1997-03-03 第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
御承知のように、日本とアジアNIES、ASEAN諸国との貿易は基本的には垂直貿易なんですけれども、アジアNIES諸国、ASEAN諸国がどんどん発展、成長していけば、これから工業製品を中心とする輸出がふえてくれば日本との貿易関係は垂直よりも水平貿易の方向へ持っていきたい、そういうような強い期待をしています。 三番目は、5の(3)、すそ野産業の育成に協力してほしいと。
御承知のように、日本とアジアNIES、ASEAN諸国との貿易は基本的には垂直貿易なんですけれども、アジアNIES諸国、ASEAN諸国がどんどん発展、成長していけば、これから工業製品を中心とする輸出がふえてくれば日本との貿易関係は垂直よりも水平貿易の方向へ持っていきたい、そういうような強い期待をしています。 三番目は、5の(3)、すそ野産業の育成に協力してほしいと。
その不断の努力の成果は、最近、貿易面ではアジア域内が域内諸国にとって最大の市場となる一方、米国や日本に対する貿易依存度が低下してきておること、投資面では、アジアNIES諸国による投資が対中国、対ASEAN投資の最大の主役となっていることにあらわれております。
○景山俊太郎君 産地内企業が海外に展開しておりますのは、中華人民共和国に六四・二%、ASEANに一六・八%、アジアNIES諸国に一二・四%、こういう統計が出ております。 これを今言われたようなこういう新しい法律をつくって少しでも呼び戻そうとかまた出ないようにしようとかいろいろ行われるんですが、結局中国とかそういうところへ行くのは賃金が安いというところを求めて行くんじゃないかと思うんです。
日本は、今輸入の努力をいろいろしておって、数字の上では日本の輸入は多くなっておりますけれども、入ってくる先が直接アメリカというよりもASEAN、アジアNIES諸国からの物がふえておるという現実等もございますから、日本の貿易がどんどんふえても、それが直ちにそれだけの分日米の貿易インバランス是正に役立つものとは私は言い切れないと思います。
私は、我が国の貿易政策の基本は多角的な自由貿易体制の維持発展にあり、これを通じてこそ我が国の経済の底力もついてくるもの、国際的な相互依存関係も高まると思っておりますが、ただ、今日このような日米構造問題を起こしたのは、アメリカ一辺倒の外交、アメリカ一辺倒の貿易ではなかったかという御指摘がございましたが、最近の我が国の貿易相手国の中では、アジアNIES諸国というものが極めて大きなウエートを占めておることは
例えばアジアNIES諸国やASEAN諸国における急激な経済成長とか民主化の波がビルマ、中国、そしてソ連へと伝播しつつある。このような動きが先ほど申し上げました戦後の外交の枠組みを変えるような底流になっておると思うわけでございまして、これがさらに進んでいくことによって東西対立、さらには南北対立の枠を超えていける、そういう可能性が十分あると思っておるわけであります。