1951-10-26 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第4号
安全保障條約の署名と同時に吉田首相とアチソン米国国務長官との間に、日本の国際連合に対する協力に関しまして、附属の公文の交換が行われました。この交換公文は、平和條約の第三章、安全の規定に掲げた原則を念のため明らかにすると共に、費用の点を明らかにしたものであります。安全保障條約と一括して愼重御審議の上速かに御承認あらんことを切に希望いたす次第であります。
安全保障條約の署名と同時に吉田首相とアチソン米国国務長官との間に、日本の国際連合に対する協力に関しまして、附属の公文の交換が行われました。この交換公文は、平和條約の第三章、安全の規定に掲げた原則を念のため明らかにすると共に、費用の点を明らかにしたものであります。安全保障條約と一括して愼重御審議の上速かに御承認あらんことを切に希望いたす次第であります。
去る二日ワシントン電報の伝うるところによりますれば、在米ソ連大使は、去る一日アチソン米国国務長官に対し、日本天皇を戰争犯罪人として国際法廷で裁判するということや要求したと伝えられておるのであります。