1960-03-25 第34回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第2号
そうなってきますというと、米英資本は、このアラビア会社をつぶそうとします。弱いものがやってきて、ちょっかいかけた、なまいきだというので非常な圧力がかかってくるということはわかっている。それに対して政府は今生まれた子供みたいなアラビア石油会社というものを見捨てるつもりか。
そうなってきますというと、米英資本は、このアラビア会社をつぶそうとします。弱いものがやってきて、ちょっかいかけた、なまいきだというので非常な圧力がかかってくるということはわかっている。それに対して政府は今生まれた子供みたいなアラビア石油会社というものを見捨てるつもりか。
○堂森委員 そうしますと、重ねて質問申し上げますが、私の聞いておるところでは、アラビア会社としては事業の進捗上百四十億の金がどうしても三十五年度中には、要る。そうしまして、そのうちの七十億は輸出入銀行から融資をさせるように、政府から何かそうした交渉といいますか、圧力といいますか、そういう工作しが講じられておる。そうしてすでに方針が決定しておる。
ただ、日本のアラビア会社に残されている道は、その取ったものと協力をして、すでにサウジアラビアとの間に日本が取っておるのですから、そこでやろうという活路しかないという情報が、一番信用の置ける情報ではないかと私は思うのですけれども、今、大臣の言ったことは、信用していいのですか、実際に。よろしゅうございますか。