2003-04-02 第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
○平沼国務大臣 ジャパン石油開発というのは、私も現地のアッパーザクム油田へ行きましたけれども、アブダビにおける恵まれた埋蔵量を有する我が国最大の石油自主開発プロジェクトです。このアッパーザクム油田なんというのは、メジャーが見向きもしなくて、非常に掘りにくいロケーションにあった。
○平沼国務大臣 ジャパン石油開発というのは、私も現地のアッパーザクム油田へ行きましたけれども、アブダビにおける恵まれた埋蔵量を有する我が国最大の石油自主開発プロジェクトです。このアッパーザクム油田なんというのは、メジャーが見向きもしなくて、非常に掘りにくいロケーションにあった。
既に本田先生から御指摘がございましたアッパーザクム油田というようなものは、これは繰り返しの答弁になりますけれども、メジャーが見向きもしなかったそういったところを、非常に技術を蓄積して、結果的にあと百年そこからは油が取れるというところまで探鉱技術を高めたと、こういう実績もございます。
それから、今までいろいろな技術を開発してまいりましたけれども、特にアッパーザクム油田等で日本が独自に開発をした石油の採掘技術、あるいは三次元の地震探査、そういったこともやはり国がこれからは自主的にやっていくためには、しっかりと国がその中枢に据えて、そして産油国としっかりとした関係を構築していく。そのために私どもは、この三つのことはしっかりとこの法律で担保させていただきました。
ちょっと長くなりますけれども、私は、びっくりしましたのは、石油というのは、井戸水と同じようにすぐとれやすいように層になっていると思いましたら、実は日本人の技術陣が悪戦苦闘したアッパーザクム油田なんというのは、東京二十三区と同じような岩盤がありまして、その岩の中にしみている。