2015-04-02 第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
また、関連して、アラブ連合軍の創設がイエメンの問題で起こっています。中谷大臣にも、このアラブの連合軍という観点で日本がどのような取組が可能なのか、その点についても関連してお聞きしたいと思います。
また、関連して、アラブ連合軍の創設がイエメンの問題で起こっています。中谷大臣にも、このアラブの連合軍という観点で日本がどのような取組が可能なのか、その点についても関連してお聞きしたいと思います。
○国務大臣(海部俊樹君) アラブのことはアラブでということもよく熟語のように使われる言葉でございますけれども、確かにアラブにはそういったいろいろな宗教的な団結の問題とか地域的な問題とかあることを私は物の本でいろいろ読ませていただいておりましたが、しかし今度のイラクのクウェート侵攻の問題だけはそのアラブの中にもいろいろ意見があって、アラブ連合軍もこれ以上戦火が拡大しちゃいかぬというのでサウジアラビアに
最初に率直に申し上げましたように、たしか委員もお触れになりましたから私も申しますが、お尋ねいただいたころは、まだ、クウェートの侵略が終わり、そして併合を発表されて、ただアメリカがいち早くサウジに抑止力を展開して、そしてアラブの首脳会議が崩れてアラブ連合軍もそこに入り、戦線が不安定な中で膠着状態が起こった後でございました。
ただし、これはアメリカの野戦病院でございますから、基本的はアメリカの人を診る病院でございまして、もし戦争になれば、アメリカ人の兵士を治療するということが当然第一義的に優先をするわけでございますから、ほかに例えばアラブ連合軍、例えばエジプトの方なんかも今度は多国籍軍として参加をしておられるわけでございます。
けれども、それができなかったから、その約束を破って武力の侵攻が始まったので、これはいけない、イラクは許すべきでないというので、アラブ内の意見も大きく分かれて、アラブ連合軍ができて、それが多国籍軍になって、これ以上侵入してはいけないよといってアメリカ軍とともにサウジに展開したわけでありますから、そういったようなことを考えると、アラブのことはアラブでと言ったって、片づく能力が今のところなくなったから国際社会
れになったことを私は記憶しておりますけれども、アラブのことはアラブでとおっしゃって、アラブの首脳会談なんかが前進をしていって、アラブの中だけのお話し合いが詰まっていっておるということがだれの目から見てもわかるような状況ならば、要するにあの侵攻当時の事態ならば、それもある意味では説得力があったと私も率直に思うんですけれども、その後アラブ自体が分裂をしてアラブ首脳会談もできなくなって、アラブの中にアラブ連合軍
アラブ首脳会議をやろうとし、呼びかけても、アラブの内部の意見が分かれ、アラブの内部にもこのことは許されないことだといってアラブ連合軍ができたり、いろいろ今抑止のために展開されて、これ以上イラクが平和の破壊を続けてはいけないという声はアラブの中にもあり、連合軍が展開されていますから、アラブの中の問題だという矮小化されたものでもありませんし、これだけ国連が決議をし、国際社会がこれだけ深刻に憂いを持ち、世界
具体的なケースといたしましては、たとえばスエズ動乱に関係いたしまして、スエズ運河会社がアラブ連合軍によって接収された結果、英仏等が非常に問題を提起いたしまして、その補償問題につきまして世銀の総裁のあっせんによって解決した事例がございます。
また、現地の情勢は、アラブ連合政府がまず国連緊急軍の司令官に対して現地で撤退することを要求した、そしてもう国連緊急軍が撤退するそこにアラブ連合軍の兵隊が出てきたという現地の事情もございまして、非常に緊急性があったということでウ・タント事務総長はそういう判断をしたのではないかと思うのでございまして、これはやむを得なかったではないかというふうに考えております。
ぼくら聞いていてもよくわからないのだが、いまの国連軍の撤退になるまでの手続、たとえばアラブ連合軍のほうから要求してどういうふうに、その順序をひとつ説明してもらわないと、御両所はよくわかっているかもしらぬけれども、ぼくら聞いているものはわからないから、その順序をひとつ説明してもらったらどうでしょうかな。