1964-03-13 第46回国会 参議院 本会議 第10号
二、その後、第一次会談が中断後、五三年一月、クラーク国連軍司令官のあっせんで李大統領の来日、同大統領と吉田首相との会談で復活したこと、またいわゆる久保田発言のため中断後、アリソン米大使の調停、ダレス国務長官の訪日、訪韓により、久保田発言の撤回となって再開したこと、及び本年一月二十九日、ラスク長官、朴大統領が共同声明を発しておりますが、その中で「両人は、韓日会談の交渉妥結は、韓日両国のみならず全世界の
二、その後、第一次会談が中断後、五三年一月、クラーク国連軍司令官のあっせんで李大統領の来日、同大統領と吉田首相との会談で復活したこと、またいわゆる久保田発言のため中断後、アリソン米大使の調停、ダレス国務長官の訪日、訪韓により、久保田発言の撤回となって再開したこと、及び本年一月二十九日、ラスク長官、朴大統領が共同声明を発しておりますが、その中で「両人は、韓日会談の交渉妥結は、韓日両国のみならず全世界の
○園田政府委員 先般御報告申し上げました通り、アリソン米大使が韓国に渡っておりますが、日本と韓国との間の国交調整をアリソン大使に政府が要請をいたした事実はございません。アリソン大使が韓国に渡りまして、諸種の任務の中に日本と韓国の国交調整に奔走しているという新聞記事は拝見をいたしておりますが、これに関する何らの正式な通牒あるいは情報等は受け取っておりません。
先般外務大臣に御質問申し上げましたときには、日韓交渉あるいは北鮮との交渉開始ということは、今のところなかなか困難なようなお話でございましたが、ここ数日来の新聞によると、アリソン米大使が日韓両国の融合をはかるために努力しておられるような記事が載っております。
アリソン米大使や司令官がときどき朝鮮に行っていることは、そう、こと珍しいことでもございませんし、これに対して特別な要請をした覚えはございません。