1949-12-03 第6回国会 衆議院 厚生委員会 第12号
それから医務局次長にお尋ねいたしますが、療養所の問題で、国立の結核療養所または結核の病棟などを私たちがつぶさに拜見いたしまして、非常に病床が足りない、これは常に予算の問題を中心にして委員会でもいろいろ言われておりますが、この不満足な形において予後の養生をしなければならない患者の中に、全国的なアフター・ケヤー・コロニーの問題が起りつつある。
それから医務局次長にお尋ねいたしますが、療養所の問題で、国立の結核療養所または結核の病棟などを私たちがつぶさに拜見いたしまして、非常に病床が足りない、これは常に予算の問題を中心にして委員会でもいろいろ言われておりますが、この不満足な形において予後の養生をしなければならない患者の中に、全国的なアフター・ケヤー・コロニーの問題が起りつつある。
従いまして、アフターケヤーの諸君に対しては、医務局として、また厚生省としても同時並行的に、積極的に、たとえばアフター・ケヤー・コロニーをつくつて総合的に授産、職業補導その他のめんどうをみてやるというような措置を講ずべきであるとも考えておるのでありますが、この点医務局長の御意見を伺いたいと思います。
その必要性につきましては、ひとり患者の方からの要望のみならず、治療に当つております病院当局からもその希望があり、また適当な施設については相当の経験も積んで来ておりますので、国立療養所といたしましては、でき得る限りアフター・ケヤー・コロニーのようなものの設立ということについて努力はいたして参つております。