2014-10-21 第187回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
いずれにしましても、我が国としては、他国の対アフリカ援助いかんにかかわらず、今後とも、質の高い成長や人間の安全保障を重視した日本らしい支援を行っていく所存であります。
いずれにしましても、我が国としては、他国の対アフリカ援助いかんにかかわらず、今後とも、質の高い成長や人間の安全保障を重視した日本らしい支援を行っていく所存であります。
それじゃ、もう一問、これは平野さんにもお聞きしなきゃいかぬのかなと思うんですが、先生は「日本の対アフリカ援助外交の変遷」の中で、日本の東アジア諸国への円借款を中心とした援助の成果に言及されつつ、対アフリカ諸国への支援についても、高橋さん、お述べになっているわけですが、それと関連してお聞きするんですけれども、東アジアへの日本の支援についての評価はともかくとして、これら東アジアの国々が大きく成長したのは
今、アフリカ援助、アフリカの開発の文脈では、中国の非常にアグレッシブなアフリカ進出が話題になっております。中国の経済進出、あるいは資源獲得のための、言ってみればかなり派手な進出がありますけれども、日本は、それと同じことをやる必要もないし、やろうと思ってもできないと思いますが、別のやり方でアフリカに進出していくことが必要ではないかと思います。
アフリカ援助というとJICAが前面に出てくるというのが従来でしたけれども、これからは、例えば交流基金なんかがもっとアフリカに出ていって、日本とアフリカのオピニオンリーダーの人物交流、こういったことをやるべきじゃないかと思います。 アフリカにも非常に優秀な人はたくさんいらっしゃいます。私ごとで恐縮ですが、私の大学院の指導教官はケニア人だったんです。
これらの調査を踏まえて、理事会における協議の結果、国際問題の三テーマにつきましては、政府とNGOの連携強化、災害支援における国際的取組の在り方、効果的なアフリカ援助のための方策などを始めとする諸点に関して三十八の提言を行うこととし、地球温暖化問題につきましては、明年の最終報告書に向けて更に議論を深める必要があるものとして、議論の内容を論点整理という形で示すことといたしております。
TICADⅣで表明した公約達成に向けて順調に増加していますが、アフリカ援助に対しては依然としてやはり非常に困難があると思います。金額を増やすだけではなくて、そのための我々の、外務省、JICAにおける体制の整備、それなどは引き続きやっていく必要があると思います。
○山下栄一君 今日いろいろお話を聞きながら、いろいろ感じることがたくさんあったんですけれども、今日はアフリカ援助ということなんですけれども、私は、国が、政府がアフリカにかかわるときは、ちょっと、ほかの地域と同じパターンでやっていいのかなという、そういうことをお話を聞きながら感じました。
まず、「日本の国際社会における役割とリーダーシップの発揮」のうち、アフリカをいかに助けるかに関して、アフリカ援助の在り方について参考人から御意見をお伺いし、政府から報告を聴取した後、質疑を行います。
昨年、南アフリカに私も行ってまいりましたけれども、TICADでもそうですが、アフリカ援助が我が国の大きなODAの柱とすれば、この食糧援助、直接米を出すような形の中での援助ということを私は真剣に考える時期がやってきたんではないだろうかと。
本日は、「日本の国際社会における役割とリーダーシップの発揮」のうち、アフリカをいかに助けるかに関し、アフリカ援助の現状と課題について参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。
広報アドボ カシーグループ プログラムオフ ィサー 船橋 周君 合同会社アース ティー代表 佐渡友雄基君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○国際問題及び地球温暖化問題に関する調査 (「日本の国際社会における役割とリーダーシ ップの発揮」のうち、アフリカをいかに助ける か(アフリカ援助
アフリカ援助に関して言えば、被援助国の多くと旧宗主国としての歴史的つながりを持つ英国と我が国の場合とでは全く事情が異なりますが、アフリカ開発会議、TICADを主催をする我が国として支援を充実していくためには、国際機関のみならず、英国等の対アフリカ援助に実績を有する国々との一層の協力、協調が必要になるものと考えます。
しかし、御案内のとおり、〇六の骨太方針、ここで五年間、毎年二%から四%ODA予算を削減をするということが今私たちの目の前にありまして、この条項がアフリカ援助を含めてODA予算の増額に大変なこれは足かせになっていることは間違いないというふうに思っております。
これはもう一つの伏線がございまして、先ほど二者択一とよく言われましたけれども、TICADをやってそれからG8をやっていますと、アフリカ援助増額ということを必ず我々も言います。そうすると、最後に外務省も含めて、でも、ないそでは振れない、お金は決まっている、アフリカに増やすということは、それはほかの国、ほかの地域が減るということですけれども皆様はそれでもいいんですかと必ず最後に聞かれます。
