1981-03-19 第94回国会 参議院 大蔵委員会 第5号
しかしいま市場で醸造用のアルコールをアルコール会社から買うとすれば、三十万近い値段がいたします。そうすると、自分のところで持っていますと、粗留アルコールを精製した醸造用アルコールにするということは、それほどコストが高くならないわけなんです。ですから、そうするとこれはやっぱり業界としては、そういう点で洋酒業界が全体としてメーカーが並べるような努力をひとつこれからお願いいたしたい。
しかしいま市場で醸造用のアルコールをアルコール会社から買うとすれば、三十万近い値段がいたします。そうすると、自分のところで持っていますと、粗留アルコールを精製した醸造用アルコールにするということは、それほどコストが高くならないわけなんです。ですから、そうするとこれはやっぱり業界としては、そういう点で洋酒業界が全体としてメーカーが並べるような努力をひとつこれからお願いいたしたい。
そして、国内の農産品の使用ということで、ある程度各民営のアルコール会社に割りつけをされているということも事実でございまして、そういう面から見て、ぜひ同じ条件にそろえていただくように努力をお願いしたいと思います。その辺についてそれぞれの回答をいただきたいと思います。
たとえばイモならイモをアルコール会社が買ってくれるとか、こういうのは確かに販売上はメリットがあるし、それから、あるいは養蚕なら養蚕で、繭は製糸家がしっかりしておるということによって――私どもも実は昔役人をやっておったときに、養蚕家がずいぶん泣かされたことがあるのです。
○東隆君 今、結晶ブドウ糖でもってはけ口をお考えのようでありますが、私もそれは一つの方法だろうと、こう考えておりますが、実は相当な量を政府が背負い込んでおるために農産物の価格安定法によって政府が支持価格をいたしましても、その支持価格を割ったり、あるいは原料であるカンショ、バレイショの値段が非常に安く、出来秋に買いたたかれ、そして、たとえばアルコール会社のごときは、あるいは酒をこしらえる会社のごときは
現に肥料会社とか、アルコール会社とか、農機具会社等にも余裕金の運用の方法としていたしております。その一方法として、もちろんこれはどの会社にも貸すというわけではございませんで、農林水産業に関係のある会社、これに貸付することができる、こういうふうになっております。
今度見ますと、しょうゆ、みそということになっていますが、しょうゆ、みそというものは、この前そういうようなことで払い下げしたときも、アルコール会社でもそうですが、その大半が食糧に流されている。
トンネル会社があって、そこからあるアルコール会社にいく、そのアルコール会社がそれを食糧に流した。これが刑事問題となっておる。どれだけの害があったかということはわかりませんが、刑事問題となって目下係争中のはずです。
しかしまあそれは今日法律上どうなりますか、私ども確たる見通しはないのでありますから何とも申し上げられませんが、少くとも今後アルコール会社の原料として売られるものに一体AAの為替割当があるということはおかしいのでありますから、どうしてもこれは取り消すなり、将来はやめるなり何なり御善処を願わなければならぬ、こう実は思うのであります。
このアルコール会社並びに酒精会社とは弁済の完了する時期がそれぞれ異なっております。片方は三十二年、片方は三十七年、そうすると三十二年に弁済の終った方と三十七年にならなければ弁済の終らない方と二段になっておりますというと、三十二年にきたときには非常に取扱いに困ることが起きはしないか、この点はお認めにならぬですか。
○栗山良夫君 そうしますと、今までの局長の御答弁というものは、三十二年度の弁済の完了する時期までにアルコール会社、二会社の再編成ということについて検討を加えなければならぬ。加える方法としては今私があなたと質疑応答いたしましたように、根本的な組織、性格の検討ということを考えなければならない、こういう工合に理解いたしてよろしいのかどうか。
○海野三朗君 私がお伺いいたしたいのは、との二つのアルコール会社というものはひもつきになっておったわけで、このひもつきはどういうわけでひもつきにしておられたのでありますか。
それで、前回に政府が和解による債権回収のために販売会社に対して手数料を余分に与えたようなことはないかという趣旨の御質問があったかと思いますが、この点は、この前もちょっと申し上げましたように、アルコール会社の販売手数料は一キロリッター当り七千四百四十一円という額を据え置いておるわけでございまして、ただいま申し上げましたような利払いの負担等の軽減によって余裕ができてきたというように御了解を願えるのではないかと
けておるということになると、その跡始末を国民大衆の負担においてこれの尻を拭う、こういうことであって、政府はそれは債権者として貸した金を取れて安心かもしれないけれども、そういう見地から言うと、むしろ債権を取り立てる期間はもっと長くても、その費用、値段は、さっき聞くと何だか取れるだけ取れるというようなお話がありましたが、それを別にいい悪いと、そのことを私は批評する考えもなし、何にもないんだが、とにかく二つのアルコール会社
○栗山良夫君 さっきのアルコール会社のことをちょっと二、三点伺っておきます。そのアルコール会社は例の問題が起きてから、首脳部の入れかえがあって、人がかわっていると。どういう工合にかわったのですか。
しかるにそれが菌かあつた、それがためにアルコール会社へやるとか、最初の輸入の目的以外に販売する、こういう結果は一体どういうわけなんでしようか、それをひとつ伺いたい。
同時に、その価格は一袋幾らで買つたのであるか、またその一袋の買つた価格に対して、これをアルコール会社あるいは日本糧穀等に払い下げる場合において、この買値と売値、すなわち麻袋に対するところの代価を幾らにしてやつたのか、この点についてまずお伺いをいたしたい。
例えば今アルコール会社が同社あるか、ありますね。そういうところで、丁度私は牛乳なんかと同じ形が出て来ると思う。独占になつて来て、今の甘藷の買上げでは、大体政府が一定の価格をきめますと、民間でも右へならえで、政府のあれがなくなると、その独占会社がその価格をきめますと相当高くなると思うのであります。殊に農村が遠隔の地に耕している甘藷なんか、供給過剰になつて非常に困つていると思うのです。
又昨年は無検査のもの八貫を千百円で買上げたところのこれでアルコールを造つてでも、アルコール会社は本年の一月から六月までの月産報告書によるというと二割五分の配当をしておるのでありますから、アルコール製造のほうから言えば本年も千百円ぐらいで買うても収支はバランスがとれると、こう考えておりますけれども、若しこれを現在のように六百五十円乃至六百円というようなことになつて、一方においてアルコールの値段を引下げるというようなことになるといたしましたならば
○三輪貞治君 それから先ほどちよつと資料の請求をいたしました国内食糧買入費のうちの「でんぷん」に関して、この予算が通過していよいよ実行されれば四百二十万貫について政府買入が行われるわけですが、併し現実にはすでに「いも」を収穫しており、又アルコール会社その他でもう買付けておるわけなんです。
それは現在食糧の需給度の緩和、あるいはまた保有されておる食糧の変質等によつて、とうもろこしの拂下げが行われておるのでありますが、その拂下げにあたつていろいろと御希望があつて、あるいはアルコール会社とか、あるいはのりの原料とか、いろいろの方面に拂下げになつておりますが、とうもろこしは家畜のえさであるから、これを畜産の方に重点的に拂下げをしていただきたいというのが私の希望であります。