2020-06-02 第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
その一つのやはり目的というのは、日本がアンダーコントロールな状態にあるということを国際的に示すことによって、コロナが終息した後に国際的なネットワークを再びこの国際往来の再開で招くときに、日本にとってより適切な環境をつくっていく上でのアッパーハンドといいますか、主導権が握れるようにしてもらいたいというのが一つの思いでございました。
その一つのやはり目的というのは、日本がアンダーコントロールな状態にあるということを国際的に示すことによって、コロナが終息した後に国際的なネットワークを再びこの国際往来の再開で招くときに、日本にとってより適切な環境をつくっていく上でのアッパーハンドといいますか、主導権が握れるようにしてもらいたいというのが一つの思いでございました。
ただ、日本の場合は、燃料をほぼすべて外国に依存しておりますので、外国との価格交渉で非常に強いアッパーハンドを持つということはここ当分不可能でございます。ということは、我々は分散するしかない。分散することによってできるだけ安い電源を確保していくしかないわけで、分散をするということは、燃種も分散しなきゃいけないし、それから調達国も分散しなければいけない。
エジプトにいたしましてもチュニジアにいたしましても、中東和平の問題に関しては、イスラエルと外交関係を持つ、あるいは徹底的に敵対するわけではないという関係にありながら、しかしながら、イスラエルに対して劣位、何というんでしょうか、アッパーハンドを握れないという非常にフラストレーションを持つ国なわけです。