そこで、まず村田参考人には、アフリカにおける女性の地位向上に関する取組の現状と、また女性の地位向上のため我が国が対アフリカ援助政策において望む点がございましたら、お伺いをさせていただきたいと思います。 また、滝澤参考人には、難民キャンプ等での女性の安全確保の現状又は同様に女性の地位向上に向けた何か御要望などございましたら、お伺いをさせていただきたいと思います。
それから、アフリカの青年交流のフォローアップでありますが、我が国がアフリカ外交や対アフリカ援助を展開していく上で意義深いわけでありまして、こうした観点から、アフリカに帰国した青年研修員の連絡先を日本側で交流を行った家庭等に提供することにより交流の継続を促したり、あるいは帰国した青年を含むJICA研修員により構成される各国別同窓会活動の支援を行っているところであります。
それは、先ほど所見の中でも申し上げましたように、中国のアフリカ援助というのは非常にパターン化されているようでありまして、我々が得ました限られた情報に基づくとそのように思えたんですが、つまり大規模な建築案件を非常に安く入札で落として、したがって必ずしも援助だけじゃないんですね、そしてそのプロジェクトを完遂するために建設作業員も中国本土から連れてくると、しかも片道切符が多いというふうに聞きました。
第四班は、二月二日から十四日まで、カメルーン、エチオピア、南アフリカ並びにアフリカ援助の先進国である英国を訪問し、調査を行ってまいりました。 今年はアフリカ援助に関して特別な年であります。我が国は一九九三年にアフリカ開発会議、TICADを開始いたしましたが、そのTICADの第四回会議が来月、横浜で開催されます。
我々は一九九三年からこのアフリカ支援というのをしてきた、そのまさにアセットですよね、資産を生かしてこれからもアフリカ援助をやっていくと、こういうことでございます。
となると、このままの状態が続くと、アフリカ援助で我が国はリーダーシップを振るうだとか言っていますが、それすらもできない。更に言えば、外交上の発言力にまで影響を及ぼしてしまうんですが、予算面から見た我が国のODA予算の現状についての問題意識をお答えいただきたいと思います。
○内藤正光君 そこで、なぜアフリカ援助の強化なのかというのを国民に分かるように説明しなきゃいけない。アフリカは余りにも地理的に遠いし、関係もなかなか希薄だと、見えてこない。ですから、そういう状態ですと、やっぱり今の財政状況に押されてどんどんどんどん削減をされてしまう。ですから、改めて、なぜアフリカ援助を我が国は強化しなきゃいけないのか、その支援理念を語っていただけますか。
また、日本は来年の洞爺湖におけますG8、またその前にありますアフリカ援助を主といたしますTICADⅣ等々を通じて、国際社会の中におけるそれなりのリーダーシップというのをきちんと発揮していかねばならない立場にございます。
また、アフリカ援助の倍増というものもきちんと約束をしておりますので、こういったものは、今、基本方針の中でODAが四%から二%減らされていく中にあって、我々はいろんな形で、外務省全体の予算の中でこのODAの分については大きな影響が出ないように、我々としてはいろいろODAの分については配慮をし、補正予算等々を使わせていただいて、今後この分をなるべく少なくならないようにということで対応しておるというのが現状
○若林秀樹君 長期的にはODAは削減するというのが見えていることに対して、どういう中長期的な影響があるかという私の質問なんで、必ずしもお答えになってはおりませんけれど、外務大臣の趣旨としては、きっちりODAは確保していくんだという意思の表れの発言かと思いますが、その上で、国際公約のアフリカ援助倍増、五年間で百億ドル上積みというのは既に岡田委員の方から御質問がありましたので、外務大臣にはお伺いしませんけれど
そしてまた、ニーズは、こちらの立場よりもむしろ本質的な意味で相手の立場に立ってニーズを掘り起こしてくる、それがやっぱり筋であろうと、こういうふうに思っておるんですが、なかなか日本のアフリカ援助が効果を上げていないというのはその本質的なところでやっぱり欠陥があるんではないか、私はそういうふうに思えてならないんですが、まとめ的な質問でありますが、そういうふうに考えていいのか、ここを直すために当面どこをまず
あるいはインドを戦略的に見る、あるいはアフリカ援助でイニシアチブを取る、ASEANの国々の首脳とその信頼関係を得る。 こういう外交のウイングを広げるというミッションに実は安倍総理は哲学として挑戦をしているんじゃないかなと思うんですけれども、そこら辺の外交哲学について是非語っていただきたいと思います。
こういうことを言ったり、それからまたアフリカ援助を三年間で倍増とか、こういうことを言われる中でございますが、是非、NGOのその予算というものをアクションプラン的に、数値目標というか、全体の例えば一〇%まで、又は一五%まで、是非、何年ぐらいでやるというようなことをお考え、今この場でお答えもちろんいただけないとは思いますけれども、御検討をやっぱりされていく、いただきたいなと思うんですが、検討課題に、是非
ODAにつきましても、今総理が言われたとおりでありまして、先般のサミットにおきましても総理の方からODAについては百億ドル、事業量ベースで百億ドルの増加、特にアフリカ援助については三年間で倍増というような積極的な姿勢をします。