1972-05-10 第68回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
世をあげてアポロ時代ですから目まぐるしく世の中が変わってまいります。そうすると、あたかもそれに符節を合わすごとく、新製品が次から次へと出てまいります。ときには庶民生活に害をなすようなものもまかりこし、たまたまりっぱなものだと思えば庶民の手に届かないはるか高いところにある、いわゆるコスト高かもしれませんけれども、届かないようなものということになるわけです。
世をあげてアポロ時代ですから目まぐるしく世の中が変わってまいります。そうすると、あたかもそれに符節を合わすごとく、新製品が次から次へと出てまいります。ときには庶民生活に害をなすようなものもまかりこし、たまたまりっぱなものだと思えば庶民の手に届かないはるか高いところにある、いわゆるコスト高かもしれませんけれども、届かないようなものということになるわけです。
それからまたアポロ時代ですから、距離感というのも薄れてまいりました。私どもの人間生活の中にも盛衰起状というものがあるように、自然にも春夏秋冬があるわけですね。したがって、この季節の移り変わりというものをすなおに受けることによって、私どもは自立への心というものが養われ、あるいはまた何と申しましょうか、体力というものがたくわえられていくような気がするのです。
それからもう一つ、このアポロ時代ですから、あまり人間の知能が進んでまいりますと、みずからの生存を脅かすようなことにもなりかねませんけれども、やっぱり発明とか開発というものをNHKの番組にして、進んで世に紹介してやるべきではないかと私は思うのです。だからその二つについて、これは時間の関係から私は簡単にいま申し上げたのですが、この二つの点についてひとつお答えをいただければと思って質問いたします。
アポロ時代で変転きわまりないこの世相の中で、全然変わらない労務管理、体質、たとえばこれはすべてではございませんが、その一例として各郵政局に全部官房という何ですか、これは室ですか、職制上どういう資格があるか私は知りませんが、いま他の官庁のいずれをたずねましても官房と名のつくところはいわゆる本省、これに準ずる以外はほとんどないはずであります。
こんなに変転きわまりないアポロ時代などというのに、そういう過去の残骸というか、幻影にしがみついて、権力をもって事業を推し進めようとしたって、これはできやしません。私は、それこそ新時代に対応する衣がえも必要ではないか。そんな気がするのです。何も東京郵政局の中に官房があるからということじゃないでしょうが、東京郵政局長を、大臣、何と呼んでますか。長官と呼んでるんですよ。
そうなると、今日のようにアポロ時代における電波行政、また、電波の持つ分野の広さから推しはかりますと、そういう画一的な定員削減で事足りるとするならば、いま時代の龍児であります電波行政というものの完全な遂行ということはどうも至難に近いような気がするわけでありますが、この点、あなたは所管の長としてどう考えておられますか。
それからアポロ時代に関連しての問題もございます。そういうような点などもいま頭に浮かんでおりますけれども、これからじっくり勉強いたしまして、それこそ内容においてもいい線いきたいというふうに考えております。
したがって、そういう問題につきまして今後とも十分、何といったって労働力を無視することはできませんから、いかにロボット時代といわれながら、アポロ時代といわれながら、郵便事業はいかに郵便の区分をやろうとしても、これは一〇〇%はできませんし、配達しようと思うと最後は人手を借りる。
もうアポロ時代に入ったのでありますし、科学の時代でありますので、気象庁の役割りはずっと大きくなると思うのですが、気象庁といたしましては、予備費使用にかんがみまして、気象異変、災害の事前予知、防止といったようなことにつきまして、観測だとか研究だとか調査だとか、あるいはデータの集積だとかいったようなことを、かなり組織的に合理的にこれを進めていくという体制を用意せられなければならぬのじゃないかというふうに
しかし、いまお話しの運輸委員会に出ましてお尋ねの際に、八月にきめるのかというお話だったのでございますから、はてな、八月というと、準備がそろって、そこでどんぴしゃりきまるということでなしに、閣僚協議会でもって、これだけの世紀の——アポロ時代に世紀というのもおかしいかも存じませんけれども、とにかくわが国としては世紀の大事業になるわけでございますから、やはり相当慎重な検討を——単に、何と申しましょうか、申