1995-10-20 第134回国会 衆議院 外務委員会 第1号
○折田政府委員 地位協定には地位協定についての合意された議事録というのが附属しておりますが、これは日本国全権委員、アメリカ合衆国全権委員が地位協定の交渉において地位協定の運用解釈に関し到達した了解を記録したものでありまして、国際約束であるというふうに認識しております。
○折田政府委員 地位協定には地位協定についての合意された議事録というのが附属しておりますが、これは日本国全権委員、アメリカ合衆国全権委員が地位協定の交渉において地位協定の運用解釈に関し到達した了解を記録したものでありまして、国際約束であるというふうに認識しております。
それから、アメリカ合衆国全権委員の方にも「島民の福祉を確保するため全力を尽くす意図を有する。」という、こういうことがあるのです。この福祉の内容ですね。おそらく、これはそれぞれ同じことではないかと思うのです。岸・アイク声明以来、こういうことがずっと条文に出てきたのではないかと思います。前文なり、二条の方の「福祉の条件上というのは、これは違うのだろうと思う。この「福祉の条件」というものは一体何か。
それは講和会議の際に吉田全権が、沖繩の主権を日本に残されるというアメリカ合衆国全権及び英国全権の発言を、私は国民の名において多大の喜びを持って了承するものであります。こう吉田全権が言っておられますから、もちろん潜在主権といいましょうか、これは日本にあるはずでありますが、現在は三権ともアメリカの手に入っておる。