1958-03-29 第28回国会 衆議院 決算委員会 第21号
それの翌日アリストテレス号は一万トンの砂糖を積んで横浜に入港しております。従ってドミニカ出港は有効期間中であった。しかも失効は失効ですよ。期限が切れて、もうなくなっているわけです。なくなっているのになおこれが延期ができるというようなことはどうも観念上おかしい。そういう重大な契約に署名するのならば、まずもって有効かどうか、受け取れるかどうかをきちんと確認をしなくてはならぬ。
それの翌日アリストテレス号は一万トンの砂糖を積んで横浜に入港しております。従ってドミニカ出港は有効期間中であった。しかも失効は失効ですよ。期限が切れて、もうなくなっているわけです。なくなっているのになおこれが延期ができるというようなことはどうも観念上おかしい。そういう重大な契約に署名するのならば、まずもって有効かどうか、受け取れるかどうかをきちんと確認をしなくてはならぬ。
○淡谷委員 そうすると、この入りましたアリストテレス号の砂糖は、立川研究所が売ろうとする特許権とは別個に日本に砂糖を売りつけるために持ってこられたものと理解してよろしいのですか。
アリストテレス号に積載された、いわゆるドミニカから参った一万トンの砂糖の商社割当、これはどういう基準でやったんでしょうおわかりになっておりましたら……。
さらにまた、この契約が失効いたしました後で、アリストテレス号でドミニカから砂糖が陸揚げされ、この砂糖の正式ルートに乗る点について重大なるスキャンダルその他の疑問があったわけであります。従いまして、これを究明するために千葉精糖株式会社の参考人二名をここに呼びまして事情を聞いたわけであります。
○坂本委員長 次にお尋ねしますが、昭和三十年、十一月十八日に、ドミニカ国十月二十四日発航アリストテレス号がドミニカ糖を積みまして横浜に入港いたしておるのですが、それに対して昭和三十一年六月二十二日から、そのドミニカ糖が通関いたしておるのでありますが、その問題に対していつ、どういうふうなわけで関与せられるに至ったか、その経緯を簡単にお述べを願います。
その在職中に無為替輸入に関することですが、昭和三十年の十月砂糖約一万トンがドミニカ国からアリストテレス号で横浜港へ入港いたしておりますが、その無為替輸入の砂糖の処置について簡単にお伺いしたいと思います。
そこで、同年の十一月十八日にアリストテレス号がドミニカ糖を積んで横浜に入港しておるのですね。すでに失効後、あなたの方で立川の代表者としてこのドミニカ砂糖に関与していくというのは、そもそも少し筋が違っておるのではないか、こう思うのですが、それはどうなのですか。
○坂本委員長 千葉精糖株式会社の方がお二人お見えですが、お聞きしたいのは、ただいまの、昭和三十年十一月十八日に砂糖約一万トンがドミニカ国からアリストテレス号で横浜に入港しておりますが、その砂糖について何か交渉されましたかどうか。さらに当時、この砂糖について特別の割当を受けるような何かの方策を講じられたかどうか、この二つの点についてどなたからでもいいですから、お聞きしたいと思います。
○中島参考人 周さんは日本に着いたアリストテレス号に積みました砂糖の引き取り及び支払いの責任を有しているところの香港トレーディングの代表でありますから、それが荷物が着きましてから長い間放置されておって、買手としての責任を果してない。
○吉田(賢)委員 キューバ糖じゃなしにやはりドミニカ積み出しのアリストテレス号の積荷であった砂糖、こういうふうになっておりますが……。念のために聞いておくだけですが、わかりませんか。
ところが十月二十四日にドミニカ国からアリストテレス号で砂糖一万トンが積み出しされて、横浜へ十一月十八日に着いているわけですね。その積み出し、それから保税倉庫に格納せられた、こういう点があるのですが、その砂糖と立川研究所とは関係がないかどうか。また関係があるかどうか。