたが、昨年の九月に至るまでに約一万九千トンほど処分をいたしております。
たとえば、これをときどきアルコール原料等に払い下げをいたします。この場合に、かつての例から申しますと、それがアルコールにならずに、横流れをしたという例はこれは聞いております。しかし、最近はかようなものはいろいろ監督を厳重にいたしております関係で、全然ないものと確信いたしておる次第であります。
○原田政府委員 ただいま御指摘にあずかりましたマイロの輸入の問題でございますが、私どもの立場といたしましては、従来もある程度マイロがえさ用として入っておりまして、これがアルコール原料等の他用途に回るという傾向はあまり見受けられませんでしたので、こういう行き方でいけるものというふうに考えておったのでございますが、ただいま御指摘のように、本年度に入りまして相当数量が輸入され、しかもえさ用以外に回っておるという
○原田政府委員 私どもの承知しておりまする点では、御指摘の現在醸造アルコール原料等に回っておりまするマイロは、えさ用として入ったものが回っておるということではございませんで、えさ用はえさ用として自動承認制によって輸入が行われ、他の用途といたしましてマイロが別途に輸入されておる。こういう状態に私ども承知をいたしておるわけでございます。
なおこれらの米につきましては、先ほど申し上げました基準に従いまして、それぞれ農林省にその結果を報告し、農林省の方におきましてこれらをみそ原料、菓子原料、あるいはアルコール原料等に仕訳をいたすわけでございますが、ただ量が非常に多いために、いまだ仕訳に至らず存在しておるわけでございます。
そこで食糧としてのかんしよの買上げというものが非常に少くなつて参り、あとはアルコール原料等の工業用に使われるものしか確保されない限りにおいては、これらかんしよ以外にほかの作物がつくれないという地帶の農民は、実に深刻なる打撃を受けるわけなんです。